気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

遠藤卓司

アルシャードセイヴァーRPGリプレイ 黄金剣と救世者

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勇吾 だから、勝手なことだとは思うけど……お前には、笑っていて欲しいんだ。

「お前を、お前の笑顔を、俺に守らせてくれ」

 
 「サクセサー」、「セイヴァー」に至る超上級ルールを取り入れたリプレイ。
なので、もう最初から20レベルという、超高レベルでPCを作成しています。
サクセサーとセイヴァーに至るイベントも用意してあって、高レベルの見本という意味が強いですかねー。
基本クラスに合わせて3人PCという、リプレイでは珍しい形式になってますし。

第一話 「月の杯と継承者」
第二話 「黄金剣と救世者」
 
厳つい顔と態度から、周囲から危険視されている鬼塚勇吾。
アイギスに属するルーンナイト、レパルス。
忍者の里で育ち、勇吾の幼馴染の少女のもとに、師の指示で赴いた少女、矢車菊花。 
そして、勇吾の幼馴染で菊花の訪問を受けるヒロイン相当のNPC、計斗歩音。

主軸にあるのは、主人公の勇吾とヒロインの歩音の交流といいますか。
順調にイベント積み重ねている背後で奈落が暗躍しているという王道の物語ですね。
「月の杯」っていうレリクスが、少女のもとに持ってこられたりします。
大きな陰謀に巻き込まれるだけの理由を持った少女、ってわけですね。
まー、20レベルクエスターが傍にいる状態でわざわざ目的もなく少女を狙う存在もいませんか。

勇吾がしっかり主人公をやっている脇で……
レパルスの量産型っぷりが笑えるといいますか。
いや、格好いいシーンでは格好いいんですけど、どうしても、その時に演出で笑えるといいますか。

最後の決断は、そうするしかないのかな……とあきらめていたところでしたが、
エピローグで、ちゃんとその後が描かれていたのがよかったですね。


アルシャードセイヴァーRPG リプレイ ミッドガルド 旋風少女と熱砂の罠

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「お前の考えは間違っている。お前は悪だ。私が断罪するべき存在だ。"皇帝の剣"として、真帝国皇帝の名と真帝国公認クエスター、ミカド・ラインダースの名において、カイラス・グーデリアン、お前を裁く」

PLは、今作のイラスト担当、中島鯛さん、フリーのイラストレーター、みかきみかこ。
F.E.A.Rの社長の鈴吹太郎、と副社長の菊池たけし。
演じるPCは、それぞれ以下の通り。
犬を連れた傭兵団の出身の少女、ウルエラ・ウルヴス。
一度死に豊穣の神としての力を得て蘇った、砂漠の緑化を目指す女性ファーナ。
記憶を無くした若き放浪の賢者、テム。
帝国公認クエスターとして、"皇帝の剣"として敵を裁くミカド・ラインダース。

中島さんのPC、ウルエラが、すごくまっすぐな少女で、格好良かった。
ミカドは……格好つけというか、ボンボン。だけど締めるところは締められる、良キャラ。
緑化志しているはずが、良い間違えて度々緑茶化させようとするファーナと、記憶を無くしながらもしっかりフォロー入ったりしているテムとで、結構いいチームだったと思いますよ。
なんか珍しく、キャラ作る場面とか、アフタープレイとかも細かく描かれていましたね。

第一話 旋風少女と大砂虫
第二話 旋風少女と熱砂の罠

スズリ砂漠という場所を舞台に、砂漠の天災、サンドワームを巡る物語。
1話は、帝国の部隊の一つが、どうも「砂漠戦艦」なる秘密兵器を勝手に作っているとかで、それの調査にミカドが行ったりします。飛空艇でいったらうっかりというかやっぱりというか撃墜されるのもお約束。
で、墜落した場所で出会ったファーナと一緒に、サンドワームに呑み込まれてしまう。
まぁ、他の2人もサンドワームに呑み込まれているんですが。
合流場所は、サンドワームの胃の中です。……嫌だなぁ、こんな顔合わせ。
で、シナリオクラフトのチャートを参考にした「楽しいダンジョン」チャートを用いながら、PCたちはサンドワームの中を突き進む。
……いや、しかしサンドワームってどれだけでかいんだ、って気分になりますなー。
そしてラスボスには加護によって逃げられてしまう。
決着は次回に持ち越し。

2話は、砂漠の別の街に舞台を移す。
ウルエラは壊滅した傭兵団の目撃情報を追い、ようやく兄貴分と出会うものの、彼は怪しげな行動を起こそうとしていて。
仲間と、街の人々のことを考え、その上で出した結論の快い事。
そうやって信じるところを突き進めるまっすぐさが眩しいですねー。
またしても、サンドワームが利用されようとしていますが。
……こんな短期間にいろいろやられて、サンドワーム、よく切れないなぁ。冷静な意識っていう者もあってありがたい事です。うっかり怒りに呑まれて街滅びてもおかしくなかったような。
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ちゃか

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