気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

電撃文庫

GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンⅩ(上)

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「いえ、無理ではありません!」

立花・誾が応じた。こちらに届く声で、

「並ぶものなし! 無双の名において、無理などという限界は存在しないのです!」

『よくぞ言った!』

 

信長が本能寺の変を断行。

それでもトーリたちは、創世計画を止めて、末世を救うという目標を崩さず。

武蔵勢と羽柴勢との戦いは避け得ない状況となり。

歴史再現『伊賀越え』によって、明智勢と評されている武蔵を松平に戻そうとしてましたが。

 

歴史を動かす最終局面だって言うのに、その内実が中々ひどい(褒めてる)。

流石武蔵というか。ネシンバラの不良在庫とかをゴミとして、敵の前にばら撒くとか。

魔女たちの同人誌ばら撒くとか、確かに時間稼ぎにはなっているけど、なぜその手を選んだ、というのを普通にやってくるからな……

『ごみを捨てる大義名分を作った文書を送れ』と無茶ぶりされる大久保と、その怪文書を読まされた安土達の反応が愉快。

 

あと通神で言質を取られらくないからと役職ではなく「武蔵の八百屋」と「安土の肉屋」を名乗り交渉してる辺りはおかしすぎた。

何をしているんだお前等は……!

いい感じに温まっている武蔵勢に振り回されている竹中の言動も怪しくなってくるあたり、武蔵勢の感染力すごいよな……

あと「武蔵副会長のパターンとしては、宣戦布告が来る可能性がかなり高い」とか見込まれている正純のウォーモンガ―っぷりよ。否定できないけど。


1パーセントの教室

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「アナタが私を巻き込みたくないのは伝わりました。ですが、もう手遅れですよ。私とアナタは無関係でいられません」

 

積読消化―。積んでるうちに続刊が出てるヤツ。

クラウスメイトの少女、日々野明日香。

彼女は、親しい人間を悉く破滅させる死神という異名があって。

本人曰く正確には『これから不幸になる人間を好きになる』という事ですが。

そんな事情を聴いた後に、彼女から「好きになった」と告白されたらそりゃあ逃げたくもなるでしょう。

 

とはいえ、クラスメイトを避け続けるのは難しく……

破滅を避ける為に恨まれないようにするという協力体制を組むことに。

そして、主人公の周囲で起こる問題に対処していくことに。

妹に格好つけて嘘をついていたので、それを取り繕うために彼氏役をする、とか。

ストーカー騒ぎの謎を解こうとしたりだとか。

 

問題のネタに事欠かない学校だなぁ……

というかあの教室がそうした問題をはらんでいる可能性が示されていますが。

まぁ、確かにどこか粘着質というか、絡みつくような感じはあるかなぁ。もうちょっと関心が薄いクラスメイトとかいても、不思議じゃないと思うけど。

変な方向に団結してる感じはします。その辺りの謎が描かれるまで続けばいいんですけどねぇ、とりあえず早めに2巻読もうかな……




優雅な歌声が最高の復讐である

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「いいことばかりじゃないぞ。自由にやったらやったで新たな悩みが増える。そりゃもうたくさん増える。自分が責任をもたないといけないことが、わんさか増える。行きたいように生きるのは、相応の苦しみを伴うんだ」

 

うーん、何というか惜しい感じ。

怪我でサッカーを辞めた少年。歌えなくなった少女。

大切だから多くの時間を割いたけれど、それを失ってしまって。

同病相憐れんで、もっと鬱屈とした感じになるかと思っていたので、そこまで暗く落ち込まずに済んだのは良かった。

 

けど、サッカーと音楽と。

蘊蓄を披露している場面がちょっとくどかったかなぁ、って言うのが一つ。

あとは、もうちょっとキャラを削って、隼人と瑠子に集中させた方が良かったんじゃないかなぁ、って感じがしますね。

 

隼人は瑠子と会わなかったら、まだまだ無気力ゾンビを継続していたでしょう。

そこから立ち上がって、『サッカーが好き』という自分の気持ちを確かめて、先に進めるようになった事。

同じように悩みを抱えていた瑠子が隼人に助けられ、また歌を歌った事。

悩みの底から浮上してきたのは良いことなんですが……押しつけがましい部分があったかなぁ、というか。ちょっと物足りなさを感じてしまって残念でした。

雰囲気は良いので、あらすじ読んで気になったのなら手に取ってもいいのでは。なぜこのタイトルになったのかは謎ですが。



ソードアート・オンライン プログレッシブ6

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「ははは……付き合いの長い私も、二人がどういう関係なのか未だに把握しかねているんだ。戦闘中はあんなに息があっているの、一日三回は喧嘩するからな。ちなみに今日は、さっきので二回目だ」

「えっ、うそ、まだ一回目のはずよ」

 

エルフの秘鍵集めクエストに参加するキリトとアスナ。

その間にも攻略組は順調に六層を攻略していってましたが……

NPC達の自由度がかなり高くなってきているというか、この世界の自由度がかなり上がってる感じ。

 

途中で他のプレイヤーと遭遇して情報を得ていましたが……

六層のクエストの重要人物、スタキオンの領主が行方不明になったという情報を聞いて。

……そりゃあ、アスナとキリトのクエスト中に横やりが入ってきて殺されてるからなぁ……インスタンスで解決されているものと思った出来事が他にも影響を与えている。

それによって色々と動きが出始めて……

 

秘鍵クエストのほかに、スタキオンの連続クエストにも手を出してましたが。

キリト達がクエストを進めて行かなかったらボスにやられていた可能性が高いわけで。

速度重視の攻略をしていくと今後も危ない場面は出てくるんだろうなぁ。実際に、本編においては、一部が前線から離脱して「解放軍」だかが作られたわけですし。

アインクラッドの背景ストーリーもちらほら情報出てきてますが、そっちはそっちで気になるなぁ。これだけ世界が作り込まれているってことは、そっちの情報も盛りだくさんっぽいし。本筋から離れるから、今後も断片しか出てこないだろうけど。

カードのフレーバーテキストとか好きなもので。
しかし本当にキリトとアスナの距離縮まりすぎて、この後どうなるとコンビ解消に至るんだ……?



ソードアート・オンライン プログレッシブ5

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「キリト君は、わたしとコンビを解消したいの?」

どストレートの剛速球が飛んでくれば、俺も本心を吐露するしかない。

「したいかしたくないかで言えば……したくない」

「そう。わたしもしたくないわ……じゃあ、それが結論でいいじゃない」

 

アインクラッド第六層編。副題が「黄金律のカノン(上)」。

プログレッシブシリーズ初の上下巻構成となってます。

一層を一巻で書き切るにはどこかしらをダイジェスト化しないといけないのが不満で、できるだけ書いてやると詰め込んだら分冊される事になったとか。

 

今回の層コンセプトはパズル。

宿屋で部屋を取れば、その部屋の扉にパズルがあって、解かない限りは入れないなんて厄介な街もあり。

クエストもそのパズルが氾濫した街の事情を調べるものもあったり。

毎度毎度思うけど、茅場はちょっとSAO世界を作り込みすぎじゃない? これを100層分創り出して、AI配置してって相当な設定厨だったのでは……

 

第五層で手に入れた強力ながら扱いに困る武器についての話し合いもしてました。結局は良案がでず、キリト預かりのままでしたけど。これ本当に危険だろ……いったいどうするんだか。

相変わらずキリトとアスナがコンビで動き……クエスト中に襲撃を受ける展開があったりと。

相変わらずは乱を招く星の下にいるなぁ、と言いますか。

キリト達がクエスト報酬などで戦力拡張しているのと同じように相手も武器を新調したりしていてますます厄介な感じ。

六層の探索が続き、行動範囲が広がったことで後半キズメルと再会できてましたから、この後はエルフのクエストメインに切り替わるのかなぁ。



はたらく魔王さま!SP

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「……なんつーか……」

「何よ」

「……面倒くせぇ奴」

 

テレビアニメシリーズの特典小説、描き下ろしを加えて文庫化。

電撃大王にてコミカライズされたのを読んでいて、大凡エピソードとしては把握してましたが、迷わず購入。

こうやって特典小説を、時間をおいて刊行してくれるのが最近チラホラ出てきてますが。

正直有難いですねぇ。円盤まで追いかけ切れてなかったりしますし。本当なら購入して応援とかも出来ればいいんですけど、懐が寒いとどうにもねぇ。

 

閑話休題。

5巻と6巻の間のエピソードですね。

農業を営んでいる千穂の父親の実家から急な人手不足による応援要請がやって来て。

まだマグロナルドが改装終了していない為、手が空いていた魔王軍三名が派遣されることに。

 

元農家の娘である勇者は、実家の農地を潰した魔王たちがどんな顔して農業にいそしむのか、と愚痴をこぼしてましたが……

まぁ、そういう感情を抱くのは仕方ないですよね。魔王もそれに関しては、理解を示していましたが。

それとは別に魔王と勇者が、互いの感情や思考を想像できる自分というのに苛立ちを覚えているのも確かなようで。

このころはこれぐらいの距離感だったよなぁ、とちょっと懐かしくなりました。

 

親戚から魔王との関係……というか自分の思いについて突っ込まれて慌てふためいているちーちゃんが可愛かったです。

ただ農業に従事して終わらず、厄介事にまきこまれているあたり、誰が招き寄せてるんだかって感じですが。

餌を求めてうろついて居た熊を勇者が対峙したり、近隣を騒がしていた野菜泥棒を捕まえようと動いたり。条件次第で団結できるって言うのは強い。

しっかり泥棒共を捕まえて脅してくれたのにはほっとしました。

勤務先で万引きに悩まされる日々を送っている身としては、盗人は本当許せないので。……まぁ、勇者と魔王におどかされて同じような真似はしないでしょう。
……そこで終わってれば格好良かったのに、熊殺しでオチをつけるあたり魔王様、詰めが甘い。

はたらく魔王さま!SP (電撃文庫)
和ヶ原 聡司
KADOKAWA
2018-06-09


はたらく魔王さま!18

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「いつも、悪かったな」

「やっと分かってもらえて、嬉しいです」

 

年度の変わり目という事もあり、マグロナルドのスタッフも入れ替わり……

ちーちゃんも受験生になるため、店を去ることに。将来、どうなりたいのか、という悩みは尽きないようですが……

ちゃんとアドバイスをくれる大人が周囲にいるからちーちゃんは大丈夫でしょう。

 

こんな良い子から想いを寄せられて、長々と返事を保留している魔王は本当痛い目見ればいいのでは……

いや、前回不測の事態で吐血したり気を失ったりしてましたけど。

 

エンテイスラ側でも動きが加速してます。

天使たちが神託を下し、中央大陸でこそこそと準備していた魔王たちを打倒しようと準備が始まってます。

とはいえ、人や物資を集め、旗印を揃え船による輸送ルートの確保等々目的が定まっても敵が即座にまとまってやってくるわけではなく。

鈴乃達が可能な範囲で足が遅くなるように工作していて、無用の血が流れない良い結末になってくれればいいですけど。

また天使たちが何か手を打ってきそうで嫌な予感もしますね。

 

芦屋もこの状況下で色々と暗躍しています。

魔王たちはあくまで王とその配下であるのだ、と。日本に適応して生きてるだけじゃなかったんだなぁ……

魔界の抱えていたエネルギー問題、魔界の住人たちの行く末。そうしたものをしっかりと、今なお考え続けていた。

 

そしてちゃんと未来につながる策を出してくるんだから、流石。

万事解決する一手というわけではありませんが、多く抱えている問題を解決していく一歩目にはなったんじゃないですかねぇ。

少なくともマグロナルドの人員不足に関しては一枠埋めたわけですし。この調子でどんどん進んでいってほしい所です。

はたらく魔王さま!18 (電撃文庫)
和ヶ原 聡司
KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
2018-03-11


はたらく魔王さま!17

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「さあ、肚を決めろ天使。我らは未来のために、とっくに道を選んでいる」

 

魔王が正社員登用試験に落ちて、木崎店長が異動する事が決まり、エンテイスラだけではなく勤務先でも問題が。

神様をどうこうしようって計画の最中であっても、こうやって日常側のエピソードをちゃんと織り込んできて、どちらも大切なんだと描いてくれるのがいいですねぇ。

 

落ちたショックで仕事に打ち込み、同僚たちから魔王が何人も居るように見えるとか言われるぐらい働いてる場面から始まったのには笑った。

大分揺れてるから、魔王的には笑い事ではないでしょうけど。木崎が絡んだときのサリエルみたいに割と魔王も面倒になる時あるよな……

 

傷付いたカミーオが持ってきた厄介事。

大魔王の遺産、最後のひとつには厄介なトカゲがくっついてきて。

特殊な能力がありつつボケてるとか、扱いに困るどころの話ではない……

神を打倒するために着々と準備が進んでいたと思いきや……天界もただそれを黙ってみているはずもなく。

最悪の手を、こちら側が嫌がるタイミングで的確に打ってくるあたり油断ならない。

さてはて、状況的に仕方ない部分があるとはいえ、魔王に良い所なしだからもうちょっと頑張ってほしい所ですが。

はたらく魔王さま!17 (電撃文庫)
和ヶ原 聡司
KADOKAWA
2017-05-10


魔法科高校の劣等生25 エスケープ編〈下〉

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「ナンバー・ツーじゃない。お前は九島家のナンバー・ワン。『九』を冠する魔法師の最高峰だ」

()

「……嬉しいな」

()

「達也さんに認めてもらえるなんて」

 

戦略級の魔法に狙われたものの、辛くも生き延びた達也たち。

しかし水波が二人の守護に魔法を使いすぎ倒れる事態に。

彼女に惹かれていた光宣がその情報を知り……パラサイトと同化するというヤバい方法に手を出して。

 

それだけではなく、USNAにおいても、またしてもスターズが情報に踊らされて、再度パラサイトを召喚するという失態を犯してましたが。

……こいつら特務部隊として失格だろ……失態おかしすぎてて、よく組織の形残ってるなって状況だと思うんですが。

一度解体して別組織を作り直した方が、役に立つのでは……? 今回割と壊滅的な打撃受けた感じはありますが。

 

達也と光宣が対決する羽目になって……決着がつかないという展開に。

お互いに、相手を殺すしか止める手立てがなく、この一戦ではそこまで踏み込むつもりがなかったために、仕切り直すこととなった、というのが正確なところですが。

情報を十師族で共有し、対策を練ったりしてました。

さらに、この状況を招いた戦略級魔法の使い手が、再度攻撃して来たりもしましたが……二度同じ手を喰らう達也ではなく。効果的な反撃をお見舞いしてました。コレで懲りてくれればいいんですが。

光宣以外の問題までやって来て、なにから対応すればいいのやらって感じですなぁ。



魔法科高校の劣等生24 エスケープ編〈上〉

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「そこで、この場を以てトーラス・シルバーの解散を宣言します」

 

達也こそがトーラス・シルバーだと、暴露する映像が流れて。

それに対抗するために、達也も行動を開始。ひとまず、トーラス・シルバーは個人ではなくチームであるという事を開示し……

かねてより温めていた、恒星炉を用いたプロジェクトの発表をして、注目を集めていました。

 

「ディオーネー計画」は、責任がある立場に居る魔法師にとって、反対するのが難しい理想を唱えたもので。

裏の事情を知っていれば、それに乗れるはずがない、という計画でもありましたが。

四葉がその事情を知って、達也の支援をする動きを見せているのに対し、世間の風当たりが厳しいからなぁ。

雫の父親とか裏の意図を察している人もいる中で、視野が狭いキャラも多くて。その温度差が致命的な状況を招くんじゃないかと心配になりますねぇ。

 

魔法協会の会長職にある十三束の母親がかなり苦悩している様子は、本人とその周囲はかなり胃を痛くしたこととは思いますが……

あちこちで暗躍してる連中が居る中で、「そんな権限がない」と無茶ぶりに頭を悩ませている姿は、常識的な大人の姿という感じがしてちょっとほっとした。

……どんどん無理難題積まれていって、こう、お見舞い申し上げたい感じでもありましたが。

 

実際無理がたたって倒れてしまったようですしね。それで十三束がかなり冷静さを欠いて、達也に合わせろとか言い始めて……

大人が裏事情に気付き対策を取ってるのに、これまで近くにいた学生に足を引っ張られ層というのは、何というか……達也のスペック的に仕方ないことかもしれませんが、どうもすっきりしませんね。

 

達也を追放しようとしていた勢力は、ディオーネー計画に引き込めなくなりそうだという事で、暗殺も視野に入れて動き出してて。

各国の思惑が入り乱れてて、もう戦争待ったなしなのでは……とか思えますけどね。ギスギスしすぎだろ、この世界。



プロフィール

ちゃか

 友人に「活字中毒っていうか読書中毒」と評される程度には本が好き。適当に感想を書いていく予定。リンクはフリーでコメントはご自由に。悪質と判断したものについては削除する場合があります。

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