気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

GA文庫

超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!2

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(俺が頼もしいなんて思う人間、この世にお前しかいねえよ)

そして、だからこそ恐ろしい。

(より多くを救おうとするこいつと、より多くを得ようとする俺の道は……いつか必ず、決別する)

 

異世界にやってきた超人高校生たち7人。

彼らは、異世界においてもそのスペックを存分に発揮して。

地方領主を打倒し、帝国との全面戦争に備え諸々の準備を整えております。

その為に打った手のひとつが……宗教。

 

天才マジシャン暁あらため、ゴッド暁として旗印になったりしてました。

地球に帰る手がかりを求め『七光聖教』を名乗り、市民革命の行動を勧めつつ、本物を知る相手からの接触も期待する。

1つの行動にいくつも意味を持たせたり……情報を集め、油断なく対策を打つ。

なるほど司は優秀な指導者ですねぇ、ホント。

彼らが居なくなった地球においても、いざという時の為に準備しておいたマニュアルのお蔭で、問題なく対応出来ているようですし。

 

どんどんと勢力を拡大していってますが……当然それをよく思わない相手も居るわけで。

北部四領の総督である『潔癖公』は、中々厄介な手合いのようで。

皇帝陛下に揺るがぬ忠誠を誓った統治者。「死ね」と命じられれば、嬉々として疑いも持たずに死ぬだろう……と言う、狂信者。

 

戦場に在れば、あるいは英雄となったのかもしれませんが。為政者としては、最低の存在で。民が飢えて死のうが、それで構わないと言ってのける精神はおっかなくてたまりませんね。

おまけに一発限りの切り札を、苛立ちから発動して来る短気っぷり。

あの情緒不安定な相手が心酔してる皇帝ってどんなキャラなんだ、とは思いましたねぇ。

明確な敵が居て、ゴールもはっきりしていて、それに向かって準備している段階なので、高校生たちは協力して事に当たってはいますが……

勝人が何やら不穏な思いを独白してましたし、途中で道を分かつ可能性もあったりするのかなぁ。

 



聖剣使いの禁呪詠唱20

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(私は弱い)

でもそれは、敗北宣言ではないのだ。

弱くとも戦いようはあるのだ。

 

敵の侵攻にさらされた亜鐘学園。

難敵を退けたと思ったら次がやって来るんだから、本当に容赦有りませんね……

斯波亮が、ランクSだった彼がいかにして背教者になったのか、という過去が描かれていましたが……

なるほど、かつての母校を「蜘蛛の巣」と称したのも納得できると言いますか。

 

駿河安東が、陽の娘と呼ぶ救世主を見つけ出すために、画策してきた。

その為に異端者を用いて、計画的に襲撃を続けてきていた。

最初期に救世主として目覚めた斯波はその渦中にあって、共に戦った仲間を失ったり、大切な相手との別離を経験させられたりしたわけで。

そりゃあ、心も歪むだろうな、という感じですけれど。

 

何より大切なものがあって、それを取り戻すために、それを失うきっかけを作った相手の下について動き回るって言うのは、また壮絶ですな……

ただまぁ、黙って使われ続けている訳はなく、何やら斯波とネリー、田中先生の三人で駿河安東の計画とは別の行動をとるつもりみたいですけれど、さて、どーするやら。

駿河の出した捕縛命令など知ったことか、と逃げの手を打ってましたしねー。

とりあえず、駿河安東はとっとと地獄に堕ちたほうがいいんじゃないかな……としか。諸悪の根源じゃないか……

聖剣使いの禁呪詠唱<ワールドブレイク> 20 (GA文庫)
あわむら 赤光
SBクリエイティブ
2017-06-14

 

神託学園の超越者2

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「お姉ちゃん、私は……っ!」

(略)

「……もう、独りじゃないんだ」

 

同じく友人から借りた本―。読んではいたものの感想書いていなかったので。

まさかの続刊。

いや、勝利者の能力を人類に与えるって話で。能力を持たない「無能」が覇者となったから、能力は失われたはずなのに、なぜ話が続くんだ、という。

 

能力消失後に行われた臨時生徒会選挙を以て、覇者となった少女たちは生徒会の役職を獲得して、活動していたようで。

御厨が会計として辣腕を振るったというあたり、意外な才能持ってるなぁ、とか思いましたが。

「無能」の少女天枷杏奈は見事生徒会長になり活動していたわけですが……

そこに、彼女の姉にして先代生徒会長、天枷凰華が現れて、杏奈の相棒、「六行視」の文乃の周囲をうろつき始めて。

その影響を受けた文乃の幼馴染にして副会長の奏の暴走っぷりも怖かったですけどね。よく文乃は逃げ続けられたな……

 

騒がしくも平凡な日常の一コマとなるのかと思いきや、そんなことはなく。

失われたはずの異能が再度世界に現れ始めて。

元々超越者となった生徒たちを管理する立場だった、管理室の人間が、超越者を生み出して戦争を始めるとか……

 

1巻読んだときに、「この能力がほしいだろ?」と交渉すればよかったんじゃとか思いましたが。大人はもっと黒かった……

「天才になれる能力」を持った生徒を管理室にスカウトし、異能を分析し、奪い取れるように画策していたとか。おまけに、異能を組み合わせて新たな異能すら作れるようにしてしまっただとか、世も末ですな……

そうして、暴走を始めた連中をどうにか止めようと、杏奈たちが奔走するという流れになっておりました。

「六行視」による書き換えが頻発していたので、設定上仕方ないこととはいえ、読みにくく感じましたねぇ。

神託学園の超越者<トランセンダー>2 (GA文庫)
秋堂 カオル
SBクリエイティブ
2014-03-14

神託学園の超越者

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「でも逃げたらクズなのか? 負けたらクズなのか? 一度だって逃げないで……負けないで生きることが出来る奴なんて、いない筈だ!」

 

友人から借りた本―。読んではいたものの感想書いていなかったので。

突如下された神託。

それによって美景原学園の生徒たちには、様々な異能が与えられ、超越者として君臨することとなった。

神様は、変革をもたらすために生徒たちに力を分け与え……最強の座を勝ち得た者の能力を、人類に与えるという壮大なもので。

 

……人類が統一された異能を持たされても、大惨事が引き起こされる未来しか見えないけどなぁ。

爆発物を発生させる能力なんかを人類が皆統一してもったら、テロとか悪化しますよねぇ。全員が能力持ちだから、誰もが容疑者になるわけで、捜査も手間取りそうです。

医療系が能力研究の恩恵を受けてる、みたいな描写もありましたし……

生徒たちは馬鹿正直に異能バトルに励むのではなく、大人たち相手に「この能力、皆さんも欲しくありませんか? で、コイツを勝ち上がらせたければ、分かるな?」みたいな交渉に走るという手もあったのではないかなぁ。

飽きたと宣う神様にとってみれば程よい刺激なのかもしれませんが。

 

主人公は、他の生徒たちとは少し変わった能力を与えられたため、このバトルへ積極的に参加するつもりが無く逃げ回り「不戦敗」と揶揄されていた。

そんな彼が「無能」である少女と出会い、上位者としての地位を確立していた生徒会へ喧嘩を売り最強を目指す、というそんな流れなわけですが。

 

主人公が、一年逃げ続けていた割には割とあっさり、「無能」の少女の口車に乗せられていたなぁ、と言いましょうか。

微妙に立ち位置がぶれてる感じがしてならない。先の展開も割かし予想できてしまうのが何とも。

1巻で上手い事まとめていた感じはありますが……結構戦闘シーンがあるので、一回の戦闘の密度が薄くなっていた感じはありますねぇ。

これで倒されてしまう連中に、他の生徒は負けたのか……って考えてしまうともういけない。力に溺れず、もうちょっと工夫しましょう、と成績表に書いてやりたくなりますな……

神託学園の超越者<トランセンダー> (GA文庫)
秋堂 カオル
SBクリエイティブ
2013-11-14


聖剣使いの禁呪詠唱19

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「諸君らには言わずもがなだろうが、敢えて言う。僕たちは日本支部に所属しているが、日本支部の犬ではない。そう――」

彼の言葉に続いて、一同全員で唱和した。

「「「我ら救世の剣なり!」」」

 

黒幕だった駿河安東が動き始めて。

サツキを手に入れる為に、彼こそが六翼の巫女であるという見解を示し、日本支部の精鋭を動員、亜鐘学園に攻め入るという荒っぽい手段に打って出ます。

これまで六翼とかを上手く使い隠れていたことを想えば、随分と派手に出たなぁ、という感じですが。

 

戦力の逐次投入をせず、ここで仕留める心積りで人員を動かしている、という点では理にかなっています。

まぁ、サツキを探すために裏に潜んでいた部分もあるから、見つかった以上仮面も必要ないってことですかねぇ。

なお天木虚穂の正体は貝利の操る宝具で、貝利や駿河が中に入り操っていたそうです。

 

各地の分局長が学園に攻め込んできますが……石動が居るとやっぱり締まるなぁ。

上手い事人員を動かし、相性も上手くハマったこともあり、分局長達は結構余裕もって撃退していましたね。

ただその後に、騎士級異端者(ブラックナイト)を自称する……魔神級のような叫びではなく、明確な意思を持ち会話する異端者なんてものもあらわれて。

 

第一波は辛くも凌ぎましたが……間髪入れずに第二波が攻めてきて、中々厳しい状況ですねぇ。応援も駆けつけてくれてるのが何よりですが。

読者的には知ってたとしか言えない不可視の正体も明らかになったりとイベント盛りだくさんで、次回が待ち遠しい感じでした。

聖剣使いの禁呪詠唱<ワールドブレイク> 19 (GA文庫)
あわむら 赤光
SBクリエイティブ
2017-02-14
 

聖剣使いの禁呪詠唱18

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『ハイムラ。もし、あんたが付き合ってくれるなら、オレは次に総てを懸ける』

『早期決着は俺だって望むところだぜ?』

 

静乃の前世、「王佐の魔女」の過去について多くが明らかになりました。

『冥王』が誕生した立役者だったんだなぁ、というか。『冥王』は色々と急ぎ過ぎたからあんな事になったんじゃないかなぁ、という感が否めない。

 

六翼会議のアジトをかぎつけた丈弦先輩でしたが……

まさかの一人で潜入。いや、能力的にそれが可能ですし、情報が何処から漏れるか分からない以上、最低限の連絡で踏み込むのも間違ってはいないんですが。

暗殺者であるけれど、正義の味方でもある。彼の強い覚悟が確かに示された。

いや、ホント格好良かったですよ。まさか、六翼の一人であるルイーズを倒してしまうとは。

 

その後ピンチに陥ってましたが、連絡を受けた石動が駆けつけて。

……この人校長というそこそこ責任ある立場についたはずなのに、フットワーク軽すぎませんかね……?

石動の合流で、状況は多少マシになったものの、ルイーズの死によってアジトから逃れることが出来なくなり。

諸葉たちが救援部隊として駆けつけることに。

 

途中分断されて、諸葉が閃剣と戦っていましたが……

いやぁ、諸葉の敵ではなかったですな。……諸葉にかかれば大抵の相手は敵じゃなくなるんですが。

最後に行われた刹那の攻防なんかは、わずかにずれれば諸葉の方がやられているような状況ではありましたが……そんな失敗をすることもなく。

閃剣を脅威たらしめていた終焉剣の破壊が確認されて、ここにきて六翼の戦力がどんどんかけてきましたね。

 

一方で「正体不明」を排除してしまっている、と考えているこの状況は背後から刺されそうで恐ろしいですし……

何より、日本支部支部長と貝利仙女が行動を起こしそうでそれが恐ろしい。

あと天木虚穂の顛末はちょっと気になるところです。異端者の動きがどうなるのか、とか色々。次回以降種明かし入ると期待したいところですが。

……諸葉の身内に手を出そうって言う馬鹿だからなぁ……身を焼かれればいいんじゃないかな……

 

聖剣使いの禁呪詠唱<ワールドブレイク> 18 (GA文庫)
あわむら 赤光
SBクリエイティブ
2016-10-14
 

聖剣使いの禁呪詠唱17

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「貴様の心臓には毛が生えているのか!?」

「あはは、その台詞聞くの何度目ですかねー」

 

短編集。

アニメ円盤の特典やらGA文庫マガジンに乗せた短編やらをまとめたものです。

そのせいもあって、短編の時期がかなりバラバラですね。

1巻で諸葉が九頭大蛇を倒した後の話や、エドワードが諸葉に接触してくる前の話。

5巻のAJと諸葉のロシア珍道中だとか色々です。

 

六翼が蠢きだしてから、どうにもパッとしない結末ばっかりだったので、こういう日常のエピソードで息抜きできるのはありがたいような。

……本編とっとと進めて六翼を倒してくれ、と思わないでもない。

まぁ、円盤までは手を出してなかったので、そこに収録された作品が読めるのは喜ばしいんですがねぇ。難しい。

 

副支部長を失ったあとのシャルルの話なんかも描かれていました。

なんであぁ周囲に敵を作るような物言いしかしないんだろうか、彼。

作中の一番新しい状況においては、斯波に手痛い一撃をもらって姿をくらました所ですから、こうして元気な姿を見るとなんか懐かしい気分。

是非、復活を果たして六翼にやり返してやってほしいもんですが。どうなるかなぁ。

聖剣使いの禁呪詠唱<ワールドブレイク> 17 (GA文庫)
あわむら 赤光
SBクリエイティブ
2016-08-09


聖剣使いの禁呪詠唱16

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「でもなあ、灰村はん。“狡兎死して走狗亨らる“って恐ろしい言葉があるんやで」

「俺の国には“憎まれっ子世に憚る”って、素晴らしい言葉があります」

 

六翼会議の存在が明らかになり。

敵が明確になったことで、協力関係なんかも結べるようになってきたわけですが……

それだけで、上手くいくこともないんですよね。

 

ロシアは特に顕著でしたね。

元々恐怖政治を敷いていた雷帝頼りだった部分があるのに、彼女は敵に連れ去れ。

強力な敵が出てきて、被害を抑えようとすれば他国に協力を要請するほかない。

……そして、他国から援助がもらえるとなれば、弱くなった戦力に価値を認めない輩も出てくる、と。

 

それに対処するために、彼女は後ろ暗い手を使って。

いやはや。この場合は六翼の手腕を褒めるべきかなぁ。的確に嫌な手を打ってきますからね……

前回ようやくヂーシンを抑えて一角を削ったのに、それで決して有利に立てたわけじゃないって言うのがなぁ。

今回の最後で、良い手がかりを手に入れたみたいですし、それを活用できればいいんですが。……これすらも六翼の手の内とか言われるとさすがに萎えるけどなぁ。

 

聖剣使いの禁呪詠唱<ワールドブレイク> 16 (GA文庫)
あわむら 赤光
SBクリエイティブ
2016-06-14
 

聖剣使いの禁呪詠唱15

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「確かに僕は、強くなるための手段を選ぶ気はない。でも、その強さの使い道は選ぶ」

()                                                                                             

「――強くて悪いヤツを叩き伏せる方が、絶対に気持ちいいだろう!」

 

異端者を利用する六翼会議の存在も公になって、石動が校長となったことで色々と体制が変わってきているようです。

これまでは多分に能力的というか「これぐらいできればランクはコレ」という分類だったA級・B級の区分をポイント制にしたり、リーグ戦を取り入れたり。

異端者以外の相手……簡単に言えば、怪物ではなく人間を相手取る場面が増えるだろうという事で、速度重視で改革してるようです。

校長に就任したばかりでよくもここまで一気に改革出来たな、と感心してしまいますが。まぁ、日本支部としても手をこまねいてはいられなかった、という所でしょうか。

 

前半は、その新体制になった実戦部隊の話ですね。

さすがにSランクの諸葉とか、A級認定を受けた静乃は参加できず。ランク的に低い、サツキと春鹿のコンビがメインですね。

彼女たちも成長はしている……けれど、石動もさすが黄金世代のリーダーといえるだけの貫禄があります。

今回の結果を受けて、サツキはまだランクが追い付かない状況になってしまいましたが。確実に進んでるので、腐らず行ってほしいものです。諸葉いれば大丈夫か。

 

ただ、平和なばかりでは進まず。改革を進める石動に接触したヂーシンがまた暗躍していて。

彼なりの思惑があって、石動に契約を持ち掛けて、意外にも石動がこれを受けてるんですよねぇ。まぁ、その後しっかりヂーシン叩いてくれたのは爽快でしたが。

今回呪力について新たな考察がされてましたが。それを受けてレーシャ強化イベントが始まるのかなぁ。

 

そして、ここまでかけてようやく六翼の一角を倒しましたが。倒しただけ、でしかないんですよね。しかも、裏切り者のヂーシンをとりあえず確保した状況なわけですし。

彼が入った六翼の穴にしたって、向こうの仲間割れで生じたもので。おまけに今回ヂーシン以外は動いてないのかと思ったら、なんか背教者がロシアで暗躍してるっぽいし。石動みたいに、悪魔の誘いを蹴り飛ばしてほしいものですが、あまり期待できない気がしますね。

まーやのお蔭で、泥沼のゲリラ戦だけは避けられてますが。本格的にイタチごっこの様相を呈してきたな……。ここでさらに六翼の空いた穴を埋めます、って展開だけは勘弁してほしい所です。

聖剣使いの禁呪詠唱<ワールドブレイク> 15 (GA文庫)
あわむら 赤光
SBクリエイティブ
2016-02-13
 

超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!

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「諸君。手を貸すのはいいが、我々も命のやりとりとなれば本気を出さざるを得ない。

結果、否応なくこの世界の文明を軽く五百年は進めてしまうだろう。

(中略)

この世界丸ごとぶち壊すことになるが、それでも本気を出していいのだね?」

 

飛行機事故に巻き込まれた7人の高校生。

彼らが目覚めるとそこは、魔法や獣人が存在する異世界で。

魔法などの差こそあれ、発展具合は地球でいう中世あたり。

異世界召喚によくあるチート付与なんてありませんが、彼らは地球においても超人と呼ばれるような高校生実業家とか発明家だったりするわけで。

 

そして彼らの生きている地球も現代ってわけではなくて。

近未来というか、超人たちの活躍によって多分色々常識ぶち壊されてしまった後の世界なわけで。高校生なのに政治家とか医者とかやってる子がいる時点で色々とアレです。

作中世界では法令変わって合法みたいですが。

……むしろここまでぶっ飛んでると高校生要素はどこまで必要だったんだろうって気もします。

 

まぁ、レーベルの読者層に合わせるとあまり主人公の年齢高くしすぎるのも微妙か。

冒頭ではあるキャラの発言を引用しましたが……確かに彼らが本気になれば、この世界の歴史のことごとくを打ちこわし発展の速度を驚異的なほど加速させることができるでしょう。

 

革命の為にたった住人に力を貸したりしてますし。

でも、それは彼らが煽ったり自ら欲した行動ではなくて。あくまで、この世界の住人達の行動に助力しているっていうスタンスなんですよね。

そのあたりの線引きをしっかりしているのはいいと思いました。

七人のぶっ飛び具合を許容できれば、割と良作なんではないでしょうか。

少なくとも自分は楽しく読みました。



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