気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

魔法使いの嫁

魔法使いの嫁8

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「己の倖せを諦めなかった 君こそが君を導いているのだよ」

 

竜を助ける為に無茶をしたチセ。

その腕は異形に変わってしまっていて。目が覚めて手を見た時「わお」と言っているチセの顔が個人的にはツボです。

なぜ腕が変質してしまったのか。それは竜に呪われたから。雛が感じた恐怖や苦痛が溶けだしたものを、チセがあの騒動の時に取り込んでしまった。

 

呪いを受けたチセが、どのくらいもつのか。

それはリンデルたちにも分からぬことで。エリアスとかは解決の為に色々と手を打っているようです。

アンジェリカやステラのように、チセをちゃんと叱ってくれる人がそばにいるのは幸せなことですよねぇ。

特にステラがチセを叱ってるシーンは、ちょっと和んだ。後ろでうなずいている一人と一匹がまたいい味しててな……

 

チセと交流する事でエリアスにもどんどん変化が生じていますが……

大切なものの守り方としては、アレは選んではいけない方法でしょう。

チセが納得しないだろうから、と彼女に隠しながら事を進めようとしたことも含めて。

最後の展開にはちょっと驚きましたが、まぁ、ああなってもおかしくないことをエリアスしているからなぁ。少し頭を冷やした方がいいでしょう。

彼らの下を離れたチセがどうなるのか、すごく気になりますけどね……

魔法使いの嫁 8 (BLADE COMICS)
ヤマザキコレ
マッグガーデン
2017-09-08


 

魔法使いの嫁7

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「誰かを…何かをうらやんでも恨んだりしても苦しいままでどうにもならない」

「どうしたってその人自身にはなれないんですよ」

「それは誰かにぶつけるものじゃないんです…自分の中で折り合いをつけなきゃ」

 

繋がりが切れてしまったチセを探すルツ。

チセは混乱したエリアスに取り込まれて、どうにかできないかと抵抗を試みたり、説得しようとしてみますが、効果なし。

何とか合流できたルツに刃物を取ってもらい、自分自身に突きつけて、脅迫することで何とか脱出。

どんどん強かになっていくというか、逞しくなりますねぇ、チセ。

 

無事に家に帰ったと思ったら、チセの子守唄を聞いてエリアスが眠り目覚めなくなるってハプニング付で。

アンジーに助言をもらって魔法薬作ってエリアス起こしてましたが……チセがエリアスに薬飲ませるシーンが何度見ても笑えます。

チセとエリアスの二人の関係が、また少し変化して、いい感じになってきたかなぁ、と思ったら……

 

今度は竜の国の方で異変が起きたようで。密猟騒ぎとは、また穏やかじゃないなぁ。

学院の面々についても語られてましたが……チセが日本で死んだことになっていた、とか。彼女の過去にもまだ謎があるよなぁ。

レンフレッドの酒癖の悪さとか新情報も出てましたが……誰得なんだコレは。

チセが自身のオークションの時に得た伝手を使い一羽の所在は確認でき、オークションへ参加する事に。

囚われの竜が暴走して、最後結構厄介な状況になってる感じがしますが、チセはこれ大丈夫なのか……? 心配でならない。

 

魔法使いの嫁 7 (BLADE COMICS)
ヤマザキコレ
マッグガーデン
2017-03-10


魔法使いの嫁5

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「老いて死に向かうことは…恐ろしい」

(略)

「――しかし変わることは悪ではない」

 

リャナンシーとジョエルのお話。

残り僅かな時間。それをどう過ごせれば一番いいのか。

チセはエリアスにわがままを言って、少し手を貸してもらう事に。

「私は私に笑ってくれた人たちには 私のために 笑ったままでいてほしいだけなんだよ」。

 

妖精を見られるようになる、塗り薬。

それを作り、わずかな逢瀬の時間を与えたチセは少し成長できたのかな……と思ったら、根を詰め過ぎてぶっ倒れてましたね。

妖精の国に運ばれて、そこで治療を受けることに。

チェンジリングなんかも出てきて、また色々とお話を聞けました。

 

一人残されることになったシルキーのお話も良かったですねぇ。

彼女の過去。かつていた家が滅び、廃墟の前で一人たたずむ少女。

他の妖精に声をかけられて、どこかへ歩こうとして……辿り着いた先。

うん、やっぱり彼女はこの作品の癒しですね。和む。

魔法使いの嫁 5 (BLADE COMICS)
ヤマザキコレ
マッグガーデン
2016-03-10
 

魔法使いの嫁4

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「チセ 君は自由だ」
「君が呪いを抱えて生きても その末にいつか堕ちても」
「全ては君の自由なんだ だけど私は」
「誰かのためでなく――君自身がどうしたいかを考えてほしい」
「そして君の世界の果てまで 本当の意味で飛んでいってくれることを願うよ」

リンデルが語る、エリアスとの出会い。
迫力ある登場してましたが、その後空腹で倒れるとか締まらないなぁ。
自分が誰かも、どこから来たのかも分からない。
今のエリアスがしっかり魔法使いやっているのを見ると、この無垢な状態っていうのは中々新鮮ですね。
リンデルに海水舐めてみると面白いと言われて、実行し噴出しているコマとかは可愛い。

弟子などとれないが、困っている知人がいれば手を貸すぐらいはする、というリンデルが不器用で良いなぁ。
この作品のキャラは皆、自分をしっかり持っている感じがして好きです。
エリアスの告白を聞いて、恐れや驚きを感じても、受け入れていた。
……どえらく不味いスープだとか、オチまでついていたあたりは完璧ですね。

チセを拾ってからのエリアスの心情なんかも描写されて、あぁもうこの不器用師弟が! と怒鳴りたくなります。
だから、リンデルやネヴィンがチセの背中を押してくれたのは良かったですね。
……押された後のチセの行動力にはちょっと驚くばかりでしたが。無茶するわ、彼女。
「若い同胞がきちんと歩いていけるように」先達が作るのに手を貸すという杖の話とかも中々良かった。
最後、一度だけ登場していたリャナンシーが助けを求めてやってきましたが。
ついに時間が来てしまったという事なのかなぁ。どんな結末になるやら。

魔法使いの嫁 通常版 4 (BLADE COMICS)
ヤマザキコレ
マッグガーデン
2015-09-10

魔法使いの嫁3

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「――知らぬままが楽であれば生きものはみなそれに甘んじよう」
「それはおろかなことではなく当たり前のこと」
(略)
「――だがそれではいけない」
「考えることをやめたひとは……もはやひとではない」


チセに手を出されてエリアスが切れます。
その様子を見て弟子君が「これは人間にはなれないものだ」と怯えてますが。
状況を引っ掻き回してくれた青年。エリアスがカルタフィルスと読んだ彼は、いい感じに壊れてくるってるみたいです。
いやぁ、猫実験をそそのかした輩という時点で予想は出来てましたが。

ウィルオーウィスプがかわいかった。
弟子君の頭の上で楽しそうにしている場面とか。
何アレ一匹欲しい。「人を惑わす青い鬼火の妖精」っていうところがネックですが。
そして今回の騒動を経て、チセの傍にいることになった犬。
墓守の犬、ブラックドックことルツ。
チセの使い魔として「結び」を行い、同じ時間を生きることとなった彼。
ちょっと暴走しがちなところがありますから、傍にいてくれる相棒ができたのは良いことでしょう。

アンジェリカさんがチセに優しく接してて、彼女は彼女でいい人ですな。
チセがエリアスに依存しているんじゃないかと、指摘してくれるあたり。
他の場所にいい思い出がないから。このままあの場所を安寧の地としてしまうんじゃないか、とは思っていました。
あの場所は銀の君もいるし、嫌いじゃないんですけど、この作品の「外」の世界の多様さが好きなので、これからもどんどん出張して欲しいものです。
そういう意味では新しい所が見えそうなアンジェリカさんのアドバイスは、ありがたい。
あと、お土産もらって嬉しそうなシルキーがかわいい。喋らないのに喜んでるのが分かる。

エコーズの下で杖づくりを行うことになったり。
エリアスの元に接触してくる人がいたり。次回以降もまた色々と動きそうですねー。
この作品の世界観好きなので、このまま続いてほしい所。

魔法使いの嫁 通常版 3 (BLADE COMICS)
ヤマザキコレ
マッグガーデン
2015-03-10

魔法使いの嫁2

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「種は土へ 花は種へ それが土と風の盟約」
「還るべきものたちは還るべき所へ♪」
「人間てお馬鹿で賢くて面白いわねン だから妖精たちは貴方たちから離れられないのン」

チセを捕えた男たちが語った「夜の愛し仔」の特性。
無尽蔵に魔力を生み出せる能力とその代償。
要するに、身体がその供給量にやられてしまって概して短命であるとか。
その言葉が、惑わすための嘘だろうと真実を含んだものだろうと関係ないとエアリスを選んだチセがいいですね。
彼に対する信頼が、しっかりと芽生えている。
それすらも敵対した相手からすれば飼いならされいるとか騙されているとかになってしまうあたり、物事の本質を見るのは難しいもので。

相変わらず「魔法使いの嫁」というよりは「魔法使いの弟子」って感じですが。
ゆっくりとでも、信頼関係を築いているのは中々いい感じなのではないかと。
最後なんかエアリスの地雷を踏みぬいた黒幕っぽい奴が出てきてますが、どうなることやら。
チセを捕まえていたレンフレッドとかの後ろにいる相手で、彼らは、その黒幕らしき男には頭が上がらない様子。
何が目的かわからないだけに、不気味な部分もありますが、どうなることやら。
エアリスの強さとか怖さが次回明かされていくんだろうか。

カバー裏のシルキーがかわいい。
チセの部屋の設定とかも出てましたが、洋服ダンスに順次シルキーによって服が追加されているとか。
女主人にそんなに憧れていたんだろうか。
シルキーは作品屈指の癒しキャラだと思いますよ、えぇ。

魔法使いの嫁 2 (BLADE COMICS)
ヤマザキコレ
マッグガーデン
2014-09-10

魔法使いの嫁1

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「竜は人間のように死ぬことを恐れない いつだって悔いの無いよう生きられるだけ生きるものだから」
「私たちは何事も恐れない すべてはこの星のいきものに等しく与えられるものだと識っているからだ」
「生きることの苦痛も楽しさも 死ぬことの寂しさも悲しさも」
「それに私は十分生きた 竜にとっても長い・・・長い年月をね」
「次のいのちは 次の世代が引き継ぐ 君が悲しむ必要はない」 


羽鳥チセ。
オークションにかけられていた、帰る場所を持たない少女。
彼女を買ったのは、人外の魔法使い、エリアスだった。

「夜の愛し仔(スレイ・ベガ)」。
周囲の力を吸収し、魔力として蓄えるのに長けた才能を持つ存在。
同時に、妖精や怪異を引き寄せ幸運かあるいは不幸を周囲にもたらす存在でもある。
チセは、そのスレイ・ベガであったことも影響し、エリアスの弟子に迎えられる。
まぁ、エリアスとしては将来的には「お嫁さん」にしたいと思っているようですけど。

世界にあるルールを読み解き、自分の魔力で書き換える結果を導くのが魔術。
妖精などの人間以外の力を借り、ルールに干渉して結果を引き寄せるのが魔法。
「魔術」は体系だった、魔力を用いた科学。魔法は、何かに力を借りて起こす奇跡だと解説してる魔法使いもいましたね。

チセとエリアスの独特の雰囲気が結構好きです。
最初は振り回されるだけだったのに、アンジェリカのところに言ったときは、エリアス振り回してますし。
三話の竜のエピソードとかもよかったです。
魔法使いという異質な存在をうまく表現していたといいますか。
エリアスがお嫁さんとか新婚旅行とかいう割には、恋愛色は薄め。
まぁ、まだいろいろ背景にありそうだっていうのと世界観説明も合わせて、チセも弟子としての面が強いように見えます。
気になる終わりをしていますし、10月に出る予定の2巻が待ち遠しいですねー。

あとは、チセの周りをうろついているシルキーがかわいい。
神父が来た時にこっそりチセに差し入れしていたり、後ろに張り付いていたり。
カバー裏のシルキーちゃん日記とかも可愛かった。


 
プロフィール

ちゃか

 友人に「活字中毒っていうか読書中毒」と評される程度には本が好き。適当に感想を書いていく予定。リンクはフリーでコメントはご自由に。悪質と判断したものについては削除する場合があります。

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