気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

MF文庫J

全肯定奴隷少女1回10分1000リン

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「……だって、君ことを一番見ているのは、君自身だもの」

 

すごく面白かったの!!!

と、つまりはこういう作品です。読もう。

読み終えてから知ったんですが、なろう連載作品らしいので、時間見付けて読んでみようかなぁ。この文章を、積読の山から目を逸らしながら書いてます。時間、あるかな……

 

真面目に語ろう。

1000リン払うと10分、愚痴を聴き、悩める人を全肯定してくれる少女。

「仕事が大変で辛い」「頑張ってるあなたはえらいの!!!」みたいな。

人の感情が集う事でダンジョンが出来、教会や冒険者といった組織がそれの対策を打っている世界。

 

軍が担当しないのは、感情の坩堝であるダンジョンに、国の手足として軍隊が踏み込み災禍が起きた例まであるからだそうで。

そんな世界にある街で、田舎から出て来て冒険者になった少年レンが、奮起したり、失敗したり、泣いて立ち上がったりするお話です。

 

良いパーティーに加入して、順調に育っているようですしね。

情報収集してるし、新人を気に懸けてくれてる。支援も手厚いようですし。

本人は、肯定してくれた奴隷少女ちゃんに夢中のようですが、言葉の選び方と態度によって女魔術師ちゃんを惑わしてて。うーん罪な男。

挿絵が奴隷少女ちゃんも、女魔術師ちゃんも可愛くて和みました。特に奴隷少女ちゃんの過去が重そうで、今後がどうなるか気になるところ。とりあえず2巻が出たら買います。

 



変態王子と笑わない猫。13

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「そうよ。自分が楽しいから書くの。自分を楽しませるために書くの。ほかのことなんか一切合切どうだっていい。ただ自分のための、自分による、自分だけの創作。始まりも自分、終わりも自分の自己完結。二次創作……いえ、すべての創作って、本来そういうものでしょ?」

 

別の個所で掲載していた短編の再録と、描き下ろしによるエピローグ。

半分くらいは書き下ろしで構成されていて、楽しそうで退廃的な日常を送ってる感じがありましたが。

 

「ネット戦争」での小豆梓の創作論が好きですねー。

他人に影響されないエネルギーが感じられるのが、面白そうだ、と。

読んでいて、こういうのが好きなんだよなと熱と圧とか感じられると、楽しいですよね実際。

 

「それから」の混沌具合が凄かったですね。

最後にこれを描くあたり流石というか。エミが大変そうだなぁ、と笑ってしまった。

日々が楽しそうで何よりです。えぇ。



変態王子と笑わない猫。12

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「そうやって、みんなで、幸せになりましょう?」

 

全てはリセットされて、それでも残ったものがあるのだと。

月子の記した横寺君ノートに従って、大切なものを取り戻しにいくってことですが。

あらすじの時点で著&脚色って書かれてるじゃねーか!

 

とはいえ、いくつか変化があったとはいえ、横寺君は相変わらずの変態王子というか。

行動力には溢れていますよね……

少しずつ、かつてとは違う形であろうとも、歩み寄っていく展開は、とても暖かい気持ちになるものでした。

横寺はマジに通報されないように気を付けて、と同時に思いましたが。

 

そうして距離を近づけて。

マイマイからツカサさんの残した言葉を聞いて。

月子に「新しいものをみつけた」という横寺が、格好よくて。

良いエンディングだと思います。……まぁ、エピローグ的な13巻も出てるんですけどね。

 



変態王子と笑わない猫。11

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「大丈夫だ。だいたい、満足しているから」

ツカサさんに、未来から来たという事を告げて。

「未来とやらは、どうなっているんだろうな」と呟く彼女の理解が切ない。

横寺が、言葉を紡げなかったのも無理はないですね。

大人の相談相手が出来たとはいえ、すぐさま状況が改善していくわけでも無くて。

 

それどころか、ツカサさんが緊急入院する状況にまでなって。

二人は子どもだけでこの時代の猫神に会いに行くことに。

変態王子の本領発揮回みたいになってましたけど……なんというか、ここまで来ると流石としか言いようがない。補導されないようにだけ気を付けて下さい。

 

そして猫神からいくつかの事実を聞いて。

終盤、ツカサさんが流した涙が、どうしようもなく痛い。

それでも「もういい」と「健やかに生きろ」と言ってくれる彼女の強さが、印象的なエピソードでした。

「これは願いの話だ。大切なだれかのために祈った人の話だ」。

地の文で描写された、この一文が全てではないでしょうか。

 

変態王子と笑わない猫。 (11) (MF文庫J)
さがら総
KADOKAWA/メディアファクトリー
2016-04-25


変態王子と笑わない猫。10

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「そんな顔すんなって。それはこっちの仕事だ。前にも言ったろ。子どものためになにかすることは、大人の喜びのひとつなんだ」

 

猫神の力で再度過去にやって来た二人。

しかし、今度は以前とは違い子どもの身体に意識だけ飛んできたような形で。

横寺は初期から意識をはっきりさせていましたが、月子は子ども時代と変わらない対応で困惑。

最初のうちは、高校生の意識を持って行動しようとしていますが……

次第に身体の方に引っ張られて、別方向に進んでいって。

 

一人だったら、あのまま意識引っ張られて終わりだったかもなぁ。

二人で行動を起こしたことが結果として上手く作用していた。

どうにかしようとして動いてはいますけど……小学生からすれば高校生は大人かもしれませんが。それでも、まだ彼らは子どもなんですよね。

手段は甘く、打てる策も少なく。

だから手札を伏せたまま願いを叶える事は難しくて。最後、彼らは大人に相談をすることに。ツカサさん、いいキャラしてますよ本当。

変態王子と笑わない猫。10 (MF文庫J)
さがら総
KADOKAWA/メディアファクトリー
2015-05-25


変態王子と笑わない猫。9

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「わたしたちは、対等な関係ですか」

 

無理をしたことで月子との関係が微妙になって。

それでも時間はどんどんと流れていく。

鋼鉄先輩の受験を見守り、彼女発案のスケート大会なんかもして。

ギクシャクする部分があっても、楽しい日常を過ごしているところに、また猫神が来て。

「あの娘、もうじき死ぬよ」という不吉な予言を下す。

 

それを聞いて、「だれかに分け与えられる宝石があるのなら、それを渡すことでしか生きられない」と自己を定めている横寺が悲しい。

だって、その決断に迷いが無いですからね。これには月子ちゃんも激おこですわー。

横寺の怖い所って決断を躊躇わないことにありますよね。猫神が対策を取って端末をエミパパにしたのに、流れるようにいつもの手で猫神をいじってますからね……

すれ違いながらも、わかり合おうとして。月子と横寺がまた新しい願いを猫神にしてましたが……二度目の過去編があるとはちょっとびっくり。

 

変態王子と笑わない猫。9 (MF文庫J)
さがら総
KADOKAWA/メディアファクトリー
2014-12-23


変態王子と笑わない猫。8

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ぼくはいつだって、自分の言葉を見つけるのに苦労する。筒隠と初めて出会った時からそうだ。言葉というやつは本当に難しい。

だから代わりに、引用する。

「散りぬべきとき知りてこそ――世の中の花も花なれ人も人なれ、だよ」

 

積読の山に(ry

シリーズを年単位で埋めるなと。

月子の誕生日パーティーをやって、わいわいと楽しそうな導入からスタート。

ただ変態王子は、楽しいけれどどこか不安を感じてもいて。

疲れてるのかな、エミいじりでもしようって言う思考回路に久しぶりに読んだこともあって置いて行かれた。

切り替えが早すぎて何が起きたかさっぱりわからない……

 

鋼鉄部長が受験勉強で顔をみせなくなって。

部活動の活動日程、スペースの方でちょっとした問題がおきたりしていましたが。

最終的にはマシなところに落ち着いたんでしょうか。

猫神やらエミパパやらが色々と動いていて、状況を混乱させてくれた感はありますけどね。

終わり方も不穏でしたし、どうなるやら。


変態王子と笑わない猫。8 (MF文庫J)
さがら 総
KADOKAWA/メディアファクトリー
2014-04-24


聖語の皇弟と魔剣の騎士姫~蒼雪のクロニクル~

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『そうだ。世界はいつでも、無慈悲に俺達を裏切る』

()

『でも、だからこそ』

()

『俺達は、そんな世界を、信頼しつづけなきゃいけないんだ』

 

「二度目のバベル」と呼ばれる災害が起きた世界。

バベルの塔が崩壊したときのように、言語に起きた災厄。

「英語」を扱っていた人々が消失し、世界大戦が起き、文明レベルが衰退した。

そんな世界ではなぜか『言語』が力を持つようになっていた。

 

言語に属性があり、それらを組み合わせることで魔術を使える。

故に、多くの言語を学び、正確な発音を習得することが、より大きな力を得ることにつながる。人口減も相まって、その力を持つ聖語騎士はかなり貴重な戦力のようです。

エリートを育成するべく厳格なカリキュラムも設けられているようですが……生徒たちはまだまだ青いのが多い、というか。

 

優秀だった姉の起こしたとされる事件の影響で、彼女の名前が忌避されるようになって。

弟の蒼生を揶揄するような言動が見られるのは、良くも悪くも子供っぽいと言いますか。

猫被る努力をしてる相手を下手に刺激するなよ……と思いますけどね。

たまに蒼生もやり返してるようですから、ちょっとスカッとしましたが。

過去に起きた出来事には謎が多いですし、学院上層部の闇も深そうなので、続きに来たいしたい感じです。



魔弾の王と戦姫18

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「あなたに、この国の王になってほしい。私の後を継ぐ者として」

 

長らく続いたシリーズの最終巻。

策謀を巡らし、ジスタートを混乱に陥れたヴァレンティナを退けるまで。

彼女は彼女で自分の夢の為に全力を尽くしていたんですよね。

 

裏で動いて、策謀で人を蹴落としたりはしてましたが……わりと、ここにきて焦りも出たかな、というか。

思った以上に予想通りに行かず苦労している感じがありました。

 

ジスタートが揺らいでる中で、ティグルは親しくしている戦姫たちの手助けもあり、ぶっ飛んだ解決策をとることに。

そこにはユージェンの遺志なんかもあったわけですが……そうくるとは正直予想外でしたね。

 

二国の王として君臨するとか誰が予想できただろう。

あと、ダーマードが何だかんだティグルの側に残っているのには笑ってしまった。

異国の生まれという事でジスタートの統治にはかなり気を使っているようですけど、リムが彼の側近として一番近い場所にいるのは、上手いこと立ち回ったというか。

戦姫である他のメンバーではできなかったことですしねー。

いい最終回でした。



魔弾の王と戦姫17

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「涙を流した。埋葬した。魂の安らぎを神々に祈った。俺だけじゃない。みんな……みんな、そうしてきたんだ」

 

ソフィ―が調べものをして気付いた「魔弾の王」とティル=ナ=ファについて。

英雄となり、魔王となるという存在について。それがティグルではないかという考察。

これを聞いて、決戦に望めたのはティグルの助けになったでしょう。

何も知らずに突貫することほど恐ろしいものはないですしね。

 

エレンとフィグネリアの戦いは、リムの補佐を受けながら、危うい場面もありましたがエレンが勝利。

オルガやリーザの対応する事になった叛乱も、ミラとソフィー側のムオジネル軍関連も、さくっと鎮圧出来たそうですし、戦姫のスペックの高さを見せつけられた感じですね。

 

一方で彼らが気にしてやまないティグルは、ガヌロンからの脅迫を受け一人ザガンという地域へ。

ガヌロンの企みによって、世界は順調に変化していて、立ち寄った村で魔に変じた村人と戦う羽目にもなってました。

無事に辿り着き、一人で戦っていましたが……そこに応援が駆けつけてくれる、というのが熱かったですね。別々のところにいた仲間が集ってくる展開は見事。挿絵も良かったです。



プロフィール

ちゃか

 友人に「活字中毒っていうか読書中毒」と評される程度には本が好き。適当に感想を書いていく予定。リンクはフリーでコメントはご自由に。悪質と判断したものについては削除する場合があります。

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