気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

角川スニーカー文庫

ラストエンブリオ6 激闘!!アトランティス大陸

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「お前が大丈夫だというなら私はいいけどな。あとでもっと恥ずかしい思いをしても知らないぞ」

 

とりあえず三人そろった問題児たちは協力して難敵を一時追い払う事に成功。

とはいえ、十六夜は無茶がたたって、盟主ストップ。

いくら十六夜が本調子ではなかったとはいえ、一撃で意識を飛ばせるとは耀もかなり実力伸ばしてますねー。

単純な腕力だけじゃなくて、釈天から言質を取って自分の有利にしたりと前よりも戦い方が多彩になっている感じ。

 

それぞれの再会の様子とかは微笑ましかったりしてとても良かった。

……借金返せと言われてる神王もいた気がしますが、あれは、まぁ自業自得だしな……

見どころは飛鳥と彩鳥の不器用な交流が、外から見てると笑えた。当人たちは色々思う所があって大変でしょうけど。

 

彩鳥はどんどんポンコツを極めてるというか、武技の冴えは取り戻しつつあるようですけど……変に意地張って記憶は残ってないなんて言うものだから、後々大変そう。

太陽主権戦争が終わって、実は気を苦残ってましたと言うやり取りをする姉妹を見たいので刊行続いてほしいですねー。

ミリオンクラウンの方も続きが気になるので、無理ない範囲で作業してほしいけど続きが読みたい……うぐぐ。

 

あと十六夜と焔に救われた少女が、十六夜に懐いてるのが可愛かった。

ウロボロスやアヴァターラも動いて居たり、ヘラクレスが改めて活動を開始したり。

この試練の謎についての考察も着々と進んではいるようですが……
十六夜、巻を追うごとにボロボロになってるなぁ。次から謎解きを始めるみたいですし、敵の思惑を問題児らしく吹っ飛ばしてほしい所です。



ミリオンクラウン3

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「――覚悟しろ、ジャバウォック。この剣にかけて、お前は俺が討つ」

 

九州へと急ぐ一真達。

道中にジャバウォックの罠があり、戦闘になるもののそれを突破して、九州総連と合流。

けれど、そこにもジャバウォックは仕込みを遺していて。

……付け入る隙を与えてしまったのは、当代の人類という気もしますけど。

 

死体を操り、人の騒乱を誘う手口。これが王冠種と呼ばれているのは看過しがたい。

冠ってのはすなわち権威の象徴でしょう。ジャバウォックが持つ力は確かに強大で、畏怖の対象になるかもしれませんが。

それは天災のようなもので、王ではないと思いますがね。

 

 

しかしまぁ、なるほど人類退廃の時代と銘打つわけだ。

人員不足、危険な土地。復興しても王冠種に潰される可能性もある。

発展するための難易度が極めて高い世界。

よくもまぁ、根絶されてないものだなといっそ感心しましたけど。しぶといなぁ、人類。

 

「こんな土壇場で覚悟を問うべきじゃない」と言って、一真は守るために前に出ていましたが。

人類最盛期を生きた彼の在り方と、今の世界では様々な点で差異が多く。

すり合わせが万全じゃない。温度差をあちこちで感じましたね。

 

一真、戦闘能力が抜きんでてるだけじゃなくて、色々と頭も廻るし敵の工作を見抜いたりも出来るけど、前提知識が足りてないから、詰めきれない部分がどうしてもあるよなぁ。

もう少し時間があれば、あるいは違う結末になったかもしれない。

……その場合、敵の準備期間も伸びるし、そもそも大山祇命が限界っぽいですから、この状況で一真達みたいにまとまった戦力が居るのは僥倖ではあるのか。

敵側にいいように振り回されてしまってるので、痛快な反撃を期待したいところです。



ミリオン・クラウン2

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「人類退廃の時代と呼ばれるこの時代で、俺より力のない人たちが、俺より必死に生きている。その努力が見えていないお前とは、永遠に共存共栄の関係を築くことは不可能だ。(後略)」

 

今回は次回以降に向けての準備回、って印象でしたねぇ。

一真が隊長となって、その部下になる新キャラが登場。

ただ、一真が後ろで指揮をとるよりも前線で暴れまわる方が向いているから、部下を置いて先行したり、突貫したりしてました。

結果的にそれがいい結果に繋がったりもしていますが、単独行動しすぎと那姫には注意されてましたねぇ。

 

調査に向かった先でまだ生き残っていた環境制御塔のAIと交流し情報を得たものの……

襲撃を受けたために、一から十まで分かったわけではなく、重要そうな情報と鍵を入手したにとどまりました。

内容を解明することが出来れば、この退廃の時代においてかなり優位になりそうですが……そもそも人類最盛期から退廃していった流れが、通説だった制御塔の暴走ではない可能性まで出てきて、きな臭い。

 

そして情報をどう扱うか、と一真が他の面々に相談する余裕もなく他国からの干渉が入って。

新しい王冠種が登場し、一真と相対してました。人語を操り、会話は出来るけれど、理解し合える存在ではない獣。

かなり手ごわい手合いで一真も苦戦していましたねぇ。まだまだこの世界での戦い方になれていないといいますか。

スペックは高いし、素の戦闘能力はあるけれど、B.D.Aを使ったこの時代に合わせた手札が少ないので、その辺りが今後の課題でしょうか。

 

他所のミリオン・クラウンは早々自国を離れられないのでは……と思ってましたが、あっさり出てきたなぁ、という感じも。

この時代において革新的な視野を持つ傑物ではあるようですし、色々と情報を握って良そうな油断ならない人物ですが。

今のところ友好的とまでは言えない距離感ですが、話が進んでいく中で一真と共闘する展開とか来たら熱いなぁ、とは思った。



ラストエンブリオ5 集結の時、暴走再開!

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「二人とも――“ノーネーム”に、おかえりなさい」

 

表紙についに登場、久遠飛鳥。

同志を増やし、コミュニティを新興し、新たな力を身に着けた彼女。

2年でちゃんと成長している感じがしますねぇ。目下一番成長を実感できた感じがします。

 

十六夜はアジ・ダカーハ戦直後の迷いまくっていた所から浮上して、多少は訓練も積んでたようですけど、牛魔王、パラシュラーマ相手どった時とか彼らしくありませんでしたし。

前回、焔の支援で新しい力を獲得してようやく次の段階に進んだ感じ?

 

春日部は、当主として成長してるようですし、変化は感じます。

先日の天の牡牛事件の時、箱庭で起きた騒動を解決したり、今では最強の階層支配者と言われたりしているようですし。

十六夜より強いと自負する彼女の本気に期待したいところですが。

 

問題児三人がそろい、状況を引っ掻き回していたクリシュナの秘密を暴いてましたが。

さらに厄介な問題を目覚めさせたような気がします。殺人種の王、ねぇ。三人が協力し、追い払う事に成功したのは何より。

これで、叩きのめされたら流石にちょっとフラストレーション溜まりますしねぇ。

この調子で、ゲームを解き明かして軽快さを味あわせて欲しいものですが。

 

本編が少し短めで、短編を二つ収録。

魔王レティシアと金糸雀の出会いを描いたエピソード『吸血鬼の御茶会』。

レティシアの妹と姪の名前が一緒だという点、子食いの呪いがかかった妹に子が出来るのか、という点。

太陽主権戦争に参加してるラミアが電話をかけた相手の、彼女への呼称「Blond my fair lady」。金糸雀がレティシアに仕掛けたゲームと同名だという点。

気になる情報が多すぎるんだよなぁ。

 

そして、十六夜の無二の親友イシとの交流を描いた『トラブル・ファイル』。

元々もスペックが高すぎる十六夜が、世界を楽しんで生きるきっかけとなったエピソード。

金糸雀が彼に見せた地獄の風景。

オーディオドラマ化もされていて、重苦しい部分もありましたが……大食いゲームで五連勝してる春日部とか、ちょっと笑える部分もあっていい塩梅でした。



ウォーター&ビスケットのテーマ2 夕陽が笑顔にみせただけ

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「簡単なことだろ。わかれよ」

怒りに震える声で、香屋は叫ぶ。

「死ぬのはいつだって、最低で、最悪だろ」

 

1巻の最後、トーマと再会した香屋はそのまま友人に刺されて。

安全に香屋を平穏な国に入れるための工作で、ちゃんと怪我の治療はしてくれてましたが。

久しぶりの再会でナイフ持ち出された後でも、「それが必要な事だった」と理解して、変わらず会話を続けられる二人は中々神経が太い。

お互い無駄なことはしないっていう信頼があるからこそ、というべきでしょうか。

 

そして友人との平和な交流は長く続かず。

最大手チームの2つ、「平穏な国」と「PORT」がついに交戦しそうだ、と予想し阻止するために動き出すことに。

架見崎の最強プレイヤーが、1人チームって言うのには少し驚き。

駅に拠点を持つ、電車を待つ男。香屋とトーマは彼に接触し色々と交渉していました。

その間に秋穂に手紙を送って、ミケ帝国で動いてもらったりもしてましたね。

 

香屋と秋穂が、今回はほとんど別の場所で行動しているのに、判り合っているような感じがするのはいいですねぇ。

これまでに積み重ねてきたものがあるのだと実感できる。

まぁ、微妙に齟齬があったりもするようですけど、なんだかんだ上手い所に辿り着けるのは、コンビとして優秀だからでしょう。

 

平穏に捕まっていたキドが戦線復帰して……仕込みがされていて、緊張状態を作る場面もありましたが。

ちゃんとそれを予想していたあたり香屋は優秀ですね。予想していたというか、手を打っていたというか、イカサマしてあったというか。

「幼い少年だけど、彼の言葉を無視する気にはなれない優秀な予想屋」とか「それは予想屋よりも詐欺師に向いた才能」とか本人のあずかり知らぬところで好き勝手言われてましが。

そういう評価を受けるのも納得できるような言動を貫いていたからなぁ。

 

12巻を通して、平穏な国とミケ帝国の描写が多めでしたが……PORTの連中が結構気にかかりますね。

情報を色々集めて、いくらか架見崎の真実に近づいているようですし、イドって言うプレイヤーは香屋たちと同じく「ウォーター&ビスケットのテーマ」の愛好家っぽい感じがしましたし。

シリーズ続いて、この街の真実が明らかになるのを楽しみにしています。



ウォーター&ビスケットのテーマ1 コンビニを巡る戦争

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「ただ強いものには数で勝てる。ただ怖いものには理性で勝てる。本物のモンスターがいるのは、いつだって思考の中だよ。彼はそれを持っている。みててごらん――」

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「架見崎が、破綻するかもしれないよ?」

 

河野裕さんの新作。

上下巻だと最初から分かってたので、下巻出るまで待って、一気に読みました。

……一気に読んだ後、感想書いてない山に埋まったんですけど。

 

高校生、香屋歩と幼馴染の秋穂栞。

「ウォーター&ビスケットのテーマ」という、視聴率が悪いながら一部に熱狂的なファンを獲得したアニメ。

それが好きだという共通点でつながっていた、幼馴染。

本当はもう一人いたけれど、その子は姿を消して。そして高校生になったある日、謎のダイレクトメールが二人に届く。

 

差出人の元へ赴けば、架見崎という特殊な街に放り込まれて。

8月がループする街。ある条件下で、与えられた特殊能力が使える街。

壊滅的な状況になっていて、コンビニやスーパーなどの物資がある拠点を狙い戦争をしている町。

街一つを使った、陣取りゲームとでもいうか。運営側は「なんと、おふたりは異世界に迷い込んだのでした」とか言っていましたが。

 

消えた幼馴染もこの街に居るかもしれない、と思いながら街に入った二人は、速攻で戦争をやっている集団に取り込まれてましたが。

弱小だが善良なチームに保護された……と言うより確保されたという方が正しいか。

事情を聞いているうちに、他の強力なチームに戦争を仕掛けられるシチュエーションだ、と歩が指摘。

 

実際その通りになって、怯えながらも、上手く状況を動かす歩は中々策士です。

「石橋を叩いて渡る」みたいな感じの臆病さと慎重さによる周到な準備の賜なので、策士という言葉はあまり似合いませんけど。

なんだかんだ自信を持っているキャラが多かった作者さんの作品の主人公としては少し変わってるかな。

でも、よくわからない「戦争」に巻き込まれても、自分の主義主張を替えず、冷静に出来ることをやり遂げた彼には、ぶれない芯があって、中々読み応えがありました。



ミリオン・クラウン1

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――此れを見よ。彼を見よ。

  退廃の世に咲く、あの赤き徒花を。

 

「問題児シリーズ」の作者さんの新作。

「ラストエンブリオ」でも出てきたキーワードとかもチラホラ出てきていて、想像が膨らみます。

ラストエンブリオになってからいまだ登場していない「問題児」も居る中であまり風呂敷広げすぎてもなぁ、と思わなくないですが。

新作も面白かったので、どちらもこの調子で行ってほしいなぁ、と願わずにはいられない。

 

口絵がないんだなぁ、と読み進めていたら、プロローグが終わってから間に挟み込んでくると言う少し変わった仕様になっていました。

ただ、その演出は個人的には結構アタリで、あそこからスイッチ入った感じがしましたねぇ。

 

人類退廃の時代。

様々な事情から人類は滅びかけ……それでも生き延びてはいましたが、環境は激変。

日本なんか大崩壊という災害の中で沈み、あちこちが海没。列島ではなく諸島と呼ばれるようになったりしてます。

 

一馬の事情については割と簡単に察せる感じではありましたが。

那姫たちが想像できずにいた、というあたりは大崩壊以降の300年の壮絶さを感じさせました。

あり得るはずがない、前例がない存在。

技については彼が身に着けていた物でしょうが……そのスペックについては、彼が発見された環境に原因があったのかとか謎が多いですねー。

 

退廃の世でも、明けぬ夜はないのだと戦い続ける彼らの姿は中々眩しかったので、続いてほしいものです。

那姫が使用しているBDAに出力制限をかけているって話だとか、これ見よがしに語られていた一馬の想い人とか。

あと一馬が割とチートスペックだけど、それ以上の存在の記録もあるって話ですし、その人達との交流とかもあるとなお楽しそう。

……一人で軍隊倒せそうな相手をそうホイホイ交流に出したり出来ないでしょうけど。外交的にも、防衛戦力的な意味でも。


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サイバーアーツ1 真紅の虚獣

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「あれ、そう? 違和感も消しておく?」

「だからなんでもかんでも感情をいじる方向にいくのやめてよ! 兄さんには倫理観ってものがないの!」

 

V2ウェアが普及し、どこでもVR空間にダイブできる世界。

主人公の樫尾ナジムはリアルでもヴァーチャルでも存在しないように扱われる極端に影が薄い存在で。

そんな彼を認識できるハッカーの少女が登場したことで、物語が加速していくという流れ。

 

ナジムの影が薄いのは、三年前に失踪した兄の仕業で。

かなり愉快な性格してるというか、傍から見ている分には凄いし楽しそうかもしれませんが……振り回される方はたまったものじゃないってヤツですな。

 

ヴァーチャル世界は便利なだけではなく、隠された脅威も存在して。

ペネトレーション・ビーイングと呼称されるウイルスが、あちこちのエリアを破壊したりV2ウェアまで浸食する事例もあるとかなんとか。

そして、V2ウェアを浸食された人々は眠ったまま起きなくなってしまう状況になっていて。

対策組織も設立されて動いてはいるようですが……ウイルスの発生要因も分からず対策も確立できていない状況。

 

ナジムは兄の工作によって、戦うためのデータを扱う事が出来たとかで、勧誘されてもいましたねー。

それに関して話を進めていた最中に敵の襲撃があって、大騒ぎになっておりましたが。

協力し合って何とか撃退。

 

世界観の説明をして、敵の存在を示して、戦闘して。次回以降に続く謎を残す。

作品の構成としては割と王道だと思うんですが、、何か乗り切れなかったと言いますか。作品の世界に入り込めなかった。残念。



ラストエンブリオ4 王の帰還

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「そうだ。人間には意地がある。その張ってきた意地と誇りが、今の時代を築いたんだ。だから俺は、イザ兄は〝絶対悪(オマエ)“の甘言なんかに屈しない…………!!!!」

 

ついにアトランティス大陸へ上陸。

上陸の順番は精霊列車内で行われていたゲームで焔たちはまさかの全敗。

おかげで降車する順番が最後尾に回されそうって話でしたが……箱庭に来た時から思ってましたが、何してるんだ、コイツら。

まぁ、まだ知り合ったばかりという事もあって上手くかみ合ってない部分も多々見受けられるので、そこが噛み合えばまた面白いチームになりそうですけどねぇ。

 

そして、この主権戦争の裏側で「ウロボロス」連盟も動き始めていて。

レティシアが何を想ったのかウロボロス側に与していたり、その姪っ子が奪われたはずの「アルカディア」大連盟の名を口にしたり。

大連盟に属し、金糸雀を師事した詩人オルフェウスが裏切り者として姿を現したり。

ここにきて大物も大物、ヘラクレスが参戦したりとキャラクターがどんどん増えていくので、戦闘シーン少ないはずなのに、かなり目まぐるしい感じがしますね。

 

ここまでキャラが増えているというのに、未だに飛鳥は箱庭に戻っていないし。

山羊座のアルマテイアを従えている彼女は、この主権戦争に参加する権利があるのではないかと思うんですが。まだ来ないのか。

春日部も登場こそしているものの、あまりまだ見せ場は来ていないしなぁ。

ノーネームの問題児三人が一堂に会して、笑い声を箱庭の天幕の下響かせる……なんて日が早く来ればいいんですけど。

今回も刊行が遅れたようにスランプ気味ではあるみたいなんですが、本編が不穏だからこう箱庭の日常回とかで心を休めたい……

 

外界で情報収集していたはずの十六夜たちも、箱庭に召喚されるトラブルに身まれていて。

幸いにして、主権戦争の部隊であるアトランティス大陸に飛ばされて、色々と情報は得ているようですけれど……

ウロボロスの連中が蠢いているからなぁ。アヴァターラ所属のジンが今何を考えているのかも、気になるところではありますが。

十六夜がまだ微妙にくすぶっている感じ在りますからねぇ。今回の出来事で吹っ切れて、これまでのように彼らしく笑いながら、敵を吹っ飛ばしてほしいものです。

 

サイハテの救世主 PAPERⅢ:文明喰らい

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「これが我々です。我々は余りに愚かなのです」

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「どうしようもなく愚かな人類をお救いください、ドク」

 

サイハテの救世主の完結巻。

壊れてしまった天才の、最後の戦い。

論文が盗まれ、それが争いの火種となり、どうしようもなくなって天才の助けを求める。

いやはや、本当に天才の論文やそのファンが悪いのではなく、人間の欲深さこそが一番恐ろしいという話ではなかろうか。

 

助手が「ファン」であることを疑ってなかったので、最後の会話には驚きも何もなかったですけど。

てっきりこの人が最後暴れまわって倒されることになると思っていたので、そこだけは拍子抜けかなぁ。

ドクが途中で告白じみた真似をしてますが、そこに至るまでの流れがよくわからず惜しいとは思いました。

 

今回の災害は、金属くらいのワーム……あるいは「グリゴリ」。

巨大で、鉱物を食らう蟲というのは分かりやすく驚異的で、それに対抗するために国1つに壊滅的なダメージを与えるというのが恐ろしいな……

ガラクタなりに奮闘して元天才は手を打っていましたが……シリーズをまとめる都合もあってか、12巻ほど面白さが足りなかった感じがして残念でならない。

 
プロフィール

ちゃか

 友人に「活字中毒っていうか読書中毒」と評される程度には本が好き。適当に感想を書いていく予定。リンクはフリーでコメントはご自由に。悪質と判断したものについては削除する場合があります。

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