気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

赤髪の白雪姫

赤髪の白雪姫 18 特装版

ico_grade6_3h

「…噛み合わんはずだ トウカどの」

「それはお前のものではなく」

「お前が守っていくものだったんだろうが!」

 

初となるミニ画集付きの特装版を購入。

アニメのCDジャケットとか追い切れてなかった部分の絵もあって、大満足です。

どの絵もそれぞれ素敵ですが、特に好みなのは2013LaLa12月号の巻頭イラスト、確か白雪、木々、オビ、ゼン、リュウの五人が描かれている物。

たしか人気投票の結果発表の絵ではなかったかなぁ。雰囲気が和やかで好き。

 

本編の方は、トウカの謀略が佳境。

砦が襲撃を受け、ゼンたちも篝火に仕掛けられた薬を吸い込んでしまい、万全とはいえない状態。

いつもの側近が居ない状況下で、ゼンも奮闘していました。剣を向けられてなお「トウカどの」と呼ぶ辺り、ゼンの器はデカいなぁ……

 

辛くも撃退した後、イザナに当主が罪を犯したが、その下の世代――双子には見どころがある、と。

「新たな支えとなるのを待つべき」と王子として王に進言していました。

その甲斐あって彼らの道が完全に閉ざされることもなくなったようで、ここからが大変そうではありますが、王家に光を見た彼らなら何とかしてくれることでしょう。

 

状況が落ち着いたのち、久しぶりに5人が無事揃ったのにはほっとしました。

木々は旧家の前半を実家方面で過ごすという事で別行動。ミツヒデもそちらの方向に向かうとか。

白雪とオビにゼンを加えた三人での行動になってます。

皆がみんな楽しそうで、こういう平和な時間を守れたのが本当に良かったなぁ、と。




赤髪の白雪姫17

ico_grade6_3h

「だったらそれは枷ではない 進むためのものだ」

「前を見ろタリガどの 二人何かを変えたいのなら」

「望みは守り抜け 何がなんでもな」

 

木々の縁談相手候補が次々と襲われて、ベルガットからの話まであって。

ヒサメが、木々に求婚するというのが、その状況を変える札になっているのがいいですねぇ。

「足を掛けたくない踏み台というのもあるんですよ」というヒサメが結構好きです。

まぁ、そのあと「婿になるのもいい とは まぁ 本気で思っていますけどね」という辺り食えませんが。

 

木々に縁談という形で手を出して来たと思ったら……

それを画策したのがミツヒデだ、という情報を流れるようにしてる辺り周到ですね。

身内に手を出されたゼンが久しぶりに本気で怒ってました。

「よくもそこに手を出したものだ」というゼンの顔が怖い。

 

ミツヒデが疑いを晴らすという名目で、剣を取り上げられて軟禁状態になったところで、双子が動き。

ゼンと木々が探っているところにオビが合流するんだからもう……やっぱりゼンたち好きだなぁ。こういう阿吽の呼吸というか、フォローが行き届く、解りあってる辺りとか。

 

そしてベルガット家の事情が描かれたり、当主のトウカが現れたりしましたが……

結構珍しいほどの悪役というか、行き着くところまで行ってる感じはありますね。

かつての権威を取り戻すために、という妄執だろうか。それでここまで動けるって言うのは凄いと思いますが。

双子がウィラント城であった式典でイザナ達王家に光を見たように、別の方向に進めなかったものなのだろうか。

 

 

赤髪の白雪姫16

ico_grade6_3

「じゃあ報告しようか」

「『オリンマリスの種は 毒のない灯りの華も咲かせたぞ』とね」

 

見事オリンマリスの研究を実らせ毒のない新種を作り出したリリアスの薬室組。

天幕街にある風呂での交流イベントなんかもありました。

鈴もユズリもしばらくはリリアス拠点に活動するようです。

 

少しの休息を挟んだと思ったら、リリアスに風邪のシーズンがやってきて。

そういえば、リリアスに来たころ白雪が練習していましたね……

想像以上にあちこちで体調を崩す人が出て、薬室も大騒ぎ。

毎年こんな流行ってるとホント大変だろうな……

 

そして時は流れて。十数か月ってところがあいまいですな。

とりあえず一年近い時間が流れて。リュウがかなり背伸びてますねー。

リリアス側の課題が終わったこともあり、視点はゼンたち三人の方へ移りました。

各地の巡回が大凡終わったところでゼンは兄からしばらくセレグを拠点にしろと言われて。

「兄上の自分で気付け攻撃にはいい加減さすがに大いに不本意だがもう慣れた」というゼンがこれまでどれだけ振り回されてきたのか……

ミツヒデ因縁のヒサメが居たりと中々見ていて楽しい。

木々の家絡みで新たな問題が浮上してきて。ミツヒデの覚悟が問われる流れになるのでしょうか。さてはて。



赤髪の白雪姫15

ico_grade6_3h

「白雪が先の事を決めるような時は 俺はそばにいたいと思うぞ……」

(略)

「もしかしらたこれからも…あるかもしれないけど」

「あるのか」

「伝えるよ ゼン 必ず!」

 

王城の夜会で、フォルゼノを問い詰めるところから。

ゼンたちと交流している白雪たちを見られて楽しいエピソードでもあります。

木々がドレスを着ないのを「その方がミツヒデの横にいやすいから」としれっと言ってる辺り、なんというかもうごちそうさまというか。

ミツヒデ、早く覚悟決めろよ……本誌の方でそろそろ何かしらあるかもしれませんけど。

 

オリンマリスの研究の為、フォルゼノに協力を依頼して。

なにかにつけフラフラと逃げる御仁ですが、研究そのものには真面目で。

質の良い物でないと厳しいと、金策に走ったりと色々ありましたが。

 

リリアスの薬室の皆が、相談したり知識を持ち寄って協力したり確実に先へ進んでいく流れは中々楽しかった。

フォルゼノにオリンマリスの話をしている時とか、白雪も結構楽しそうでしたしね。

リリアス側のエピソードが中心だったので、この後はゼンたち王城組の方に焦点あたりますかね。

 

赤髪の白雪姫14 

ico_grade6_3h
「あんたと主の力になる為と 俺の為に」
「居てもいいかい」
「決まってる」
「よろしくお願いします オビ」

第61話~65話と特別篇。そして読み切り「夏休み00日目」を収録。
ゼンは贈られた時計を見ることが増えたようで。
側近二人にからかわれてますね。
特典でペーパーついていたんですが、書き慣れてないから二人が何をしていたのかを聞いてそれをそのまま書くとか。自分の近況を描きなさいよ……ゼンからの手紙で、ミツヒデと木々に詳しくなってどうするんだ。

リリアスで白雪はこちらで使う薬品の調剤にちょっとてこずったりしていました。
王城とはやはり環境が違うのもあって、必要な知識や技術も変わってくるようで。
オビもゼンの命令で傍にいるようになって、いつも通りの調子を取り戻してましたけどね。
目的を定めて、こう動くと決めたら、白雪は強いですよー。
キリトはここ半年で急に背が伸びたようです。リュウがあまり背伸びないから、時間の流れが実感しにくいですが。
リリアスでオリンマリスの研究を行いながらも見聞を深めていく白雪とリュウがいい感じです。
あそこの二人も安定した師弟関係ですよねー。

特別篇はミツヒデと木々がセレグに言ったときの話ですね。
本誌で63話読んだときから気になっていたので、早々に収録されてくれてほっとしてます。
まぁ、内容的に一緒に入れたほうが落ち着くでしょうけど。
ミツヒデ、かなり木々を意識しているだろうに、どうして最後の一歩が積められないんだろうか。
もう一度くらい超貴公子として君臨するべきじゃなかろうか……木々の冷たい視線がまた吹き荒れるだけになるか。

読み切りは、夏休み前の少年と少女の話。
気になっている少年に、失敗したところを見られて。
でも少年はそれをフォローして、気にしないように声をかけてくれて。
最後に告白をする、と。短編として分かりやすく恋してるなーという感じで読みやすかった。


赤髪の白雪姫13

ico_grade6_4
「おまえがここに身を置くと決めたなら 俺も改めて言おう」
「おまえも知っている通り 白雪はああいう奴だからな」
「行動を共にし頼りにするものが必要だ それは お前にしかできないと思っている」
「オビ この先 おまえに白雪のそばを任せたい」
「あんたとお嬢さんの為なら 俺はどこへでも行きましょう」


リリアスへ向かう事となった白雪。
長く離れることとなって、溜めていたものが思わずこぼれて。
木々がゼンを呼びに行って、任せると言うあたりは、このメンバー絆の深さが分かっていいですね。
そこからオビがミツヒデと木々に飛び火させたあたりは笑う。
ミツヒデ、もうちょっと頑張ろうよ……そんなんだからちょっと前の人気投票でリュウに負けるんだ……
いや、ミツヒデ好きですけどね。

白雪たちがリリアスに向かって、ゼンと側近三人のやり取りが面白い。
派遣期間は2年の長期になるという事で、ゼンとしてはオビを側近として送り込みたい模様。
オビはオビでいろいろ悩んでるみたいですけど、まさか初登場時に狙撃してきた輩がここまで成り上がろうとは……
山の獅子の鹿月とイトヤが意外なところで再登場。
白雪連れて行こうとしたこと引きずっているのは、ちゃんと反省している感じがしますね。
ある程度で吹っ切らないと、今度は枷になってしまいそうですが。

ゼンとオビが船の上で、真面目に会話している場面はなかなか良かったですねぇ。
翌朝、変な仮面装備で起こしに行くあたりがオビですが。
木々の髪型の話をしている時のミツヒデは……うん、オビと同じような目になった自信があります。
描き下ろしの4コマ+αな王城記録が地味に笑えた。
オビはほかの面々を独特の呼び方で呼びます。お嬢さん、旦那、木々嬢、主。
そんな中で、オビと木々嬢がその呼び方の話になって。ゼンとミツヒデの顔が……

読み切りが収録されています。
「雫の先に」。砂漠に生きる少年と少女の話。
少女は病に倒れ、何もできないと嘆く少年は一人遠方にある街へ歩き出して。
うん、必死さは買おう。無謀の類ではあるけれど、それで結果を出したんだから、めでたしめでたしってところでしょうか。


赤髪の白雪姫12

ico_grade6_3h
「ゼン」
「俺が今日跪くとき お前は今お前の手にあるものに懸けてそこに立て」

新王即位。
表紙の通り、イザナが主役のエピソードではあります。
50話の扉イラストはゼン、オビ、白雪、木々にリュウ。
人気投票の上位5人を選抜した絵だそうで。側近なのに、6位で乗り損ねたミツヒデ……
まぁ、そういう役回りだったということで。

イザナがかなり有能でいろいろやっているのに、王ではなかったんですよね。
父親はすでに亡くなっていて、母親が女王として君臨していたそうです。
執務続きの中で王城アレルギーを発症して離れていたようですけど。
大仕事の時期は見誤らない、とイザナを王にするために彼女は戻ってきました。

当然それに合わせて、ゼンの立場も変わっていきますが。
立場が変わろうと、時間がたとうと、自分自身の志は変わらないのだと。
かつてゼンが王子でなかったら、という少年がいた。けれどゼンはそう思ったことはない、と言い切った。
やっぱり、たまにヘタレるところもありますがゼンはゼンで格好いいですよね。
有能なイザナもキャラとして好きですけど。

称号を持っているということもあって白雪はラジ王子の出迎え。
そして、その称号があるがゆえに、ラジ王子と共に戴冠式の場に迎えることに。
ちゃんと活用されていて素晴らしいですね。
戴冠式を終えて、イザナが出した辞令は、リュウと白雪の異動。
リリアスに行って多くのことを学んで来い、と。

ゼンと側近二人、オビに白雪。この5人の仲も深まってきたと思ったらこれですよ。
安定してきたからこそ、変化のエピソードになっていくということでしょうけど。
離れていようとも、白雪とゼンなら、変わらずに自らの為すべきを成していくんだろうなぁ、ということでそのあたりの心配はしてませんが。

赤髪の白雪姫 12 (花とゆめCOMICS)
あきづき 空太
白泉社
2014-10-03

赤髪の白雪姫11

ico_grade6_3h
「俺は――――白雪も自分と共にある者の一人なのだと 明白にしたいと思っている」

第45話~第49話まで収録。他、特別編と、おまけ。
45話は、リリアス組が王城に来る話。歌いながら薬草の世話しているところをゼンに目撃されて顔紅くしている白雪が可愛かった。ミツヒデがオビに話聞こうとするくらい木々とのことで迷っているのはちょっと面白い。覚悟決めればいいのに。
この話で一番笑ったのは、使えないシダンさんからのガラク薬室長の対処法の手紙。うん、使えない。対処法で「諦めろ」っていう時点でいろいろ違う。

第46話からは、帯の文句通り、ゼンの妃決めが始まるエピソード。
見合い写真来たり夜会を開く開かない云々の話でるあたり、ゼンってちゃんと王子なんですよね。最近はちゃんと仕事してますが、割と自分から動く人だからなぁ。
とりあえず、木々とダミーの見合いをして、「妃は選びますよー」ってアピールをして時間を稼ぎつつ、ゼンが行動を起こす。
ミツヒデとオビの「…………からかえてますよね?」「…さあなぁ…」ってやりとりが個人的にはツボ。で、そんな物騒な空気創ってるミツヒデの知らぬところで木々が心の内を明らかにしていますが。さてはて。
イザナ殿下が格好いいんですよね。壁になっているようではありますが、敵ではない。超えなくてはならないハードルとして、好感が持てる相手だっていうのは良いと思います。

ハルカ公が、なんのかんの言いつつ気にかけてくれているところとか。
白雪がゼンの前だと赤くなったりあわてたりしているけど、しっかりと嫌味には向き合い、男前なところ見せたり。白雪、ときどき無性に格好いいですよね。

さて、最後の49話。いろいろとイザナとゼンの立場が動きそうな、騒動というかイベントが起こるようですけど、次巻以降の展開が楽しみですね。

特別篇は、数年前のゼンと側近二人の話。木々がゼンについてすぐの話しで、言葉づかいとか態度とかが、今とは違って面白い。
おまけページの4コマ『暇な夜』が笑えた。カードをするゼンとミツヒデとオビ。オビが罰ゲームを提案してそれを聞いた二人は「なんて事思いつきやがる」って思ってすごい顔でオビをみている最後のコマが……で、次のページでその罰ゲーム実行しているゼンの姿が描かれているところまで含めて完璧ですね……。
livedoor プロフィール
アーカイブ
カテゴリー
最新コメント
記事検索