ico_grade6_3
「もちろんこんなシステムいずれなくさなければいけませんけど、その産物は悪いものばかりでもないんじゃないでしょうか」

 

級友への恋心に気付き、告白しようと決意した主人公。

担任の先生が妨害して来ようとしたものの、謎の勢力の協力を得て告白成功。

しかし、学院に伝わる呪いが成立したばかりの二人に降りかかる事となって。

「非モテの呪い」。誰もがうらやむカップルが標的で……何らかの欠落を抱えた者が、標的と自身の要素を交換できる、というもので。

 

一応呪いを解呪するチャンスはあるものの、失敗すると好感されたままというハードモード。担任教師は、かつて呪いを身に受けたため、告白阻止しようとしていたんですよね……

実際に呪いが成立してからは頼れるアドバイザーになってくれて良かった。

主人公が、どれだけ変わろうと彼女を好きであり続けたのも中々ですが。周囲がサポートしてくれたのが大きいですよねぇ。

彼らの負担を当然のように感受するのではなく、申し訳なく思う気持ちがあるのも上々ですし……呪いの負の側面だけを見ず、美点を見つけられる彼女の方のメンタルも良い按配でした。