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「『誇り高き騎士』様は、正々堂々戦って死ぬだけでいいんだろうけど、
 俺は卑怯でも生き残らなきゃいけない理由があるからな」


小説家になろうに掲載されている小説。
連載中で、記事書いている時点で153部。
第1話~第148話まで。途中で断章といいますか、横道にそれている話が挿入されているので、少し話数と総部数はずれてます。
章立てとか、サブタイトルとかが無いので、目次がみにくいのがちょっと難点か。

立ちくらみに襲われ、気が付いたら異世界に召喚されていた、神野響。
特に何かしろと支持されることもなく、街に放り出されていた。
魔物とか、獣人とか、わかりやすくファンタジーな世界ですね。
魔王がいて、勇者が現れることが期待されているあたりも、テンプレではあります。

召喚された際に『加護』と呼ばれる力を得て、ステータスが強化されていたため、冒険者として生きていくことに。
加護の強化はチートレベル。
しかし、堅実というかなんというか、地道に進んでいく感じですかね。

絶望することもなく、しれっと世界に溶け込んでたり、奴隷を買ってしまったりとか。
いや、人助けな面もあるから悪いとは言わないけど。
異世界召喚モノで、奴隷というと、そういうことをいたすシーンがあったりするので、そこも好みが分かれるところでしょうか。
特に情報を与えられてない状態で異世界に放り出されて、適応できるのはすごいと思いますね。
一週間でだいぶ世界に詳しくなっているのとか、意見分かれそうな気もしますが。
主人公の、創意工夫を怠らないところは結構好きですね。

堅実に異世界生きてるあたりは嫌いじゃないです。
ただまぁ、結構のんびりしている部分もあるよなぁ、という感じで。
結局どういうところに落ち着くのかもまだよく判りませんなー。
決着がつくまでにはしばらくかかりそうです。ま、それだけ長く楽しめるってことでもあるんですが。
 
最後に、自分の覚書的にちょっと、簡単にまとめて感想をば。
最初にも書きましたが、作品のページは、特に章立てとかないんでご注意を。

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