気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

La-na

勇者パーティーにかわいい子がいたので、告白してみた。3

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「……まだ、引きずってるのか。シケたんもレイヴンにお礼を言いたいと言っていた死、一人でしょい込むことはないと思うぞ」

「それでも……俺はまだ自分を許せない。だから、頼む」

 

ヨウキ、せっかくAランクに上がれそうだって時に買い物をして、厨二心くすぐられる服などを購入したことで、また暴走していたのには乾いた笑いしか出ませんでしたね……。

以前の部下とかには即座にバレる程度の変装で、「黒雷の魔剣士」と名乗ってイキって盗賊退治してたの、冷静になると恥ずかしいだろうなぁとは思いますが。

 

帝国の勇者が国内に忍び込んでいた一件もありましたし、下手に名を売ってしまうと政治的な思惑に縛られることになる。

それを以前に聞いていたのに暴走してたわけですから、セシリアに説教されてたのは、まぁ順当。セシリアに見捨てられなくてよかったねぇ。

……まー、旅の道中で女性にいい顔して問題呼び寄せた勇者も見捨てなかった実績のある、懐の広い女性ではありますが。だからって負担かけていいわけじゃないのよ、ヨウキ―。

 

後半は、レイヴンと一緒に依頼を片付けに赴く際に、ハピネスを同行させることになって。2人の関係を後押ししようとした結果で、セシリアとかも招くつもりだったけれど、スケジュールの都合でヨウキを交えた3人行動になったみたいですが。

実際に赴いた先で、盗賊が人魚という魔族を利用した犯罪を行っていて……過去の経験から、魔族を切ろうとしたレイヴンをハピネスが止めた、という構図が象徴的だったというか。

元魔王軍関係者ながら、人間世界に溶け込む道を選んだ面々ですからねぇ。元勇者パーティーのレイヴンに思う所があるのも当然ですが、良いところで落ち着いてくれると安心できますが、さてどうなるやら。

とりあえず目先の人魚を交えたトラブルの解決は成し遂げたので、あとは2人次第か。書籍はここで止まってますが、WEBの更新は不定期に続いてるようなので、追々読みに行こうかなぁ。



勇者パーティーにかわいい子がいたので、告白してみた。2

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「現実を見て自分と向き合えよ。それができないなら……お前、相当格好悪いぞ」

 

適してない場所でセシリアに再度告白したことで起こられて、半月間の接近停止を命じられてしまったヨウキ。

つい、でこういう失敗というか、暴走しがちな部分があるのが不安材料ではありますが。根はいいやつなので、もう少し頑張りましょう感がある。

 

魔族の提案に乗って僧侶を一人置いていくことに、真っ先に賛成したのは魔術師だった。彼女は、色々な状況を鑑みてそれを受け入れたわけですが……。

そのせいで、幼馴染の勇者との関係が悪化していた。

 

それを聞いたヨウキが、自分が告白したかったがために、予期せぬトラブル生じてることに気が付いて。

魔術師や勇者と直接話すことになっていました。あくまで魔族ではなく、近頃セシリアと仲がいい男子、という立場ではありましたが。

それでも他の仲間に責任を押し付けて、自分は悪くないと主張している勇者は確かに格好悪かったので、発破かけてくれたのは助かった。

 

レイヴンとハピネスの緩やかな交流が続いているのも良いですねー。

以前の依頼で知り合ったガーゴイルのガイと、彼が気に掛ける少女ティールがそれぞれ別の要因で危機を迎えていましたが。

ヨウキの仲間の知識を基に手がかりを得て、ヨウキが現場にでて素材調達を担当して、無事に解決していました。ヨウキ達がいたからこそ救えた命、というのが良かったですね。

勇者パーティーにかわいい子がいたので、告白してみた。

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「だから……私と外の世界に出ましょう!」

 

元は人間だったが魔族に生まれ変わってしまった主人公のヨウキ。

彼は魔王城で中ボス的な関門として、勇者一行に立ちはだかり軽々と撃退していましたが……「勇者が魔王を倒さないと世界が平和にならない」という人間的な価値観はそのままだったので、つい撃退してしまったが回復して近くの村に放り出すことに。

その時、よくよく相手の事を見たら僧侶の子がドストライクの容姿で……。

 

何度か勇者パーティーを撃退した末、僧侶を置いていけば通してやると宣言。

残された僧侶セシリアに告白してましたが、フラれてしまうわけですが。高い実力を持つ魔族ながら、心が人間であるヨウキは魔王城に引きこもり虐殺などには与していなかった。

そう言った事情を聞いたセシリアが、それだけ力があるなら人間に化けられるだろうし、外に出ようと連れ出されることに。

 

……魔法で変装するとかじゃなくて、角を折って翼をもぎ取るとか言う力づくで外見揃えに来てたのはちょっと笑えた。

まぁその気になれば再生できるし、再生しないように抑えることも出来るからこそ、物理的に解決しに行ったという面はあるみたいですが。

魔王討伐によって勇者パーティーの価値が高まりいろんな誘いが来ていたり、軍事国家が動きを見せ始めていたり。魔王って問題を超えてすぐに人間同士の争いが加速しそうなのは因果ですねぇ……。

 

セシリアの家族や、勇者パーティーの剣士との交友が始まったり。セシリアへの婚約話を持ってきたという勇者とぶつかることがあったり。

かつての部下たちが魔王城から逃げた末に、ヨウキのところに来たために、彼らも人間社会に適応できるように手助けしたり。

告白成就させるために真っ当に働こうとギルドに登録して、仕事をしたりしていく話。帝国が見出した勇者が潜入工作してたりしてたので、ヨウキがいて助かる場面もあったのは良し。



インフィニット・デンドログラム クロウ・レコード4

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「もう! 考えてもわからないものはわかりませんわ!

 何かしてくる前にブッ倒せばよろしいのですわ!」

 

シリーズ完結巻。というか打ち切りっぽいですが。

やってきました水着回、ということでジュリエットたちの水着カラーが収録されたたのはうれしい。可愛い。

密度濃かったガイリュウ事件の翌日、ジュリエット達は疲れが残っている中で、紫音だけピンピンしてるのは笑った。日中寝てたからね……。

 

ここで紫音のクランが、リアル使用人を巻き込んだある種の家族経営なことが発覚。

「屋敷の中同様お嬢様を支える分、給料も出ている」とのことで。紫音の実家がちゃんと通常業務外のゲームにおいてもリテラシー発揮してくれてるのはいいんですが。

それリアルマネーでクラン構成員買ってることにならんの? デンドロの規約とかしらんけど大丈夫……? みたいな気持ちにはなった。

……あの管理AI達なら、エンブリオ進化させてくれればどうでもいいというかもしれませんが。

 

ギデオンに闘技場が多いからこそ、それを生かしたイベントを見せてくれるのはうれしい。

水上戦イベントだからってゲームなんだから別に水着にならなくてもよいのに、水着必須とつけた運営は偉い。

突発イベントのわりに観客も多い当たり、この町の人々ノリがいいなぁ。今回ジュリエット達は女性限定水上戦でしたが、この分なら翌日の男子限定もそこそこ来たのかもしれない。

紫音が報酬の卵につられた結果ではありましたけど、参加グッジョブ。

 

巻末のSSは『リアル・ガールズ』。

紫音、マックス、チェルシー、ジュリエット達のリアル風景を切り取った微笑ましい日常のエピソードでした。


インフィニット・デンドログラム クロウ・レコード3

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3分 稼ぎなさいな」

「?」

「それで私が勝利して差し上げますわ」

 

中身が実はおバカなシオンとかチェルシーに言われてましたが。

実際エンブリオの能力は厄介ながら、どこか抜けてる感じがしますよね……。

決闘4位を賭けた決闘に持ち込むことで、ジュリエットは状況をコントロールしようとして。

鎧竜王が賭けに乗らないならジュリエットに殺される、なんて提案をしたこともあってシオンを俎上に載せられたのは良い感じ。

 

展開的には面白いと言いますか、会話できるUBMって凄い扱いにくそう、というか。

そりゃあデンドロ内でも遊戯派と世界派でスタンスの違いが出るよなぁと改めて実感する場面でもありました。

疲弊した状態でも上手くしのいで、勝利しているジュリエットが強くてカワイイ。

 

……まぁ、鎧竜王の話が終わっても、裏で暗躍していた輩が居るせいで一件落着とはいかないんですが。

決闘でさらに疲弊した所で連戦となっていましたが。

超級職の奥義はどれも厄介ですよね、ホント……って感じの決着でした。

特典武具も出てましたが。そうか、ここにも一人着ぐるみの呪いを受けた者が居たんだね……合掌。

 

書き下ろしSSで『事後処理と次のお祭り』が掲載。

タイトル通りの内容ですねー。戦闘後のジュリエット達の事とか。

また街中で騒動が起きたギデオン伯爵が苦悩する羽目になってたりとか。

次に開催するイベントをどうしようか、という流れの話。伯爵も中々愉快な人ですよね……笑った。

インフィニット・デンドログラム クロウ・レコード2

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「強敵だね…でも」

「「負ける気はないよ」」

ジュリエット主人公のコミカライズ、第二巻。

チェルシーだけじゃなく、マックスとセットになった三人娘(一人女装)が、このシリーズのメインになるんですかねー。

二人に連れられてスイーツショップに行ってるマックスが可愛い。

春休みでログイン時間増やせる―と喜んでるジュリエットに、予期せぬ致命傷与えてましたけど……うんうん、過ごし方違うと、思わぬ言葉が刃になるよね……

 

決闘ランカー30位になって、いきなり4位に飛び上がるつもりだったマックス。

流石に、天地で同郷だったカシミヤと狼桜についてはしってるようですけど。他の中位ランカーは調べても居ないって当たりが、若さ所の傲慢だよなぁ

「断頭台」思い出して軽く青ざめてましたけど4位に上がったら、その上カシミヤでは……?

 

そこで名前の出たランカー13位のシオン。

決闘・討伐・クラン全てのランキングで13位に調整しているという変り者。

「不幸収集者」なんて呼び名があるくらい、不吉なものを愛好しているようですが、ジュリエットとの相性は最悪だとか。

実際にあった事例を聞くと、そりゃあ仲悪いよね……それが両手の指で足りない程あるとか、どれだけ揉めてるんだお二方。

シオンの話題が続いて、ジュリエットが思わず「もうシオンの話はいいよお!!」と普通に叫んでましたからね……

 

そして、三人が揃って受けたクエストに場面が映り……

違法なモンスター売買をしている業者を摘発するお手伝い、だそうですが。ランカー三人と天地の忍者がセットになってくるとは、敵も哀れな。

そこでジュリエットが、ドラゴンを保護することとなっていましたが。

違法業者の裏側で蠢いている〈UBM〉までいるようで、渾沌としてるなぁ。

 

ギデオンからほとんど動いていないのに、多彩な事件が起こるので、遊戯派でも楽しいんだろうなぁとは思いますが。相容れない状況・相手と対峙すると一気にややこしくなるんですよね……

シオン、自分のルールを貫いてるゲーマーですが、この状況でやってくんな……って感じ。

さて、割と厄介な状況ですが、この後どうなるやら。続きが気になる良質なコミカライズですねー。良きかな。



インフィニット・デンドログラム クロウ・レコード1

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「これでも 呪いの専門家だからね」

 

HJ文庫から刊行されている、『インフィニット・デンドログラム』のスピンオフコミカライズ。

主役は、王国の決闘ランキング4位の【堕天騎士】ジュリエット。

常に中二病言動をしている少女ですが、チェルシーと話している時やリアルでは普通に喋れてるので、新鮮でした。まぁ、リアルでもゴスロリ系の服好きみたいですけど。

 

飛べることを活かして救援に行って、ジュリエット語が通じてない場面には笑ってしまった。

情報の出し方を工夫してる感じで、結構読みやすかったですねー。

クエストをやってるところからゲームを表現して、話を重ねるごとにエンブリオの事とかが出てくる。

ジュリエットが主役という事もあって、決闘絡みの情報が多かったですけど。

 

実際に決闘してるエピソードも入れて来てくれたのは良かった。

やっぱりランカーの話なら、決闘がないと。マックスちゃんは、なんていうか気合の入った子で嫌いじゃないですよ。

しかしまぁ、ジュリエットの凌ぎ方も凄かったですねー。解説されたマックスの方が引いてたじゃん……「えへへ」ってしてるジュリエットが可愛かった。

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ちゃか

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