気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

野崎つばた

魔物使いのもふもふ師弟生活

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「実は私……ちょっと、頑張りました」

(略)

「だからそういって貰えて、すごく……すごく嬉しいです」

 

魔力を主食とする生命体、魔物。

理由なく人を襲うことはなく、上手く共存できれば土地を豊かにすることもできるようですが……

それは広く一般に知られた知識ではなく。魔物は害悪であり、人類の敵で、排除すべきというのが常識だとか。

 

怪我をした子供のドラゴンを保護した少女が、魔物使いシンラのところに転がり込んできたことで、色々と動き始めます。

とはいえ、このシンラ。過去に色々動き回っていたこともあったようで。

国の上層部に知己はいるし、変な二つ名まで持っているしで、昔のエピソードとか気になるところです。

 

魔物は害悪だ、という常識がある中で、怯えることはないと唱えるシンラは異端なわけですが。

その教えを素直に聞けるアレサは良い子ですねぇ。育ちがいいんだろうなぁ、とは節々から感じられましたが。

そんな彼女だからこそ、子ドラゴンを保護できたんでしょうが。

どうかこのまま歪まずに育っていってほしい所です。シンラの教えを受け入れてくれた村なんかもあるみたいですし、この調子で努力が結実していくといいですねぇ。

魔物使いのもふもふ師弟生活 (HJ文庫)
無嶋樹了
ホビージャパン
2016-12-28
 

グラウスタンディア皇国物語4

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追い詰められた人間の退路を断ってはいけない。戦場に於いても逃げ場を失った兵は何をしでかすかわからない。だからこそ退路を作り、相手に譲歩させながら負けを認めさせる。それはほかでもなく軍師としての初歩の教えであった。
(略)
今は亡き師の教えにクロムは漸く安堵の息を吐いた。


敵の港は難攻不落。
正面から打倒しようとするならば、皇国が今動員できる兵をすべて投入しなくてはならない。
そんなことはできないから、策を以て落とそうとするわけですが。
前準備として、ラトルグへ渡り、色々と手を回すわけですが。
あらすじに「大博打に打って出る」とはありましたが、まさか本当に博打に手を出すとは……

それでいいのか、軍師。
敵に策が見破られることを前提とした、前回の作戦といい、クロム、軍師としてかなりクレバーというか、チャレンジャーというか、頭おかしいというか。
ファウラが手わざには長けているから、普通にやって負けは無いでしょうけど、これ万一負けてたら国庫に穴が……っていうか、これから戦だって時に作戦に組み込んだとはいえ賭け事とかしてんなよ…。
身一つで、敵対勢力の信を得たコウソンの方が実は主人公なんじゃ。

伏線回って事ではありますが、ちょっと欲張りすぎじゃないかなぁ。
コウソンの事情を合間に入れていることと、今回別行動のガジェルの話が多かったっていうのもあって。
一つ一つが結果を出してるのに、駆け足って感じがあります。
端的に言って、物足りない。次回大きく動きそうですし、それ次第では評価下がるかもなぁ。

グラウスタンディア皇国物語4 (HJ文庫)
内堀優一
ホビージャパン
2014-11-28

グラウスタンディア皇国物語3

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「たとえ最後の一兵になろうとも、自らの兵を信じ続ける。それが我々皇族のすべき役目なのだ。自らの民を、自らの兵を信じず、人の上には立つことは出来ん。結果はその後の事なのだ」

絵師が変更。
鵜飼沙樹さん本当にどうしたんですかねー。やっぱり仕事抱えすぎたんだろうか。
兵数に勝るリジアからの侵略。クロムは策を尽くし相手の兵を削り、グラウスタンディアのにとって優位になるように進めていきます。

本当にクロムが有能すぎてなぁ。他の皇国七聖も活躍はしてるんですけどねぇ。
「リジアの頭脳を信じている」からこその策。こちらの策略が見透かされることを踏まえて裏をかく。
敵がさらに一歩進んで、裏側を読んで行動したとしても、対応できるように手は打っていたようですけど。
リジアの上層部は大分腐ってましたけど、その中で、必死に手を尽くして、祖国のために働いていたのに、もくろみ通り動かされていたっていうのは中々痛いだろうなぁ。
それによって失ってしまった者もあるわけだし。

ただ、リジアは今回の件で、貴重な人材を失ったけれど、それ以上に腐った人材をうまく減らせたとも見えます。
その上でさらに、有能な若手は生き残ったし、クロムの手を知ったから、次の侵攻があったら対応してくるでしょうね。
そう考えると厄介な相手を活かしてしまったな、というところですが。
クロムが手を休めず、リジアの軍事拠点を責めようとしているようですが、今度はいったいどんな奇策を用いてくるんでしょうか。

2巻から合間で描かれている他国の様子が気になります。
ラトルグ国のコウソンとレイリンの話。
彼女たちが主人公でも、一本ストーリ―を作れそうな感じが。
わざわざ状況を描いているっていうことは、その内クロムたちとかかわってくるんだろうなぁ。

ジルバ皇がダガットに見せた呪い。
それを見てなんか思いっきり箍が外れたみたいにダガット奮起してましたけど。
一体彼は踏み込んでしまった先で何を見たんですかね。
あのあたりが、グラウスタンディアの内憂とならなければいいんですが……難しいかな。

グラウスタンディア皇国物語3 (HJ文庫)
内堀 優一
ホビージャパン
2014-09-29

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