気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

F.E.A.R

ダブルクロス・リプレイ・ジパング2 日ノ本ビッグバン

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才蔵:何が〝バビロニアンキャッスルだ“。忍者なめるな!(笑)

GM:何を今さら。ここはジパングだ。

 

ダブルクロス2版リプレイ。再読。

冒頭であった「いずれにせと、今回も標的にされた武将と地方は、既存のイメージを好き放題に蹂躙されてしまうわけだ」というのが、このシリーズを端的に表しているというか。

ヴィーナス謙信とかアヌビス如来とか、おファラオ様とか出てきたからぁ。

オープニングでやられるモブにトラウィスカルパンテクウトリさんが居ましたが……誰!?(アステカの神らしい)

 

各地で一斉に魔界衆が動き始めて、多様な「何言ってんだコイツ」を見る事が出来て腹筋に来る。

ダブルクロスで、ファンブルって出るんだなぁ。6個もダイス振ってたのに。

戦国時代でサッカーする羽目になったり、なぜか土木工事が始まったりとバリエーションも豊富で飽きませんでしたね。

 

信長の喉元まで迫ったと思えば、トキジクの弓に秘された事情とかもあって、どんでん返しして来るんだから見せかたも上手い。

後半のエピソードでは、勇太のこととかイクフサの設定が上手く重なってましたし。

「にほんはおわり」とか、「次回のセッションまで機会を待ちましょう」とかの与太も含有してて一から十まで楽しさが詰まったリプレイでした。


ダブルクロス・リプレイ・ジパング1戦国ラグナロク

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一同:(一斉に)LOVE、それはWAR!?(爆笑)

才蔵:お前は何を言っているんでござるか!

 

再読ついでに記事作成。

旧版……2nd時代のリプレイですね。

普段友人と3rdをプレイしているので、ルールが違うなぁと言うのがプレイ風景から見えてこれはこれで楽しい。

そもそも、ダブルクロスの基本は現代ステージで異能バトルする感じなんですが。

 

このリプレイPC1の女子高生が、戦国時代にタイムスリップした上に、西洋の神々にかぶれた敵が出て来たりツッコミどころしかないんですが。

田中天GMのリプレイは、こういうぶっ飛び具合が笑えて好きです。

「肉体を再構成する」というエフェクトの解釈によって、突然ローマ風の容貌に変わった上に《ワーディング》の無力化で、間違ったローマ風退廃に溺れるNPCが登場したり!

戦国時代の日本に砂漠が出現し、ピラミッド建築が始まって居たり。

もうめちゃくちゃ。全方位に謝って(もっとやって)という感じの作品です。

 

ヴィーナスと一体化した1話のボスも、2話のボスの予想外の姿も笑る良作。

いや、正直浮かぶまでは予想出来たけど、それ以上の仕込みがあるとはとてもとても。

随所に笑いが仕込まれていますけど、それだけじゃなくてRPも巧みでいいですよね。2話で敵と通じようとしたイクフサと、浄ノ進が情報共有するためのシーンを作ったのか参考になります。

 

ダブルクロス・リプレイ・ジパング(1) 戦国ラグナロク (富士見ドラゴン・ブック)
F.E.A.R.
富士見書房
2008-12-20

モノトーンミュージアムRPGリプレイ&データブック アル・リヴェルソ

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リョクレン:「――今、死にますか? 後で死にますか?」

ルーク:「後で……死なせて下さい」

 

モノトーンミュージアムRPG、第四弾となるサプリメント。

収録されているリプレイ「終局の月に獣は吼え」は、PC1のロストが確定した、悲劇を楽しむためのシナリオとなっています。

参加者もPCに入れ込んで涙する場面も多々あったようですし。結末を知っているからこそ、見られる尊さが感じられて読者的にも大変満足です。

 

今回のリプレイのように、上手く扱えば悲劇もまた楽しいものですが……展開によってはストレスになりかねないものです。

なので、今回は章間のコラムや後半に掲載のマスタリングガイドで「しんどい演目」をやる時の注意事項が書かれております。

 

事前に告知・相談をすること。自分が苦手な展開が続いた場合の対処法などなど。

これはモノトーンに限らずTRPGやる上では、結構参考になる話ではありました。究極、全員が楽しむために思いやりを忘れずにいよう、みたいな大前提ではありますが。

何が楽しいか。逆に何が辛いかってのは個人差があるので、改めて意識するべきだよなぁ、と思いました。

 

データ部分はモノトーン経験が無いので流し読みですが、効果の一文目、フレーバーテキストが読んでいて楽しい。

ワールドセクションは、フィオリトゥーラで追加された桜花の国周りがやっぱり深掘りが出来そうで好きと言うか。熊笹の国と鳴梨の国の話とか、時代の流れを感じられるエピソードが好き。他にも数多あるし、造れるとなると心躍るな。

……モノトーン、やったことないんですけどね!!


モノトーンミュージアムRPGリプレイ&データブック フィオリトゥーラ

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「誰かと出会う事は、誰かと別れることに等しい。

何かを得ることは喪失を約されることだ。

我々は皆、生命を得たその時から、神によって喪失の呪いをかけられている」

――妖術師ザリグマンド

 

前半にリプレイ、後半に各種データと世界設定が掲載されている一冊。

特徴的なのは、これらはユーザー投稿が元になっているという事で。

色々楽しくデータを見てました。1d6振って効果を決める「ふしぎなきのこ」が好き。

 

追加データの中でも「稀人」、「道化」という2つのクラスが追加されて、専用データが掲載されてます。

多種多様な左の地に置いても、特異な文化を持つ「稀人」。

桜花の国という新設定が出てきてますし、取得すると楽しいキャラになりそうですねー。

逸脱データが増えたり、永劫消失という剥離チェック後の追加ぶりチャンスが得られるかもしれないルール、元々35人想定のモノトーンで、少人数で遊ぶためのルールなども追加されてて読み応えありました。

 

リプレイは、左の地において紡ぎ手がいかに異端であるのかというお話。

御標に囚われないという事は決して福音ではないのだ、という中々重めのシナリオでPC1のノンノもへこむ場面がありましたが。彼女の明るさで助けられた部分もあります。

これでエルの方がメイン張ってたらもうちょっとダウナーに酔っただろ……

あとは合間に挟まっている数ページのコミックも良かったです。

解放祭にて襲撃を受けたカッサンドラと、それを訪ねた魔女の話。

色々と衝撃的すぎて言葉が出ない。



ダブルクロスThe 3rd Edition データ&ルールブック バッドシティ

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「風は……あの頃とは違います」

「変わらねぇよ 俺たちは何も変わらねぇ」

 

ダブルクロスの最新サプリ。

レネゲイドウォー系といい最近はステージ追加系が多いですねー。

おおよその組織とかは出したから後はプレイヤー次第ってことか。

 

サプリの名前にもなっている「バッドシティ」ステージが追加されます。

ある港湾地区の開発、それにFHが深く関与しているため、UGNが止めようとしたものの……敗北。

この地域において、UGNの活動は大きく制限されることとなった。

その結果、治安が悪化。オーヴァードの不良が増え、喧騒が日常茶飯事。

 

不良モノの華、キャラクター同士の乱闘を表現するためのチームバトルルールが追加されていたり、バッドシティ用のEロイス追加があったりと嬉しい限り。

バッドシティ用のイージーエフェクトもありましたし、汎用のエフェクトデータもあって嬉しい。

リミットエフェクト使うキャラ作成したことがないので、いい加減使ってみたいなー。

自作のキャラで使えそうなのは「デスストーカー」とかだろうか。固定値は正義……

最近GMばっかりやってるのでプレイヤーもやりたいですねー。



モノトーンミュージアムRPG スーパーシナリオサポートVol.4 潮騒は熱砂に顕つ

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「きっと異形が関わっているんだわ。……異形の方がまだ、誠意があると思わない? 歪みやほつれで自分の存在を教えてくれるのだもの。神は信じることでしかその姿を掴ませてはくれないのよ」

 

スーパーシナリオサポート、完結となる第4号。

今年の秋には、新リプレイ&データブックの『フィオリトゥーラ』が発売となるようですし、これも楽しみですねぇ。

 

今回の舞台は塩の国と南部紛争地帯。

演目1「英雄の条件」、演目2「潮騒は熱砂に顕つ」ほか、演目テンプレート「救済の御標は来たり」や各種データ等が掲載されています。

4弾という事もあり、2つの演目はどちらも癖があるもので。

通常とは違う演出やアドリブ要素が多めになっていて、演目2は特に「初めて『MM』を遊ぶGMがこの演目を回すことは強く推奨しない」とか書かれてました。

 

演目の前に在る1Pマンガがまたいい味をしていると言いますか。

シナリオの雰囲気を上手く見せてくれています。演目2の「どうかご武運を!」「ご武運を!」って言っている双子の絵が好きです。

モノトーンミュージアムはサプリを読み漁ってるだけでやったことがないので、いつかやってみたいとは思っているんですが。

ノエルと蒼穹の未来 アリアンロッド・リプレイ・ルージュ4

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クリス:ちがう! 神はそんなことで諸君らを見捨てたりはしない。神官・クリス=ファディナントとして言わせてもらおう! 兄弟諸君! 神は……

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「神の愛は……無限だ!」

 

みっしょん07真実の扉、ミッション08旅の終わり、夢の始まりを収録した、リプレイ最終巻。

 

トランという大切な仲間が死に……けれど、彼らに足を止めることは許されない。

クリスも神殿を離反した形になり、神殿の追手から逃げながらも、ノエルの母に会うために北の最果てへと歩みを進める。

途中でダイナストカバルから派遣された新たなメイジ、レント=セプターと合流していましたが。

稼働し立てで、色々と情緒が足りない部分があり、クリス達を刺激する場面もありましたが。

 

ガーベラがノエルたちを止めようと最後の壁として立ちふさがって。

遂に薔薇の巫女の目前に迫ったノエル達は引き下がらないだろう、と事情を語り……事情を知ってなお、立ち止まらないことをノエルは決めた。

ノイエが抱えていた事情を解決するために、ガーベラが犠牲になる、という選択肢を選べなかったからこそ、戦う事に。

 

苦戦しながらもガーベラを打倒し、ついに母と娘が再会できるかと思いきや……

最初からクライマックスみたいな、みっしょん8がスタート。

封印から解き放たれた神竜が君臨し、神殿も思うように動けない中、限られた時間で出来ることを、とノエルたちが進み続けたのが良いですねぇ。

まさかの大首領登場のシーンとかは笑えました。まさかの事実が明らかになって、プレイヤーも笑いが堪えられなくなってましたねぇ。

GMが「別にギャグのシーンではない」とか言ってましたが……いや、確かに、重要なシリアスなシーンですけど……アレはある意味ギャグでしょう……

ノエルの出目が光ったクライマックス戦闘もかなり盛り上がって、いやぁ、良質なリプレイでした。



ノエルと白亜の悪夢 アリアンロッド・リプレイ・ルージュ3

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「我が名は、トラン=セプター。

偉大なるダイナストカバル……極東支部長だ」

 

みっしょん05古の書、みっしょん06白霧に消えてを収録。

フォア=ローゼスの面々が順調に薔薇の武具を集め、それぞれ違う組織の所属ながら仲間らしくなっていく様子はとても暖かくていいですねぇ。

……だからこそ、あのシーンが輝くんですが。初めて読んだとき受けた衝撃といったらもう……

 

次なる薔薇の武具マビノギオン。武具と言いながら本で、4冊に分かれていて、所在不明のものも。

冒険者の街ラインの図書館に1冊があるという情報を得たので、そこで情報収集にあたるわけですが。

エイプリルのかつての仲間――情報部十三班の面々が動き始めて。

クリスも上司のマティアスに神殿会議の護衛をしろと連れて行かれ。

トランとノエルだけで街中を歩いていたら、ノエルを狙った凶刃が……気付いたトランが庇ったものの、毒が塗られている周到さ。

 

エイプリルが登場するシーンはシリアスになりやすくて格好いいですよねぇ。渋い。……ジュライとか言うネタキャラも居ましたけど。

神殿会議でマティアスが「禁忌と言われる薔薇の武具を集めている」という意見が出た時のやり取りが笑えた。マティアスの開き直りっぷりがいっそ清々しい。

……だがその糾弾を受けてるその場にいる貴方の護衛が、薔薇の武具ウィガールを着てるんですが……

その後エイプリルがあっさり手札を明かしたのにも驚きました。なんとか敵を撃退し、次のみっしょんへ。

 

トランの生まれた村、ダイナストカバルと協力関係にあり……薔薇の武具についてしる御仁が居る、隠された村イジンデル。

そこに迫った危機に立ち向かうんですが……チームが分断された状態になってしまって。

意地を貫き通したトランが、本当に格好よかった。

途中で戦術ミスがあったのが無念極まりないところですが、最適解ばっかり選べるわけじゃないですからね……




ノエルと翡翠の刻印 アリアンロッド・リプレイ・ルージュ2

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GM:ばあさんは懐から占い道具を出して入念にチェックを始め……。

クリス:占い道具? タロットとか水晶玉とか?

GM:いや、ペンチとかドライバーとかガラス切りとか。

トラン:なにをする気だばーさんっ!?(大爆笑)

GM:「占い」

 

みっしょん03「ダブラルの宴」と04「闇に咲く薔薇」の2話収録。

カラドボルグとアガートラーム、二つの武器を手に入れたノエル一行。

次なる武具の情報を求めて旅をしていた所、トランの上司、大首領からダブラルで行われる冒険者競技大会で名を上げろ、と勧められて。

次の武具が、ディアスロンドの許可を得ないと使用できない転移装置の先に在る、という情報を得たため、手っ取り早く名を示そうとしたわけですな。

 

参加登録をしたチームが襲撃される事態が起きていたり。

占いばばあが、予想屋をやりに入り込んでまたノエルたちの前に現れたり。あの「占い(物理)」は卑怯だと思う。

ノエルたちも襲撃されたりとまぁ、イベント盛りだくさんという感じの大会でしたが。

襲撃を蹴散らし、大会に望んでみれば――ディアスロンドが第四の武具を景品に供出していて。

対戦相手が何やら事情を知ってそうな相手だったりと情報量が多い回でもありましたねぇ。

 

みっしょん04でも登場した占いばばあ。

もはや出てくるのが恒例行事過ぎて誰も「お前なんでこんなところにいるんだ」と言わなくなるばばあ……

そしてノエルたちを振りまわす依頼を持ってきた、借金持ちのじじい……

NPCが曲者過ぎて、腹筋が辛い。借金取り対策を依頼され、街中で騒ぎを起こすのは……とPCが悩んだところに北にある山の洞窟にアジトがあるとか言うんだもの。

 

一同:ただの山賊だろそれはっ!?

 

というツッコミが入ったのもむべなるかな。取り押さえに行った時も「どこの世界に4レベルの《バッシュ》を使ってくる悪徳金融屋がいるかっ!?」とかツッコミどころ満点。

いや、ちゃんと理由があって、解説も入りましたけどね。

そして、ディアスロンドからの許可を得て、薔薇の武具を獲得に動き始めましたが。……リドルの妖精が、またいい性格してるというか、ペナルティがかなりのトラップだよなぁ……

ノエルと薔薇の小箱 アリアンロッド・リプレイ・ルージュ

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ノエル:ええ、十六歳になったこの日に自分探しの旅に出かけるところなんです~。

トラン:ほう、それはそれは……素晴らしい。ところで実は、自分探しにうってつけのダンジョンがあるんですが一緒に行きましょう(一同大爆笑)。

 

赤子の頃捨てられた少女ノエル。

駆け出し冒険者となった彼女は自分探しの旅に出ることとなったんですが……

彼女は封印された伝説の武具を解放できる鍵となる重要な存在で。

それに気付いた各組織から監視役が派遣されてきて。やいのやいのやり取りする事となっていくんですが。

 

ノエルはレベル1PCでプレイヤーも初心者。

他の監視役三人は4レベルPCでプレイヤーは経験者、とちょっと変則的なスタートをしていますが。

この4人のやり取りがまた面白いんですよねぇ。

伝説の武具を確保しろと各組織から命令を受けている三人が、お互いを牽制しあいながら、表向きは協力してダンジョンに挑み……殺意の高さにプレイヤーが驚愕してましたね……

 

ダンジョンにいって、こういう仕掛けもあるので注意と言われ警戒していたら、罠にはまって信頼度ダウンとか。

シーフの出目が悪く信頼度が下がっていくのには笑った。それで空気が悪く感じられないのは、ノエルの天然っぷりがかなりの癒しになってるからでしょうか。

 

NPCがまた個性的なキャラ多くて笑えます。

不吉な予言を告げていく占い師のばーさんも良いキャラしてますしね。

2話で登場したソーウェン公爵も中々愉快でしたし。ふと読み返したくなる、良いシリーズなんですよねぇ。久しぶりに読みましたがやっぱり楽しめました。



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