河嶋:チノさんのルールは、ぼくのルールとは違いますね。
チノ:……はい
河嶋:でも、素敵なルールだと思います。これはチノさんの冒険なんで。チノさんのルールを守りましょう♪
チノ:……はい!
いや、確かにルルブにも一人でプレイするためのルール乗ってましたけど。
まさか商業リプレイのためにそれを実行しようとは。
まぁ、さすがに本当に素人一人ぽんと投げ出してグダグダになっても困りますから、一応サポート役を近くにつけて、会議室に「閉じ込められたテイ」でのプレイになってはいるんですけど。
よくもまぁ、やったもんだなぁ、と。
この作品の感想はもうこれだけでいいんじゃないかと思うぐらい。
チノさんも付き合いいいよなぁ……
第一話「極楽泊地の不幸姉妹」、第二話「極楽第一艦隊、出撃」、第三話「空はあんなに青いのに」の三話収録。
まさか失敗が一回挟まるとは思いませんでしたが。
事故が起きるのもTRPGの醍醐味といえばそうなるわけで。
戦艦二人を抱えているのが、色々と泊地を圧迫していた感じはありますが。
ま、チノ提督のリプレイですから、本人が楽しんでるんですし、野暮なことは言わないようにしましょう。
不幸戦艦な山城と扶桑の姉妹。
態度は悪いものの、同じ泊地の二人を心配している満潮。
例えダイス目で「栄光なき極楽泊地」になろうとも……なんでこんな短時間でファンブル二発も出せるんだろう。
不幸姉妹の不幸が感染したんだろうか。
チノ提督なりの艦これが表現されていて、これはこれで。
TRPGの雰囲気を感じる分にはいいんじゃないでしょうか。やっぱり、多人数でやった方が面白いだろうだと個人的には思いますけど。