気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

電撃文庫

ソードアート・オンライン14 アリシゼーション・ユナイティング

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「ああ……立つよ。お前のためなら、何度だって」

 

整合騎士となったユージオと戦うキリト。

言葉を投げかけながら、切り結び……ユージオは意識を取り戻して。

正直、思っていたより早い段階で戻って来たと思いましたが。

自責の念に駆られたユージオは一人最高司祭の下へ。

抱え込みすぎるのも良くないと思いますけどね……外野だから言える事で、彼は止まれなかったんでしょう。

 

ユージオも非常に徹してキリト達を封じたわけではないので、途中でキリト達も合流しましたし。

そこでついにアドミニストレータから、彼女の成して来た事が語られるわけですが。

恐ろしいというか、おぞましい。そこまでのことが出来るのか、と絶句してしまう。

ここまでこの世界を、人を弄んでいたのか。

 

それに異を唱えるカーディナルの言葉が、全く響いていない感じが、ラスボスって感じで良かったですねぇ。

死力を尽くし戦いを制した後、キリトはついに念願の外部へつながるコンソールを見つけてましたが、現実側も予想外の状況に在るようで、上手く情報共有が出来ず。

というか、ラースが襲撃されてるって何事!?

 


数字で救う! 弱小国家4 平和でいられる確率を求めよ。ただし大戦争は必須であるものとする。

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「えっとだな、僕は“ひょっとして”って思ってる。勘違いじゃないといいんだけど」

「奇遇ですね。わたしもです、ナオキさん。最愛の人に隠しごとをされてたのかもって、思ってます」

                                                                                          

主人公とヒロインが結婚して、5年後の物語。

ヒロインと愛人の間にそれぞれ1人子どもが出来てるとか、かなり思い切った方向に舵を切ったなぁという感じ。

でも、面白かったです。今のところシリーズで一番な巻ですね。

 

5年の間にファヴェールはおおむね平和だったけれど、周囲の火が消えたわけではなくて。他国との同盟を組んで、他の諸国連合に対抗している状況で。新しい、大規模な戦争が起きようとしている、一歩手前。

同盟も一枚岩ではないので、無理難題を吹っ掛けられない程度に要求を拒み、同盟を追われない程度の貢献を計ろうしたりしてましたが……

最終的に、同盟他国が予想していなかった新しい戦争を起こすことに。

 

しかし、ナオキがますます宰相らしくなってきた、といいますか。

露呈すれば糾弾されるだろう汚い手も使えるようになったようですし。政治家らしい一面が強化されてましたね。

前線に出て演説をぶったときなんかも威厳というか、迫力がありましたし。

 

ライアス公やケズテルド伯との関係も良好。なんか悪友って感じになってましたけどね。楽しそうで何より。

一方で、ソアラは……「かわいそがらないでください」って言われても、ちょっと……子どもの前で「友達がいない」宣言は流石に……

交渉の場では女王らしく振る舞ってましたが。ちょっと涙が。

ファヴェールは今回予定通り勝利しましたが。一方で予想外の展開も起こっていて、周辺が落ち着くのはまだまだ先の事となりそうですねぇ。



数字で救う! 弱小国家3 幸せになれる確率を求めよ。ただしあなたの過去は変わらないものとする。

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「今回は違うね。平気だね」

「そうですかィ? 俺ァ賭けてもいい。もっと兵隊が必要になる、に大銀貨1枚」

「いいぞ、乗った」

 

12巻よりなんか読みやすく感じましたね。

帝国の戦いから少し時間が経ち……ファヴェール宰相ナオキは苦境にあった。

ナオキに領地を与え、貴族階級に迎え入れるという案をソアラが提示。

しかしナオキはそれを拒否。胡乱な宰相に地位を与えることに反対意見があったのは確かなようですが、そもそも抗おうとはしなかったとかで。

ソアラからはちょっとしたいやがらせを仕掛けられるし、ライアス公にもツッコミをもらう事に。

 

異世界人であること以外にも、彼にはしり込みする事情があって。

彼の過去。特に、数学を語らう仲であった祖父の最期と残された数式。それを読み解くことができなかったナオキが得た呪い。

悩み続けた彼は、答えを求め続けていた。

そんな折に、ある地方から届いた書面から数学の天才の気配を感じ取り、急行。

 

大きな騒動にはならないだろうと少数の手勢と共に行ってみたら、見事に厄介事にぶち当たるから凄い運だな……

実際ナオキが足を運んでなかったら、トゥーナという才能ある少女が喪われていたわけですし。幼いながらも、頭脳明晰な彼女の言葉を無視することは出来なかった。

どうにか丸く収まるか、と思ったところで騒動が大きくなって。かなり追い込まれてました。

あと一歩のところまで追い込まれてましたからね。天秤はともすればナオキの死へと傾いたかもしれない。

そこを乗り越えたナオキが、最後しっかりとソアラと向き合ってくれてちょっと感動した。



ソードアート・オンライン13 アリシゼーション・ディバイディング

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「私は、人形ではない!」

 

積読の山から発掘。発売日には買ってたはずなんですがね…6年前ですってよ。

つまり、私は塔の外に放り出され何とか壁に張り付いていたキリトを6年放置していたことに……ごめんよ。

 

何とか塔の中に戻ろうと画策するキリトとアリス。

下手に争うよりも協力したほうがいいとキリトが説得してましたが……

塔の外壁にダークテリトリーの尖兵が居たりして、中々難儀な状況でしたね。

 

1人になったユージオは、キリトならどうにかして戻ってくるだろうと上層を目指して。

そこで整合騎士のトップ、ベルク―リとぶつかる事に。

流石は長というだけ会ってユージオも大分苦戦してました。

どうにか勝ち筋を見つけたかと思いきや、元老長という怪しい男がやって来てユージオを連行。口絵に居るので行ってしまうと、ユージオを新たな整合騎士とする手を打ってきて。

いやぁ、反則的ですね。そうやって手駒増やせるとか。

最高の相棒が一転敵役とか、燃えるシチュエーションではありますが。最後の挿絵がまたいい感じでした。



数字で救う! 弱小国家2 電卓で友だちを作る方法を求めよ。ただし最強の騎兵隊が迫っているものとする。

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「理想的な世界だということは、認めてくれるのですね」

 

国難をなんとか乗り切ったものの、問題は山積み。

素性のしれぬまま宰相となったナオキに対する反発もありますしねぇ。

いや実際、彼のいう事は数学的に間違いのない正論なんですよ。

ただ、一方的に正論を押し付けて黙らせてるだけで、その内不満が爆発しそうな心配が湧いてくるだけで。

 

実際、自分数学苦手なんで、彼の理論聴いてもふんわりとしか判りませんしね……自分で説明しろと言われたら無理と答える。

でも、現場に彼らを理解しようと行動する人がいてくれたのは、何よりでした。

紆余曲折はあっても最終的には味方得られてましたしね。首の皮一枚つながったと言う所かなぁ。他人事ながらほっとした。

 

西部戦線へ向かったソアラとナオキ。

そこにはソアラが苦手にする、前王に頼りにされていた従兄殿が居て。

彼は彼なりに王を立てようとしていたようですが……ソアラと向いている方向が違うもので、意思疎通に失敗し続けている状況。

まぁ、数学的思考でソアラと意思疎通できるナオキが特殊なんですが。一度徹底的にソアラに拒まれて、それで退かずに残ってくれた彼を尊敬します。

 



昔勇者で今は骨4 わたしからあなたへ

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「それでも、何かあるさ。後の奴らに渡せるものは。心でも、なんでも。……まあ俺、心臓も無いけど。なんかあるよ、なんか」

 

修行を要するハルベル達をエルフの国に置いて、ふらっと船上の人となったアルとイザナ。

いやぁ、コレはひどい。

修行を終えた彼女たちが「さーちあんどですとろい!」と骨を追いかけることになったのも無理はない。

 

愛船、ソカリスヘヌ号の修理の為に帝国を訪れて。

そこでもまた面倒事の対処を依頼されて、サクッと解決。

と思いきや、次の厄介事に繋がっている辺りは流石アル。

封印された「神の骨」とか言う、危険なニオイのするものを探しに行って……

 

フブル経由でダイスも似たような事態に遭遇していて、全員が丁寧にフラグ建てていくから、コレは「起きる」なと思ってました。えぇ。

あらすじでアルが取り込まれるとは書かれていましたが、思った以上の大物だったと言いますか。

『神の残滓』案件、怖いわぁ。王家はまだ安泰ですけど他のどれでも碌な事にならないって保証がされてるのが怖い。いつの日かアル他の案件にも絡んでくるでしょ絶対……




あの日、神様に願ったことはⅡ girls in the gold light

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「お前に知って欲しかったからだよ。俺も、お前の友達も。お前はもう一人じゃないって。出会ったから。触れ合ったから。知ったから。知りたいと願ったから。その瞬間、俺たちはもう他人じゃないんだ」

 

2巻で取り上げられるヒロイン誰かなぁ、と思ってたらまさかの新キャラで意表を突かれました。

黄金井月泪。同じ高校に通う、後輩の少女。碧と瑠璃とはクラスメイトのようですが、交流はなかった。

けれど、唐突にお金を出して友達になって、みたいな奇行をして注目を集めたりしたようです。

 

そんな彼女が叶羽の前にもやってきて。

「神様から試練を与えられた」という話や、彼女の過去の事なんかを聞くことに。

碧から誘われ、叶羽や燈華たちが写真部に所属する事になったりとどんどん変化していって、青春だなぁという感じ。

両手に花状態で昼食を取っていたり注目されてる場面もありましたしねー。

 

月泪が、少しずつ交流して仲良くなっていく場面は和みました。臆病な猫みたいだな、彼女。

そうして積み上げて来た時間を、台無しにしてくれる出来事が起こったのは悲しかった。ただまぁ、叶羽を天狗くんと呼ぶのと同じで、出る杭を打つような残酷さも人は持ち合わせてるんですよね。

でも良い出会いがあったから。マイナスな面に負けず、進み出してくれたことに安堵しました。

 



昔勇者で今は骨3 勇者と聖邪

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「それでも、信じるんだよ――キュリアン。死霊の俺達に出来るのは、本来そんなことなんだ」

 

海を渡りエルフの国を訪れたアル達。

そこでアルの当初の目的、かつて旅した仲間イザナと再会。

彼女が何を思って、この国へ来たのか。何を為そうとしているのか。

それを知ってアル達一行は悩みを得ることに。

 

アル本人は割とあっさりしてましたが、ミクトラとハルベルがちょっと揺れてたかなぁ。

彼の答えを聴いてほっとした事。それをひどいと思える心。ハルベル、本当いい子ですね。

そんな子を引き連れて、仮とはいえ主人として来訪したアルはいろんな意味で凄い。

いやまぁ、状況を察した上でイザナ本人にハッキリ告げられるデケニーが最強と言う説も。よくあんな爆弾放り込めるな……そりゃマジギレするって。

 

エルフの国と隣り合うオークの国。

文化的に発展してる面もあれど、問題がないわけでも無くて。

国境では戦争なんかも継続中ですし。……実態はどうあれ。

個人戦力としてはずば抜けてる勇者が、国家間の問題をどうするかと思いきや、割とパワープレイというか。「久しぶりに城落としてくる」っておいおいおい。

ミクトラ、思わず魔軍に同情してたじゃないか……実際ひどい。

しかしまぁ、アルのメンタルの強さもはっきり描かれて。「人の狂信者」と言わしめた、あの信頼が、彼の軸になってるんだろうなぁ。



破滅の義眼と終末を望む乙女

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「三人がいて、くだらない話で笑って、死ぬ。それでよかったのに」

 

手にした者に異能を授ける「レヴェリー」。

それらはどこからともなく現れ、適合者を見つけ……事件を起こす。

「協会」と呼ばれる組織は、同じレヴェリー使いを実働部隊として、事件の解決、隠蔽、レヴェリーの回収などを行っていた。

 

手にした者に異能を授ける。そんな都合がいいものに代償が無い筈もなくて。

形こと異なれど、生命力を担保に異能を発動するレヴェリーの使い手はほとんどが短命だった。

数々の実績を上げたチーム。そこに属する少年が、物語の主人公。

成果を上げているということは、レヴェリーを使い続けて来たということで。彼らの寿命は残り僅か。

そんなときに、終末型という世界を崩壊させられるタイプのレヴェリーに適合した少女が協会に保護されて……

 

命を削る異能、共に戦ってきた仲間! 過去の惨劇と、かつての約束、再会。いやぁ、古き良きラノベって感じでわりかし好きです。

綺月の言動からして、目的は明らかだったので途中の行動もそんな驚かなかったですし。



昔勇者で今は骨2 双竜の転生者

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(……私の中にある、みんなとの繋がりが。誰に対しても、臆することを許さない)

 

引き籠っていた勇者(の骨)を引っ張り出してみたら、魔王軍の残党と戦う羽目になったり、一つの村の今後に関わる話をもってきたり。

これには引っ張り出した張本人もびっくり仰天。すぐに王都に顔を出せと叱られることに。

いや、「びっくり仰天」なんて軽く書きましたが、そんなノリで片しちゃいけない面倒事に遭遇してますよね、アル。

 

王都に向かう道すがらでも、頭痛の種を増やしてますし。

性分と言うか、やっぱりそういう引き寄せの運勢もってるでしょ……

死霊術士ハルベルを見出したアル。村娘であった彼女は、魔術師として成長するべく学園に通って友人を作ったりしてました。

アルがまぁ臨時講師にさせられて無茶な課題を振ったりしてましたが。なんだかんだで乗り切った学生たちは強い。

 

勇者たちの活躍によって半壊状態とはいえ、魔王軍は未だに各地に残っていて。

「魔王」という象徴が消えた事で、まとまれずにいるようですけどねー。

その中でも今回はトップの将軍を殺された竜族が暴発。

いや、一応目標はありましたが。「己が身で立てば良かろう」とけんもほろろに切り捨てられてたのにはちょっと笑ってしまった。

うん、誇りを尊ぶなら、確かにあの姿勢はいただけない。その後、覚悟を決めて従えようとしたコキュトーは、竜らしく格好良さすら感じましたが……相手が、悪かったなぁ。南無南無。




プロフィール

ちゃか

 友人に「活字中毒っていうか読書中毒」と評される程度には本が好き。適当に感想を書いていく予定。リンクはフリーでコメントはご自由に。悪質と判断したものについては削除する場合があります。

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