気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

風見鶏

放課後は、異世界喫茶でコーヒーを4

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「でも、僕は部外者じゃない。ひとつだけ――もしかしたら、ひとつだけ、僕はあの人たちと繋がっている。マッチ一本分の、小さな希望だけど」

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「たった一本のマッチでも、ときには爆発を起こせるもんさ。坊主に、それを灯す意思があるならね」

 

歌姫効果で人が増え、喧噪に包まれる街。

まぁ、深夜営業を開始して、それに合わせたサイクルで過ごしているユウを見るとあまりそんな感じもしませんが。

……歌姫効果から逃れたら、歌姫と鉢合わせるとか、ユウの引きの強さは相当だな……

1巻の頃から、コルレオーネとの縁があったりしたわけですし。

 

深夜営業になったことで、これまでとは違うお客さんが来て、この店に馴染んでいるのがいいですねぇ。

そこでできた繋がりがまた、ユウを助けてくれているわけですし。

深夜組のろくでなし同盟の様子も楽しそうで、和みました。ティセとコルレオーネさんの対面のところとか笑いましたし。

 

あとは、ノルトリが久しぶりに登場した感。まぁ、人の多さには負けるし、深夜営業時間に学生は来れないという真っ当な事情があったから仕方ない。

早起きして、気合で店まで来たけど、その後寝てしまったのがかわいい。ユウの内心がテンションMAXでちょっと引いたけど。

 

ユウが持っていた、歌姫たちとのつながり。

マッチ一本分の希望は確かに効果を発揮したわけですが……

ちょっとだけ、未来が怖くなりましたね。事情も分からずこの世界に来てしまったユウは、いつまでここに居られるんだろうか、という不安が。

後書きで作者的にシーズン2と言ってましたが。2に入ったからには、まだまだ続いてほしいものです。




放課後は異世界喫茶でコーヒーを3

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何かを諦め、捨てるということを自分で選ぶのだ。確かに持っていたものを放すことは、怖い。それを失ってしまえば、自分からどんあんいおおきなものが欠けてしまうのか、想像すら難しい。

けれどそれが、その怖さを乗り越えることが、今の僕には必要だと気づけた。

 

迷宮街に歌姫なる存在が来訪する事になって。

ユウも事情をよくわかってないので、アイドルのコンサートツアーみたいなものかなぁとか思われてましたけど。

来訪は3か月くらい後だというのに、歌姫目当ての観光客が増えて。

普段は閑古鳥が鳴いていることもある喫茶店にもお客さんが流れ込んできて。

 

そして同時期に学院でもトラブルが発生。

教授が実験で失敗し、校舎を吹き飛ばしたとか。死傷者は出なかったそうですが……失敗で校舎吹き飛ばすとかどんな実験してたんだ。

余波で寮にも被害がでて、残っていた学生を安全の為に退去させることに。

その中にはリナリアも含まれていて……歌姫騒動で宿が取れずに難儀していた彼女にユウは喫茶店の一室を貸すことに。

元々は酒場だったこともあり、二階に介抱用の部屋とか色々あったみたいです。

 

同棲じみた状況ですが、混雑している喫茶店の手伝いなんかもしてもらってるし……もちつもたれつ?

アイナの暴走もあって途中メイド喫茶になったりして、商人から商談を持ち込まれたり、リナリアの過去、彼女の両親について知る事になったりしてましたが。

そうした変化の中で、ユウが決断を迫られることに。ただ、目の前に用意された者から選ぶのではなく、ユウ自身が考えた上で答えを出したのが良かったですねぇ。

 

今回はノルトリの出番が少なくて残念ではありました。気だるげな彼女の雰囲気は、観光客でにぎわって状況が変化しているという状況と温度差あるから仕方ないかもしれませんが。



放課後は異世界喫茶でコーヒーを2

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「私は、運命の女神というものは信じていないんだ。きっと間に合うだろう、なんて言葉は使わない。無理やり、間に合わせるのさ。――でないと、後味が悪いだろう?」

 

今日も迷宮のある街にある、ただ一つの喫茶店はそれなりに繁盛しています。

閑古鳥がなくわけではなく、どうしようもないほど忙しくもない。

いい感じでお客さんが回転しているのでは。

 

コーヒーというこの世界では親しまれていなかった物を提供する店だからか、ユウの人柄ゆえか、変わったお客さんも集まってきてますが、まぁ、日々が楽しそうで何より。

モテ方を研究する男子学生たちとか。強面の医師とか、あいかわらずだらけまくってるノルトリとか。

 

引き続き登場している、コルレオーネが結構いい性格していて好きですねぇ。

あの兎、中々粋なところあって流石の風格を感じさせる場面                       

あとは配達員のシルルが純粋でかわいいかった。アイナがノックアウトされたのもむべなるかな。……いやまぁ、彼女は彼女で特殊な例な気もしますけど。

 

ギャンブラーなおじさんのエピソードは、短いエピソードでうまく見せてくれたなぁ、という感じ。

賭け事のゴタゴタで離れて暮らしていた妻子の元に帰ろうとした男。

もう賭け事から足を洗うつもりだったものの、妻子はある問題に直面していて、それを解決するために、彼は決断してしまって。

ああする以外の選択肢なんて無かったんだとは思いますが。

中々ビターなテイストで、これはこれで。ユウが最後にしていた小さな賭け、これはこれで結末判り切ってる感もあるますが。だからといって、やらない理由にはならないんだよなぁ。

いつか、結果が分かればいいな、とただそう願います。



放課後は、異世界喫茶でコーヒーを

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「これってもう、手遅れじゃない?」

「知りません。あなた次第です。もっとも、諦めるならそれまででしょうけど」

 

魔法が実在する世界、そして魔法のアイテムなどが産出される『迷宮』を中心に発展した迷宮都市。

その外れには一軒の喫茶店があり、この世界で唯一コーヒーが飲むことの出来る店となっていた。

異世界召喚もの。剣と魔法の世界で、迷宮なんてそれっぽいものもありますが、そんなものには関わらず、ただ喫茶店を営むだけのお話。

 

訪れるお客様も、近隣にある魔術学園の少女とか、迷宮に潜る冒険者とか、変わった料理を出すという噂を聞いてやってきた美食家とか色々。

高校生で、実家の喫茶店を手伝っていた経験があるとはいえ、ただ一人で店を構えて、経営を続けるって言うのは並大抵じゃないと思いますがね……

まぁ、彼が店を営んでいるのは、彼なりの理由があるわけですが。

 

気が付いたら迷宮の中にいて、どうしてここにいるのかが分からなかった。

当然変える方法も判らず、保護してくれた人に助けてもらいながら喫茶店を営むことにして、実家の見慣れた喫茶店を可能な限り再現した。

そうして心を落ち着かせる場所を得て……今度はそこから動けなくなってしまった。

 

居場所を得て、そこから外に踏み出すことをしてこなかったので、この世界の常識を把握しきれておらず失敗もしてましたが。

彼が、これまで積み重ねてきた時間のすべてが無駄だったわけではない、と。

お客様の伝手を使ったりして、何とか最後は丸く収まったようで何よりでした。

ノルトリがダラーっとしてる場面が一番和んだので、あんな感じで穏やかな時間が過ごせるといいのですが。



プロフィール

ちゃか

 友人に「活字中毒っていうか読書中毒」と評される程度には本が好き。適当に感想を書いていく予定。リンクはフリーでコメントはご自由に。悪質と判断したものについては削除する場合があります。

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