気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

薬屋のひとりごと

薬屋のひとりごと7

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「なにがなんでもうかってもらわねばなりません」

「そ、そういわれても」

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「なにがなんでも今度こそ受かっていただきます」

 

里樹妃の一件が解決し、市井に戻った猫猫。

そこに高順がやってきて、官女にならないか、という話をして。

以前興味がなかったためロクに学ばず、落ちた試験ですが……今回ばかりは、と方々に手を回し、逃げようがない状況を創り出すあたりやり手ですね。

 

そして状況が整ってしまえば猫猫はちゃんと出来るんですよねぇ。

興味があることとないことへの反応が極端なだけで、元々のスペックは決して悪くないのですから。

詰め込み教育で、主席を取ってしまう辺り、要領も良いというか。呑み込みが早い。

 

見事官女となり、医官の手伝い何かをする部署に回されていましたが……

どこぞの軍師がそれを嗅ぎつけて周囲をうろつき、他の官女たちから不審がられたり。

血縁を使ったコネ採用ではないか、と疑いを向けられたりしていました。

そんな状況でも気ままに仕事に打ち込める猫猫は、本当強かです。周囲に流されてここまで来ているのに、なんだかんだ生き残りそうな雰囲気がある。

……扉絵に、官女の集団の中にいる猫猫を軍師が見守っている絵がありましたが……そこでの猫猫の目がかなり死んでて、思わず笑ってしまった。

 

新たに妃として迎えられた他国の娘、愛凛。

彼女からもたらされた情報で、またも厄介な状況になっていることが明らかになりますが。

白い娘について、ここまで尾を引くのか、という感じですねぇ。

今回もまぁ、上手い着地点を見つけられていましたけれど……不穏な影はまだあるんだよなぁ。

続きが楽しみです。ちゃんと仕事していたけど、影が薄かった壬氏にももうちょっと頑張ってもらいたいところではありますが……どうなるやら。



薬屋のひとりごと6

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「私はあなたに幸せになってもらいたいと思った。ただ、それだけなのです。その願いすら、単なる官の一人には過ぎた望みでしょうか」

 

壬氏がついに行動を起こしましたが……猫猫にいいように振り回されますなぁ。

本当に彼女は猫みたいに気ままなので、壬氏からしても調子が狂うのではないでしょうか。

馬閃との会話が噛み合ってないことにも気づかずに誤解を招いてましたしね……笑った。

 

猫猫の周りでもチラホラ怪しい動きがありましたねぇ。

変人軍師の実家で当主の座を奪われた老人に絡まれるなどもありましたが。

羅の一族は変り者ばっかりだな、ホント……それに振り回されてるご老体は哀れ。まぁ、彼自身小物臭くて、羅漢に蹴落とされなくても別の奴に追われてたんじゃないかなと思えますがね……

 

里樹妃の周りもきな臭いというか、彼女もトコトン運が悪いというか巡り合わせが良くない。

あちこちから疑いを向けられ、大分心を痛めたのではないでしょうか。

思惑が重なり、妃でありながら幽閉されることに。命を狙われるのを危惧し、守るために隔離した結果なんですが……

 

よりにもよって、なんでそいつと接触してしまったかなぁ、という状況になって。

此ればっかりは彼女のせいではなく、管理が甘かった周囲のせいだと思いますが。

まぁ、その結果としてなんか綺麗にまとまりそうな感じになってたのは、良かったですが。猶予期間があるわけで、その間に何かトラブルが起きないことを祈ります。

 

薬屋のひとりごと5

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「いらっしゃいませ!」

猫猫の元気な声に、おののくのは壬氏だった。その後ろでは、なにがあったと言わんばかりにあんぐりと口を開けた高順がいた。

「おっ、おい、どうした?」

「小猫、今いるのは壬氏さまですが人違いではありませんか?」

 

前回の騒動から時は流れ。

猫猫は古巣に戻り、壬氏も皇弟として職務につくようになって。

まぁ、距離が出来ようと紡いだ縁までなくなるわけではなく。

むこうから話が持ってこられて、相談役としていい感じにこき使われているような。

 

厄介事の種を見つけて、訪問の際に律儀に報告している猫猫も猫猫ですがね。

しかし火のない所に煙は立たぬと言いますが。この国、燻ってる物多すぎじゃなかろうか。

長く続けばそれだけ歪みって言うのは出てくるものですし、他国のつながりを描くなら間諜だっているでしょうけど。

暗躍している勢力が多すぎて、いつか喉元に刃突き立てられそうで怖いなぁ。

 

蝗害が起きるかもしれない、という前振り。

仙術を使うと噂された白子の美女が属する一団についての話。

西方に赴くことになり、その道中で立ち寄った紙づくりの村では、所有権をめぐる争いが起きてましたし。

辿り着いた都では都で、なんか不穏な出来事が起きてますし。

そんな中でついに、壬氏が距離を詰めていましたが。猫猫が、自分の感情で反応するのではなく。妓楼育ちの反射で答えているあたり、ちょっと拙速なんじゃないかと心配にはなります。



薬屋のひとりごと4

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「意地だよ、私の」
「そんなもの、捨ててしまえばいい」
その答えに、子翠は悪戯っぽく笑みを浮かべる。
「ねぇ、猫猫。あなたは目の前に未知の毒があって、飲む機会が一度しかないと言われたら、どうする?」
「飲み干す」
即答した。それ以外にどんな道があるというのだ。


これまで起きていた事件が集約していく巻です。
小蘭が、後宮を出た後の就職先を探している話があったりもするんですが。
それすらもつながっているというんだから驚くほかないといいますか。
壬氏の正体に関しては既に明らかになっているようなものでしたけど、子翠については騙されてた。
何かあるとは思ってはいたんですけど、こう来るか、と。

玉葉妃の子供が逆子かもしれないと、羅門を招く流れとなり。
その中で猫猫は、これまでの事件の繋がりへ気が付いて……拉致される羽目になるんですが。
羅漢がさらに家族バカになっていたというか……愛妻自慢も結構ですけど、さらに変人に磨きがかかっていた感じですね。
まぁ、それでも仕事は出来るからこそ、壬氏を焚き付けたりできるわけですが。
羅門に頭が上がってないあたりのやり取りは中々楽しかった。

死から蘇った女官翠令と子翠の関係、毛毛がどこから来たのか。
色々と明かされていく流れは中々読み応えがありました。
子翠と猫猫の会話も、お互いの事を分かっていて、止められないことも分かってしまうやり取りはどうしようもなく悲しいものでしたが。
なので最後、彼女の足取りが描かれたのは良かったですね。
王弟という札だとかいろいろ明かされて、一区切りとなるのかと思いきや5に続く、という言葉で終わっていますので、次が今から楽しみですね。
謎が明かされた後、後宮がどうなっているのかとかが気になります。


薬屋のひとりごと3

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「私は、なにも口にする気はありません。私にとって、壬氏さまは壬氏さまです」

大筋はいつも通り。
猫猫が自分の毒物・薬物の知識や、父から聞いた話などを元にいろんな謎を説いていきます。
後宮の方で妊娠した妃がいて、それを狙った謀略なども動いていたりします。
いやまぁ、迂遠な策を取ってるなぁ、と思う所もありましたが、これ猫猫がいなかったら成功していたかもしれないって言うのがまたなんとも。

これは確かに壬氏たちも、秘密を打ち明けようと手を打つわけです。
それだけの価値がある。
少なくとも、評価を受けるに値する功績を積み重ねてきているわけですし。
「ずいぶん面白い女官に目をかけているようですね」
「なかなか使える者です」

なんてやり取りを壬氏は交わしていましたが。
……今更ですが、ただの女官では知りえない秘密をいろいろ知ってしまった猫猫の未来って、かなり大変なような。

秘密打ち明けようとして、その危うさを察した猫猫に逃げられて。
その上、誤解までされているんだから、壬氏も大変だなぁ……
猫猫が思う通りにいかない子ですしね。まぁ、そんな猫猫だからこそ、貴重なんですが。
なろうからの加筆とかもあって、綺麗にまとまっています。
書籍化としては結構理想的な形だと思いますが。
全く加筆なしとかだと流石に萎えますし。
巻を重ねても面白さに変わりなし。秘密が明かされてきた以上、これまでどおりとはいかないんじゃないかと思いますが、さてはて。


薬屋のひとりごと2

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「いえ、世の中には好きで嫌われる父親なんていないと思ってください」

元いた花街へ帰還した猫猫。
しかし、壬氏のお付きとして外廷に出仕することに。
結局場所が変わっただけでやっている事って変わってないんですよね。
気になった事があって色々ちょっかい出してみたり。
毒につられてフラフラしてたり。無茶ぶりされて解決してみたり。

今回一番笑えたのは、P113の挿絵でしょうか。
壬氏を他人に変装させるために猫猫が化粧している場面。
ちょっと悪戯心発揮して紅をさしてみたらそれはもう破壊力抜群だったとか。
……それみた猫猫たちの反応が面白いんですけどね。

羅漢の過去。
取り戻せない失敗をして、そこから反撃した男の話。
最初から欠落を抱えていて、ようやく埋められると思った時に失って。
猫猫への対応の仕方は、もうちょっと頑張りましょう、って感じですけど、あの過去知ると嫌いにくい。
最初登場したときには嫌なヤツだなぁ、と少し思ったものでしたが。

猫猫の出自とかについては明らかになってましたが。
外廷に来てますが、後宮の妃たちとの絡みも健在で。
いや皇帝喜んでいるならいいんだろうけど、猫猫、それは大丈夫なのか。
気になるところ多いですし、この絵師さんの絵好きなので、この調子で刊行進んでいってほしいものです。


薬屋のひとりごと

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猫猫の頭の中でなにかが組みあがった。
しかし、推測の域をでないそれを言うのはどうであろうか。
(親父が推測でものを話すなって言ったから)
だから話さないことにした。


なんちゃって中華風ストーリー。
帯にはミステリーなんて銘打たれてますが、いうほどミステリーではない。
ラノベによくあるなんちゃって感。
いや、こんなこと言ってますが、それなりに楽しんで読んだんですけどね。

主人公は、猫猫(マオマオ)。花街で薬師をやっていた少女。
だが彼女はある日、皇帝のおひざ元、後宮で下働きをすることになってしまった。
まぁ、入れ替わりのネタとしてか、誘拐された上で下働きに押し込まれたっていう状況ですが。
適当に仕事して、年季明けを待っていた彼女でしたが、ある日、皇帝の子供がみな短命であるという噂を聞いて。
持ち前の好奇心で行動を起こした結果、高官に目をつけられていいようにつかわれるように。

……この世界にもあるかは知りませんが。
誰か彼女にこの諺を教えてあげてほしい。「好奇心は猫を殺す」。
自分の体で毒があるかどうかを実験したり、現代にいたらマッドサイエンティストって呼ばれるような性格をしていて。
普段はおとなしくしているし、面倒事には近づかないようにしてます。
ただ、毒とか薬とかに関してはちょっとタガが外れやすくなっているっていうだけで。

薬や毒についての知識が、世界設定に比べて猫猫のものが進みすぎているようにも思いましたが。
まぁ、その辺はご愛嬌っていう感じで。なんだかんだで個性的な猫猫嫌いじゃないですし。


プロフィール

ちゃか

 友人に「活字中毒っていうか読書中毒」と評される程度には本が好き。適当に感想を書いていく予定。リンクはフリーでコメントはご自由に。悪質と判断したものについては削除する場合があります。

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