気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

赤髪の白雪姫

赤髪の白雪姫22

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「黙っては帰れません」

 

扉絵の1コマ童話、ついに、と言うべきか「例えば白雪姫」。

鏡に王国で最も美しいのは誰かと聞く陛下の図が面白すぎて卑怯。

迷わず白雪と鏡が応えてからの返答も完璧で、ツボった。

 

今回から新章スタート。オビと白雪、リュウは灯りの植物フォスティリアスを普及するための旅を開始。

ただまぁ、新しいことを始める以上根回しをしなくてはならなくて。

植物を植える許可を得る為に、いろんな人へ面通し。

 

ベルガット家の騒動もあり北はまだ定まっていない、という事もありますが。そんな中で有力な家の当主に会いに行く方法を模索する辺りが白雪だよなぁ。

この程度は障害じゃなく、乗り越える方法を考える場面なのだ。

しかし「赤髪の少女」も中々有名になったと言いますか。それだけの事を積み重ねてきたんだよなぁと感慨深い。

 

あれよあれよと夜会に参加する羽目になって、ヒサメと木々に遭遇していたのにはちょっと笑った。着飾ってる木々綺麗ですよねー。

そして仕事に誇りを持っている白雪が格好いい。

北の貴族にもなにやら悩みがあるようですが、さてどんな話が飛び出してくるのやら。

 

赤髪の白雪姫 22 (花とゆめCOMICS)
あきづき 空太
白泉社
2020-03-05

赤髪の白雪姫21

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「ああ 望むなら果たせ ゼン」

「はい」

 

あぁ、本当に木々とヒサメが結婚するんだなぁ。

初登場時は予想しなかった方向。トントン拍子に話が進んでいってます。

この二人はこの二人でいいコンビだから見ていて楽しいですけどね。

 

ゼンはウィラントに行く決意を固めて。

白雪たちは、オリンマリス……新名フォスティリアスを広める為に行動を始める事に。

居場所は異なってもそれぞれが前を見て、進んでいく様子は心地よいですねぇ。

信頼があるというか。お互いの道に真摯であり続ける姿が、素晴らしい。

 

リュウも一人前になろうとして、自分の世界を広めようとしていますしね。

薬剤師として働いてきて、患者と接する仕事もして。

出来る事と出来ない事が、今まで以上に見えて来た感じかな。

まだまだ大変そうですがこの調子で進んでほしいですねー。


赤髪の白雪姫20

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「気遣いを頂いてしまったね」

「ここは素直に導かれておこう」

 

巻頭の口絵が相変わらず秀逸。

今回は「たとえば わらしべ長者」。1コマで笑わせてくるのは流石。

 

相変わらずリリアスで過ごしている白雪たちの日常です。

いやぁ、穏やかでいいですねぇ。

断ってましたが、オビに見合いが持ち込まれてたのは少しびっくり。いや、確かにゼン王子付きで優良物件ではありますけど。

 

ミツヒデと木々の関係については……相棒としての立場が確立されている。され過ぎていた、ということで。

恋人しての関係が始まるものかと当初は思っていたものですが。意外なルートに入ったなぁ、という感じもする。

なんだかんだ好きなコンビなので、これらもゼンの側で良いチームワークを披露してほしいものです。

それはそれとしてミツヒデ変人呼ばわりが、ほぼゼン公認なのは笑った。主にまで言われてるぞ騎士様……

 

リュウと木々と昼食を共にして、「両手に花だった」と白雪がこぼしてるのには笑った。

いやわかるけど。



赤髪の白雪姫19

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「君は 最も大切な思いが自身の全てである事と 芯であること」

「どちらが強いと思う?」

 

扉絵の「たとえば」シリーズ。

今回は「たとえば北風と太陽」。迫力がある太陽(ゼン)と、静かに負けを受け入れる北風(オビ)の温度差が笑えた。楽しそうで何よりです。

 

リリアスに向かうゼン、白雪、オビの三人。

こちらは白雪と一緒に馬に乗れるかと思っていたゼンがショックを受ける一幕があったりしましたが、おおむね平穏。

ちょっと前の騒動が無事に落ち着いて、取り戻した光景で。やっぱりこのメンバーがそろっているとほっとしますね。

 

一方緊迫感があるのは木々とミツヒデの方で。

命の危機というわけではないけれど、木々の婚約者騒動に関して。

木々の故郷で行われる祭りの場には、暫定婚約者のヒサメが居たりして。

告白と返事。それによって若干いつもとは違う雰囲気になっていましたが……

 

ミツヒデが断るととは思わなかった。そしてそれを受けれ入れる木々の度量の広さよ……いやいや、本当木々の方が男らしいと言いますか。

大切なのは間違いないのに、振るんだもんなぁ。ここで木々捕まえないと、ゼン大事すぎるミツヒデの隣に居てくれる相手なんてそう見つからないと思うけどなぁ。



赤髪の白雪姫 18 特装版

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「…噛み合わんはずだ トウカどの」

「それはお前のものではなく」

「お前が守っていくものだったんだろうが!」

 

初となるミニ画集付きの特装版を購入。

アニメのCDジャケットとか追い切れてなかった部分の絵もあって、大満足です。

どの絵もそれぞれ素敵ですが、特に好みなのは2013LaLa12月号の巻頭イラスト、確か白雪、木々、オビ、ゼン、リュウの五人が描かれている物。

たしか人気投票の結果発表の絵ではなかったかなぁ。雰囲気が和やかで好き。

 

本編の方は、トウカの謀略が佳境。

砦が襲撃を受け、ゼンたちも篝火に仕掛けられた薬を吸い込んでしまい、万全とはいえない状態。

いつもの側近が居ない状況下で、ゼンも奮闘していました。剣を向けられてなお「トウカどの」と呼ぶ辺り、ゼンの器はデカいなぁ……

 

辛くも撃退した後、イザナに当主が罪を犯したが、その下の世代――双子には見どころがある、と。

「新たな支えとなるのを待つべき」と王子として王に進言していました。

その甲斐あって彼らの道が完全に閉ざされることもなくなったようで、ここからが大変そうではありますが、王家に光を見た彼らなら何とかしてくれることでしょう。

 

状況が落ち着いたのち、久しぶりに5人が無事揃ったのにはほっとしました。

木々は旧家の前半を実家方面で過ごすという事で別行動。ミツヒデもそちらの方向に向かうとか。

白雪とオビにゼンを加えた三人での行動になってます。

皆がみんな楽しそうで、こういう平和な時間を守れたのが本当に良かったなぁ、と。




赤髪の白雪姫17

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「だったらそれは枷ではない 進むためのものだ」

「前を見ろタリガどの 二人何かを変えたいのなら」

「望みは守り抜け 何がなんでもな」

 

木々の縁談相手候補が次々と襲われて、ベルガットからの話まであって。

ヒサメが、木々に求婚するというのが、その状況を変える札になっているのがいいですねぇ。

「足を掛けたくない踏み台というのもあるんですよ」というヒサメが結構好きです。

まぁ、そのあと「婿になるのもいい とは まぁ 本気で思っていますけどね」という辺り食えませんが。

 

木々に縁談という形で手を出して来たと思ったら……

それを画策したのがミツヒデだ、という情報を流れるようにしてる辺り周到ですね。

身内に手を出されたゼンが久しぶりに本気で怒ってました。

「よくもそこに手を出したものだ」というゼンの顔が怖い。

 

ミツヒデが疑いを晴らすという名目で、剣を取り上げられて軟禁状態になったところで、双子が動き。

ゼンと木々が探っているところにオビが合流するんだからもう……やっぱりゼンたち好きだなぁ。こういう阿吽の呼吸というか、フォローが行き届く、解りあってる辺りとか。

 

そしてベルガット家の事情が描かれたり、当主のトウカが現れたりしましたが……

結構珍しいほどの悪役というか、行き着くところまで行ってる感じはありますね。

かつての権威を取り戻すために、という妄執だろうか。それでここまで動けるって言うのは凄いと思いますが。

双子がウィラント城であった式典でイザナ達王家に光を見たように、別の方向に進めなかったものなのだろうか。

 

 

赤髪の白雪姫16

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「じゃあ報告しようか」

「『オリンマリスの種は 毒のない灯りの華も咲かせたぞ』とね」

 

見事オリンマリスの研究を実らせ毒のない新種を作り出したリリアスの薬室組。

天幕街にある風呂での交流イベントなんかもありました。

鈴もユズリもしばらくはリリアス拠点に活動するようです。

 

少しの休息を挟んだと思ったら、リリアスに風邪のシーズンがやってきて。

そういえば、リリアスに来たころ白雪が練習していましたね……

想像以上にあちこちで体調を崩す人が出て、薬室も大騒ぎ。

毎年こんな流行ってるとホント大変だろうな……

 

そして時は流れて。十数か月ってところがあいまいですな。

とりあえず一年近い時間が流れて。リュウがかなり背伸びてますねー。

リリアス側の課題が終わったこともあり、視点はゼンたち三人の方へ移りました。

各地の巡回が大凡終わったところでゼンは兄からしばらくセレグを拠点にしろと言われて。

「兄上の自分で気付け攻撃にはいい加減さすがに大いに不本意だがもう慣れた」というゼンがこれまでどれだけ振り回されてきたのか……

ミツヒデ因縁のヒサメが居たりと中々見ていて楽しい。

木々の家絡みで新たな問題が浮上してきて。ミツヒデの覚悟が問われる流れになるのでしょうか。さてはて。



赤髪の白雪姫15

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「白雪が先の事を決めるような時は 俺はそばにいたいと思うぞ……」

(略)

「もしかしらたこれからも…あるかもしれないけど」

「あるのか」

「伝えるよ ゼン 必ず!」

 

王城の夜会で、フォルゼノを問い詰めるところから。

ゼンたちと交流している白雪たちを見られて楽しいエピソードでもあります。

木々がドレスを着ないのを「その方がミツヒデの横にいやすいから」としれっと言ってる辺り、なんというかもうごちそうさまというか。

ミツヒデ、早く覚悟決めろよ……本誌の方でそろそろ何かしらあるかもしれませんけど。

 

オリンマリスの研究の為、フォルゼノに協力を依頼して。

なにかにつけフラフラと逃げる御仁ですが、研究そのものには真面目で。

質の良い物でないと厳しいと、金策に走ったりと色々ありましたが。

 

リリアスの薬室の皆が、相談したり知識を持ち寄って協力したり確実に先へ進んでいく流れは中々楽しかった。

フォルゼノにオリンマリスの話をしている時とか、白雪も結構楽しそうでしたしね。

リリアス側のエピソードが中心だったので、この後はゼンたち王城組の方に焦点あたりますかね。

 

赤髪の白雪姫14 

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「あんたと主の力になる為と 俺の為に」
「居てもいいかい」
「決まってる」
「よろしくお願いします オビ」

第61話~65話と特別篇。そして読み切り「夏休み00日目」を収録。
ゼンは贈られた時計を見ることが増えたようで。
側近二人にからかわれてますね。
特典でペーパーついていたんですが、書き慣れてないから二人が何をしていたのかを聞いてそれをそのまま書くとか。自分の近況を描きなさいよ……ゼンからの手紙で、ミツヒデと木々に詳しくなってどうするんだ。

リリアスで白雪はこちらで使う薬品の調剤にちょっとてこずったりしていました。
王城とはやはり環境が違うのもあって、必要な知識や技術も変わってくるようで。
オビもゼンの命令で傍にいるようになって、いつも通りの調子を取り戻してましたけどね。
目的を定めて、こう動くと決めたら、白雪は強いですよー。
キリトはここ半年で急に背が伸びたようです。リュウがあまり背伸びないから、時間の流れが実感しにくいですが。
リリアスでオリンマリスの研究を行いながらも見聞を深めていく白雪とリュウがいい感じです。
あそこの二人も安定した師弟関係ですよねー。

特別篇はミツヒデと木々がセレグに言ったときの話ですね。
本誌で63話読んだときから気になっていたので、早々に収録されてくれてほっとしてます。
まぁ、内容的に一緒に入れたほうが落ち着くでしょうけど。
ミツヒデ、かなり木々を意識しているだろうに、どうして最後の一歩が積められないんだろうか。
もう一度くらい超貴公子として君臨するべきじゃなかろうか……木々の冷たい視線がまた吹き荒れるだけになるか。

読み切りは、夏休み前の少年と少女の話。
気になっている少年に、失敗したところを見られて。
でも少年はそれをフォローして、気にしないように声をかけてくれて。
最後に告白をする、と。短編として分かりやすく恋してるなーという感じで読みやすかった。


赤髪の白雪姫13

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「おまえがここに身を置くと決めたなら 俺も改めて言おう」
「おまえも知っている通り 白雪はああいう奴だからな」
「行動を共にし頼りにするものが必要だ それは お前にしかできないと思っている」
「オビ この先 おまえに白雪のそばを任せたい」
「あんたとお嬢さんの為なら 俺はどこへでも行きましょう」


リリアスへ向かう事となった白雪。
長く離れることとなって、溜めていたものが思わずこぼれて。
木々がゼンを呼びに行って、任せると言うあたりは、このメンバー絆の深さが分かっていいですね。
そこからオビがミツヒデと木々に飛び火させたあたりは笑う。
ミツヒデ、もうちょっと頑張ろうよ……そんなんだからちょっと前の人気投票でリュウに負けるんだ……
いや、ミツヒデ好きですけどね。

白雪たちがリリアスに向かって、ゼンと側近三人のやり取りが面白い。
派遣期間は2年の長期になるという事で、ゼンとしてはオビを側近として送り込みたい模様。
オビはオビでいろいろ悩んでるみたいですけど、まさか初登場時に狙撃してきた輩がここまで成り上がろうとは……
山の獅子の鹿月とイトヤが意外なところで再登場。
白雪連れて行こうとしたこと引きずっているのは、ちゃんと反省している感じがしますね。
ある程度で吹っ切らないと、今度は枷になってしまいそうですが。

ゼンとオビが船の上で、真面目に会話している場面はなかなか良かったですねぇ。
翌朝、変な仮面装備で起こしに行くあたりがオビですが。
木々の髪型の話をしている時のミツヒデは……うん、オビと同じような目になった自信があります。
描き下ろしの4コマ+αな王城記録が地味に笑えた。
オビはほかの面々を独特の呼び方で呼びます。お嬢さん、旦那、木々嬢、主。
そんな中で、オビと木々嬢がその呼び方の話になって。ゼンとミツヒデの顔が……

読み切りが収録されています。
「雫の先に」。砂漠に生きる少年と少女の話。
少女は病に倒れ、何もできないと嘆く少年は一人遠方にある街へ歩き出して。
うん、必死さは買おう。無謀の類ではあるけれど、それで結果を出したんだから、めでたしめでたしってところでしょうか。


プロフィール

ちゃか

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