気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

魔法科高校の劣等生

魔法科高校の劣等生28 追跡編(上)

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「人喰い虎……呂剛虎! 今日こそ決着をつける!」

「望むところよ!」

 

まぁ、順調に下降しているというか。

スローペース進行ではありますねー。

幻惑魔術パレードを良く使いこなし、大陸古式魔術の知識を得ている。さらには周公瑾の隠れ家なども活用できる。パラサイトの横やりもあって達也の足止めが出来た。

 

そうしたプラスの要素が多くあっても、隠れ家にこもるのが限界で逃げきれない辺り達也が怖い。本当敵に回したくない相手です。

というか、今回の追跡劇を以てまた新しい着眼点を得てる辺りが本当に恐ろしい。

一条と吉祥寺の二人が『海爆』の件で英雄視されてインタビューを受けてましたが。そこで達也の名前を出すあたり、カーディナルも融通効かない、というか。

ここで今以上に達也に注目集めるのも得策じゃないと思うんですがね……まぁ、その辺は計算じゃなくて、これ以上借りを作りたくないというライバル心なのでしょうが。

 

光宣の段取りの甘さも際立つ、と言いますか。水波の決断を尊重すると言っている割に、余裕がなくなったらどうなるか分からない不安もあります。

達也の余裕を奪えないか、と敵性組織に手を貸したりしてる辺り、かなり引き返せないところまで言った感じが。

しかしまぁ、人食い虎呼び寄せて、達也に当てる想定だったのに……因縁の相手である千葉修次と相対して撃破されてたのには、ちょっと笑った。


魔法科高校の劣等生27 急転編

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「それでもワタシは、同法の過ちに知らん顔をするつもりはありません」

 

この表紙絵で三校コンビが活躍しなかったら笑うわーとは思いました。

カーディナル・ジョージも基本コード見つけて凄いとか言われて、実際達也が送り付けてきたデータをちゃんと実用出来るようまとめることは出来るようですけど。

一条の方も戦略級魔法を会得して侵略を未然に防いだり成果を上げてましたが……何というか、中途半端ですよね。結局は達也の御膳立てだし。

 

そういう意味では、パラサイトとして手段を選ばなくなってきた光宣の方が敵としてのレベルは上がってきたかも。

手段を選ばなくなってきたのは一つ怖さが増してますが。不審な気配に集中を切らせるとか、まだまだ未熟な部分も散見されます。

 

しかしここにきて、さらにキャラが増えてきたのには辟易するな……

尊敬されていた閣下が死んだことでそれを慕っていた軍の一部も動き始めてるとか。

日本に亡命してきた人物が居て、その周囲でもまた騒動が起きそうだとか。

更にはUSNAが戦力を更に投入してリーナと対峙する展開まで発生して。

ベゾブラゾフが復活してまた色々と画策してましたが……懲りろよ……



魔法科高校の劣等生 司波達也暗殺計画

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「次は、消す」

 

公式WEBで連載中作品の書籍化だとか。

WEBの方は未読。

タイトル見た時から「達也暗殺計画? 失敗するからやめとけよ……」とは思っていましたが。

達也を相手にするには、なにもかも足りなかったな、としか。

 

暗殺者の少女が、仕事の場面を達也に目撃されて始末しようとするというエピソードでしたが。

まぁ、当然四葉の知るところになって。文弥の教材にちょうどいいか、と黒羽に仕事が振られていました。

対処に奔走している文弥と殺し屋少女のやり取りがメインなのかなぁ。

 

本編前という事もあって、まだ文弥に至らない所があるのは、彼らしいかと思いました。

アンタッチャブルと呼ばれる四葉の人間の割に、達也に憧れていて自宅に押し掛けないように自省しているとか。ミーハーというか、何というか人間味が強い。

顧みるに、この段階で変わりなく完成されている達也の容赦なさよ……出自故仕方ないですが。



魔法科高校の劣等生26 インベージョン編

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「それでも私は、今のお前を認めてやれない」

 

リーナ、何もしてねぇな。

スターズから離反者を出して、バックアップもない状況で、他国の戦略級魔術師がほいほい出歩けるはずもないって言うのは判りますけど……

このままだと、戦略級魔術師という立場でありながら、逃げ出した上に解決に寄与できず、良い所なしでパラサイト騒動終結後の居場所がないのでは……?

 

達也がベゾブラゾフを撃退した影響で、戦略級魔術師の圧力が弱まったと戦争吹っ掛けた国もありましたが……

この後反撃を受けるのかと思うと、何というか、ご愁傷様。

光宣と水波の問題、新たなパラサイト問題とそちらの対策に紙幅が割かれていて、ちょっと前までディオーネー計画で騒いでたのは何だったんだみたいな感じが。

 

新たなパラサイト達は、同類とみなした光宣と接触。

そこから悪影響を受けて、光宣も変質してしまったようですけど。

案の定闇堕ちか……前回まではまだ人間らしさ残ってましたけど、次達也と対峙したら止まらないんじゃないかなぁ、彼。




魔法科高校の劣等生25 エスケープ編〈下〉

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「ナンバー・ツーじゃない。お前は九島家のナンバー・ワン。『九』を冠する魔法師の最高峰だ」

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「……嬉しいな」

()

「達也さんに認めてもらえるなんて」

 

戦略級の魔法に狙われたものの、辛くも生き延びた達也たち。

しかし水波が二人の守護に魔法を使いすぎ倒れる事態に。

彼女に惹かれていた光宣がその情報を知り……パラサイトと同化するというヤバい方法に手を出して。

 

それだけではなく、USNAにおいても、またしてもスターズが情報に踊らされて、再度パラサイトを召喚するという失態を犯してましたが。

……こいつら特務部隊として失格だろ……失態おかしすぎてて、よく組織の形残ってるなって状況だと思うんですが。

一度解体して別組織を作り直した方が、役に立つのでは……? 今回割と壊滅的な打撃受けた感じはありますが。

 

達也と光宣が対決する羽目になって……決着がつかないという展開に。

お互いに、相手を殺すしか止める手立てがなく、この一戦ではそこまで踏み込むつもりがなかったために、仕切り直すこととなった、というのが正確なところですが。

情報を十師族で共有し、対策を練ったりしてました。

さらに、この状況を招いた戦略級魔法の使い手が、再度攻撃して来たりもしましたが……二度同じ手を喰らう達也ではなく。効果的な反撃をお見舞いしてました。コレで懲りてくれればいいんですが。

光宣以外の問題までやって来て、なにから対応すればいいのやらって感じですなぁ。



魔法科高校の劣等生24 エスケープ編〈上〉

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「そこで、この場を以てトーラス・シルバーの解散を宣言します」

 

達也こそがトーラス・シルバーだと、暴露する映像が流れて。

それに対抗するために、達也も行動を開始。ひとまず、トーラス・シルバーは個人ではなくチームであるという事を開示し……

かねてより温めていた、恒星炉を用いたプロジェクトの発表をして、注目を集めていました。

 

「ディオーネー計画」は、責任がある立場に居る魔法師にとって、反対するのが難しい理想を唱えたもので。

裏の事情を知っていれば、それに乗れるはずがない、という計画でもありましたが。

四葉がその事情を知って、達也の支援をする動きを見せているのに対し、世間の風当たりが厳しいからなぁ。

雫の父親とか裏の意図を察している人もいる中で、視野が狭いキャラも多くて。その温度差が致命的な状況を招くんじゃないかと心配になりますねぇ。

 

魔法協会の会長職にある十三束の母親がかなり苦悩している様子は、本人とその周囲はかなり胃を痛くしたこととは思いますが……

あちこちで暗躍してる連中が居る中で、「そんな権限がない」と無茶ぶりに頭を悩ませている姿は、常識的な大人の姿という感じがしてちょっとほっとした。

……どんどん無理難題積まれていって、こう、お見舞い申し上げたい感じでもありましたが。

 

実際無理がたたって倒れてしまったようですしね。それで十三束がかなり冷静さを欠いて、達也に合わせろとか言い始めて……

大人が裏事情に気付き対策を取ってるのに、これまで近くにいた学生に足を引っ張られ層というのは、何というか……達也のスペック的に仕方ないことかもしれませんが、どうもすっきりしませんね。

 

達也を追放しようとしていた勢力は、ディオーネー計画に引き込めなくなりそうだという事で、暗殺も視野に入れて動き出してて。

各国の思惑が入り乱れてて、もう戦争待ったなしなのでは……とか思えますけどね。ギスギスしすぎだろ、この世界。



魔法科高校の劣等生23 孤立編

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「――魔法師が道具として利用される構図は、魔法師を兵器として使い潰す現状と、何も変わらない。そのようなことは、認められない」

 

どんどん魔法師を取り巻く状況が悪化していくようで、読んでいて窮屈な感じがしますねぇ。

真綿で首を締められている感じというか、こういう搦め手でもなければ達也は真っ向から打ち破ってしまうので、彼の行動を縛るという意味ではありなんでしょうが……

もうちょっと爽快さが欲しいなぁ、と思ってしまう。

魔法という力は簡単に悪用されうるし、人々は情報に踊らされる、という意味である意味リアルではあるんでしょうけど、なんだかなぁ。

 

情勢が悪化する中で、達也が九校戦で使用した「能動空中機雷」が紛争地帯で使用された、何て事態も発生して。

それを受けて、九校戦実行委員会が、今年の開催を見送るという決断をして。

昨年の実施時に軍事色が強い協議に切り替えたのも逆風でしたねぇ。そして、他校からは達也の術式が原因じゃないかと反感を買う、と。

見ていて気持ちのいいものではなかったですね。

 

そして状況はどんどんと変化していって。

魔法技能を活用して、金星のテラフォーミングをしようという壮大な計画を他国が打ち出して。

そのプロジェクトにトーラス・シルバーを招きたいと言い始めたのでさらに厄介なことに。

緊迫した状況下において、達也の協力が必要だと十文字が説得に来てましたが……達也が勝利。相性が悪いと散々行っていましたが、ちゃんと対策を作っているあたりが流石。

そして隠された意図があるとも指摘して。十文字や七草といった十師族の若手がそこまで思い至らなかった辺り、思考が固くなってる疑惑はありますが。

達也の友人たちが、彼を孤立させない、と宣言してくれたのは良かったんですが――達也がトーラス・シルバーだと最後に暴露してくれる馬鹿がいるんだものなぁ。




魔法科高校の劣等生22 動乱の序章編〈下〉

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強くなれば、運命なんて恐れるに足りない。

悲劇を起こさないことで、疫病神の鼻を明かしてやれる。

達也が強運を招くというなら、彼に関わった人間を、強くしてやるのだ。凶運を、笑って切り抜けられるくらいに。

 

深雪を守るために、会議で軋轢を生んだ達也。

四葉家の当主はその判断を支持するものの、警戒が必要だという点も指摘して。

文弥や亜夜子なども居ましたが……随分親しみ持たれているようだし、少し実力行使でもしてやろうか、的な意見が出てくるあたり、おっかないわー。

けど、同調圧力で意見を押し付けようとした会議の様子を見ると、四葉の方が多少マシに見えてしまう不思議。

 

あの会議の時の振る舞いについて改めて話がしたいと、十文字が達也に働きかけたりもしていましたが。

達也について話し合う場所を十文字と真由美が設けて、そこに摩利を巻き込んでいる場面には笑った。

 

時を同じくして新しい生徒会メンバー、三矢が音信不通に。

達也を試したい十山家の工作で、自分のテリトリーともいえる一校で、後輩が攫われたらどう動くか、と計画したようですけど……

深雪が絡まないとなると、達也は早々動かないよな……むしろ他の生徒たちが気に懸けて行動を起こしている辺りは、十山家の計画が甘いと言わざるを得ない。




魔法科高校の劣等生21 動乱の序章編〈上〉

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「気まぐれ……いや、ちょっとした心境の変化かな。一泡吹かせてやりたい相手がいるんだよね」

「その相手とやらも災難だな」

 

南米において、戦略級魔法が使用されて。

それにより多数の死者が出たことが明らかになり、世界中の魔法師たちが衝撃を受けていましたが。

魔法師に反発する団体も活発になってきて、全体的にきな臭い雰囲気になってきたというか、かなり危うい感じですねぇ。

 

国際情勢がピリピリしていても時間は変わらずに進み。

魔法科高校の入学式が行われて。深雪たちが三年に進学し、新しい生徒会メンバーを迎えたりしていました。

今年の総代は、十師族の三矢家の女子でしたけど。それの護衛になるはずだった、二科生の男子も新キャラで登場。

護衛の矢車は、初期から無茶をして先輩方に取り押さえられたり、えりなと出くわし指導をお願いしたりと、学校側で色々とイベントを起こしてましたが。

 

シリーズが続いていてキャラクターが増えているので、あちこちの思惑が描かれているのは面白くもあるんですが。

11つがちょっと薄味だったり、描写少ないキャラが居るのは残念。初期の「さすがお兄様」な頃の方が好みではありました。

作中の情勢が緊迫して来るにつれて、柵が増えて、行動が制限されて見えるのが少し気にかかりますが。

 

この反魔法師の流れが加速しつつある中で、二十八家の若手と意見交換したい、と七草家と十文字家が会議を開いたりしていましたけど……

深雪を広告塔にしたい、という意図が見えて達也が反発。どうにも空気が良くない者になっていました。

しかしまぁ、二十八家の中でも温度差があるというか、若手を集めたから仕方ない話でもあると思いますが……視野が狭い人が多い印象。

そんな中で十山家は、達也を溜めそうと画策してましたけど……下手に手を出すと火傷するからやめた方がいいと思うけどなぁ。



魔法科高校の劣等生20 南海騒擾編

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「……深雪さんさえ失わなければ、他はどうでも良いと?」

「無意味な仮定です。俺が生きている限り、そんなことは起こりませんから」

 

時は三月。

卒業するあずさ達の学年のレギュラー陣は卒業旅行を計画して。

あずさ、五十里、花音、服部、桐原、紗耶香の六人。

場所は沖縄。

同時期に雫とほのかも沖縄で行われるパーティーに出席するため沖縄に足を運んでいて。

更には、達也と深雪も四葉からの仕事をふられ彼の地に降り立ち。

 

……魔法科関係者だけでも人数これだけいるのに、今回の達也たちの仕事は風間達と協力して行う事になっていて。

その上に外部協力者が招かれていて……とキャラクターが多すぎて全体的に薄味な感じ。

達也と深雪だけでも解決できただろ、みたいな雰囲気ですが。

風間達との連携が取れるならさらに盤石というか。これと敵対する事になった敵を同情するレベルの布陣でした。

 

一応相手もそれなりの腕前ではあったようですが。

アメリカのシリウスすら蹴散らしたという達也の実績を知ってると、力が足りてなかったかなぁ。

次回から達也たちが三年に進級したエピソードに入っていくようですが。

進級早々これまで以上に厄介そうな事件が起きるみたいですなぁ。

魔法師への不信が強まるような事件が起きて。恒星炉実験みたいなデモンストレーションでは誤魔化せる範囲じゃなさそうですが、達也はどうしますかねー。

魔法科高校の劣等生 (20) 南海騒擾編 (電撃文庫)
佐島勤
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2016-09-10
 
プロフィール

ちゃか

 友人に「活字中毒っていうか読書中毒」と評される程度には本が好き。適当に感想を書いていく予定。リンクはフリーでコメントはご自由に。悪質と判断したものについては削除する場合があります。

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