「……お前は、なぜ笑っているのだ?」
(略)
「なんででしょうね。なぜか、気分がいいようです」
人見知り改善の為に、田舎の村で生活を続けるアストリッド。
いくらか村人たちとも交流が出来るようになり、改善の兆しが見えたかと思いきや。
勇者アスマから、王都で厄介事に巻き込まれているので手助けしてほしいという手紙が来て。
女神の遺産が関わっているらしいので、無視は出来ないとカズキも考えていましたが。
お手伝いします、と燃えるアストリッドが目的地が調和勢の中でも一・二を争うくらい大きな町だと聞いた途端、心折れている場面には笑いました。
一朝一夕ではいかないでしょうが、これ、改善の余地あるのか……? 実際行ってみたら戸惑いながらも、満喫してましたけど。
いやまぁ、隣にカズキが居れば彼女どこでも幸せそうな感じはしますけどね……
前回登場していた、独特な商人少女レミィが意外と重要人物だったり、先代勇者の仲間から色々と気になる情報が聞けたりしてましたが。
カズキが持っている魔剣は元々先代勇者が持っていたものだとか。
魔王との戦いの中で、別の女神の遺産を見たとか言う情報も出てましたし。
戦友の忘れ形見だとか、女神の遺産を守れとカズキに命じたりだとか、魔王様かなり重要な情報抱え込んでると思うんですが、何故それを秘しているのかは気になるところです。
成長を見守っている、というのが一番近いのかなぁ、と思いますが、さてはて。