気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

高津カリノ

ダストボックス2.5 8巻 WEB版

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「結婚する前は声優辞める気だったんだけど」

「「こらー」」

神君が代わりに説教してくれたのでファンの気は治まった

 

日歌里嬢が幼少期、テレビをずっと見てたということですが……子役時代の神君が出てるCMに惹かれていたというあたり、声フェチ恐ろしい。

吊橋家の三つ子たちの出てくるエピソードも結構あった印象。……あの姉にしてこの弟ズありというか、癖の強い子たちだなぁと思いました。

 

ホラーな三つ子ごっことか、実際にやられると迫力ありそうではある。他人事だと笑ってみてられる。そのあと、おゆうぎ会の準備でお姫様やる3つ子とグッズの人形を置いて「吊橋勇羽ハーレム」やってる早乙女もかなり面白い絵面でしたけどね。

というか振られてからの早乙女、ファンクラブ宛てに花送ったり面白人間度が凄い上がってて笑える。

 

声優になるまえ引きこもっていた静真。家事を色々やってくれる便利さから、母からも叔母からも、「家に居てくれると楽」と受け入れられかけていたのを、しっかり発破掛けて追い出した姉はグッジョブ。

「早く出ていけ」という物言いと、凄い目つきでしたけど。優しいと書かれているのも間違いはないだろうなぁ。……荒療治ではあるのは、それはそう。


ダストボックス2.5 7巻 WEB版

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(私お兄ちゃんを信じてる!!)

「お願いします」

 

ナンバリングついてますが、作者さんTwitterにて掲載された描き下ろし4コマが、フルカラーで収録されているオマケ短編集……みたいな感じ。

時系列的にも日歌里移籍前のやつもあったり結構バラバラですが、コミカルな作風を前面に出してて、このノリの方が好きだなーと思いました。6巻の伏線回収というか、畳みにいくシリアスさましたエピソードも嫌いってわけじゃ、ないんですけど。

 

オマケ短編でも存分にネタにされてる勇羽ファンクラブ、個性強いですよねぇ。それに対する勇羽のツッコミも愉快ではある。イベントグッズの案を募集して、ゴミ拾い用と思しき火バサミまで混じってたやつとか地味に好き。

その後の公開トークで「私より目立たないで!」みたいなやつも笑えた。

 

早乙女が急な依頼を断った後、急な依頼を回された2人の反応が見られる「なるほど3」の4コマとかも好き。

橘先生絡みの社長は……どんどん癖が悪い方に転がってる感じがして怖いんだよなぁ。なんだかなぁ。

ダストボックス2.5 6巻

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「ファンも好きな人も大事だけど そのせいにしてやりたい仕事を諦めるのはただの意気地なしよ!!」

「自分の仕事は 自分のためにやるのよ!!」

 

シリーズ完結巻。

思った以上に状況が変動していったなぁと言う感じですが。

まさかのマネージャーへプロポーズした星人。なんか変に歯車がかみ合って受け入れられてしまったのには困惑するほかない。

結婚話が出て動揺している会長相手にカイ君がしれっと言質取りに行ってる辺り末恐ろしい。

 

橘先生の作品のアニメ化が決まったりなんだかんだと状況が進行。

勇羽がテンション高くいつも通りに早乙女さんにプロポーズして、受け入れられた後に、諸事情あって袖にするみたいな予想外の展開もありましたが。

その一方で、これまで上手くいってなかったみことの恋の方が進展するのは意外と言えば意外。

 

静真と日歌里の関係も進んだというか、変わってはいくようですし。

主人公も最後には今までと違う笑顔に慣れたので良いシリーズだったのでは。

ダストボックス2.5 5

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「えへへつい…」「無限回収しちゃって…」

ガチ中のガチだ

 

かつての知り合いと主役争いをして敗れた神。

しかし、準主役級の役を貰い……勝った竹林君が実にうるさいな。

そのエピソードの間に神の手刀を叩き込まれて、沈黙する羽目になってましたが。

それを目撃していた梅木が、零した後輩はいう事聞いてくれない……と言うのが実に的確で笑ってしまった。

 

面白さで言えば勇羽ちゃんと、ファンクラブの方々の独特な距離感も相変わらずで楽しいですねー。

声優ファンクラブだけど、声優関係しないところで集ってゴミ拾いしてるとか地域貢献が凄い。

 

星人が相変わらず変わってるけど、実力はあるんだよなぁ……というエピソードもありましたが。変わってる方に全振りして加速しなくてもいいんだよ?

え。最後一体何が起こったんですか。何もわからない。

ダストボックス2.5 4巻

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「欲は人を滅ぼすけど 成長するにも欲が必要よ神」

「欲しいものややりたいことはないの?」

 

ダストボックスの先輩方、基本的に変人ですけど、ちゃんといい先輩してるときもあって良いですよね。

楽しそうに仕事をしているのがよくわかる。その変人っぷりに振り回される常識人寄りの方々に負担がかかりまくってますけどね……

 

勇羽が早乙女とデートする事になって、プランを一任されて。

いざ、当日になってみればカイ君を連れてきているという腰の引けっぷり。

「プロならお仕事ちゃんと選びたいよ!」という彼の叫びがまた。

当日ちゃんと付き合ってくれて、その後ちょっと機嫌を損ねてましたけど、まぁ順当。ちゃんと謝罪のエピソードも入れてくれたので満足。

 

神君も声優の仕事を続けて、そこそこ成長してるようですが。

迷惑をかけたくないというモブ精神は健在で……彼がそのモットーを抱くようになった当時の先輩が登場して。少し彼にも変化があったようですし、このまま真っ当に乗り越えて欲しいですねー。


ダストボックス2.5(4) (ヤングガンガンコミックス)
高津 カリノ
スクウェア・エニックス
2019-10-25

俺の彼女に何かようかい6

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「という事でお母さん」

「親子喧嘩をしましょう」

 

ついに恋人同士になった篤志と無垢。

幸せそうで何よりなんですが、雪の妖怪である無垢が溶ける問題は解決しておらず。

さらには親世代の問題も降りかかってくるので、前途多難。

事情を知って力になってくれる友人が多くいるので頑張ってもらいたいところ。

 

恋人関係になったことで、周囲の反応に変化は――なし。

まぁ、概ねいつも通りですからね。ただ、明確に恋人となったことで、周囲の関係も進んでいきそう。南郷先輩と寿々とか。

 

しのぎのジュノンの主従問題もありますけどね。あそこはいい感じで対になってるから、行くところまで行きそうですけど。

……篤志たちと同じく、親問題を乗り越えられれば。

篤志母が無垢母に連れされれて。親子喧嘩が勃発。さぁ、どうなるかなぁ。

俺の彼女に何かようかい(6) (ガンガンコミックス)
高津 カリノ
スクウェア・エニックス
2019-06-12


俺の彼女に何かようかい5

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「ずみ君は六華といっぱい遊んでくれるって言ったんだ」

「でもまいてきた」

 

六華がいい感じに状況を引っ掻き回してるなぁ。

大人も学生たちも意固地になってる部分とか、考えすぎてしまう部分とかがあるから、こうやって子供に振り回されてみるのもアリなのでは。

ま、六華の血筋とか知ってる外野だからこそ言える話ですけどね。

そうはいっても、北日本最強から言質を引っ張り出してるのたのはナイス。

 

無垢としのぎの母親ズの会話が面白すぎる。

温度差激しいなぁ、この二人。

そしてなんだかんだで刺客の仕事を全うするしのぎ母よ……

他所の親御さんの悪口はよくない、と言っていたジュノンが内心でとはいえ「あのクソババア」と零す辺り、距離開いてしまっているのでは……?

 

無垢の行動力がどんどん上がっているのは、笑う。

「背後で菊水が怒っておる」「怖いから振り返らない」って、「過去は振り返らない」ってそういう意味じゃないから。

美園の「怒らせて白石への怒りを忘れさせてくる」という解決案も愉快でした。

親世代の因縁について知って、状況改善されるといいんだけどなぁ。

 

俺の彼女に何かようかい(5) (ガンガンコミックス)
高津カリノ
スクウェア・エニックス
2018-09-21


ダストボックス2.5 3巻

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「俺達は特別な人間じゃない 特殊な人間なんだ!!!!」

 

相変わらず賑やかな職場だなぁ、と言いますか。

新たにマネージャーが加わりましたが、この人もまた一癖あるというか。

不幸体質の苦労人。「色々大変そうだから」と採用した社長に「色々大変そうな奴を色々大変な職場に採用してんじゃねーよ」とツッコミ入ってましたけど。

この事務所の変人共に付き合えるタフさも持ち合わせているので頑張って頂きたいところ。

 

キャラ濃すぎてツッコミが追い付かないな……

勇羽ファンと早乙女の交流が愉快でした。

相変わらずよく教育されているというか、人が出来ているファン達だ……

勇羽当人、しれっと早乙女のイベントに参加申し込みして、すり抜けて当選して、ニコニコ楽しんでましたけどね!

情熱を活かす方向を間違っているというか、もうちょっと、落ち着こうって気分になりますね。

ダストボックス2.5(3) (ヤングガンガンコミックス)
高津カリノ
スクウェア・エニックス
2018-10-25


ダストボックス2.5 2

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「『特技・ダストボックスの世話』にすれば いつもやってんじゃん」

「今それ以外を必死に考えてるんです」

 

声優業界知らない作者による、声優コメディ。

一癖ある人しか出てこないと評判の会心の一冊。

なお、一時某ネットショッピングサイトのランキングで、ビジネス用品・ゴミ箱の部門の一位に輝いたとかなんとか……

ネタ帯作って自分で巻く遊びを作者さんがしてましたねー。

 

大失敗したアニメ化、そのことがトラウマになっている原作者と元声優……

「もう誰一人原作者は泣かさない!!」「現場は泣くかもしれないけど」とか宣言しちゃうあたり、社長も大分拗らせてるよなぁ。

その後、原作者の方も「誰にも見られたくないから」という理由で大失敗したアニメのディスクを買い占めようともくろんでいたり、色々とヤバい。

両者ともにカウンセリングが必要なのでは……いや、もうどちらも大人だから普段は大丈夫ですけど、時々暗黒面が出てくると言うか……

誰か、誰かお医者様は居ませんか!?

 

ダストボックスの声優たちは個性的すぎるメンバーがそろってますけど。

業界の介護人枠の梅木も基本普通ですけど、気苦労しているんだろうなぁ、という点で少しずれてる感じがします。

神君も、ダストボックスの先輩方のフォローとかしていて、声優としての仕事もモブとしてだけど増えはじめてて忙しそう。

そんな感じで二人が似ているから、梅木のポジション取られるんじゃないか、と煽ってましたが、「将来困らないよう今のうちに扱い方を教えておかなくては」となるあたり梅木はホント良い人ですね……

 

ネタ分が多すぎてどこからツッコミ入れればいいのかわからなくなるコメディですが……

いやぁ、読んで笑えて言い息抜きになりました。

最後、ついにダストボックスにマネージャーが採用されることになっていましたが……彼女は彼女でなんか癖がありそうな雰囲気が。

神君、がんばれ……

ダストボックス2.5(2) (ヤングガンガンコミックス)
高津カリノ
スクウェア・エニックス
2018-01-25


俺の彼女に何かようかい4

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「よしもっと強くなって 無垢のお母さんに勝って」
「話を聞いてもらうぞ」 

真魚の薬の効果で人間になった無垢。

篤志は雪の妖怪でなくなった彼女に押されまくりで。

喋れないので微妙に不便そうですが……しのぎが読唇術つかえてなんとなく通訳出来たり、まぁ、何とかなっている。

 

旅行先で、無垢は同じように人間となった伯母と遭遇していました。

素性は明かしてませんでしたが、姪に会えてうれしそうではありましたねぇ。

……事情を知っている大人組が頭痛そうにしていましたが。

篤志母と愁也母が話し合ってましたが「どうしたらいいのよ!!!!」「どうしようもないですにゃぁ」が全てを物語っているというか。

世間、狭いなぁ……としか言えませんな。

 

人になる薬の副作用か、妖怪に戻った後無垢が熱を出して寝込んだりする一幕もありましたが……

その後真魚が薬を改良しようと言いだして「体調が悪くなっても気づかないような麻酔系の何か」を入れようとか案を出して、彼女に薬いじらせて大丈夫なのか不安になる。

しのぎ母が無垢母に刺客として雇われたり、人間関係さらにこんがらがってきましたが。

上手くほどけるのかなぁ、コレ。作風故にそこまで心配はしてませんが。

俺の彼女に何かようかい(4) (ガンガンコミックス)
高津カリノ
スクウェア・エニックス
2017-09-22


プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
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