気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

TYPE-MOONBOOKS

ロード・エルメロイⅡ世の冒険1「神を食らった男」

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「私はね、偉大な魔術師に憧れていた」

(略)

「……過去形で言っているのに、諦めていないんですね」

 

第五次聖杯戦争前の一時期を切り取った「事件簿」から時は流れ……。

三年後の世界。凛がエルメロイ教室の生徒になって居たり、彼女が連れてきた従者も時計塔に居たりと色々と変化が生じている模様。

あとがきによれば、ルート分岐の在るステイナイト本編の未来を書くと言うことは、ルートを決定してしまうことになり、いずれ来る「聖杯解体」にも影響を与えてしまう。

……そのため、奈須きのこ氏と相談の結果、『独自のルート』を想定した書き方になっているそうです。

 

時計塔のロードとして、当人の実力はともかく生徒たちへの貢献……「講師」としての腕前は相変わらず冴えわたっているようで。

「略奪公」なんて、彼の実情を知っていると何とも似合ってるような、そぐわないような異名で外部の魔術師から呼ばれることもあるようで。

いやまぁ、相手の魔術の解体をしてしまう眼力の精度が上がってるようにも感じますし。

暗殺にきた魔術師への対抗策として、その術式を改善した上で特許登録してるとか、そりゃ悪名広がっても仕方ないでしょ……

 

グレイは相変わらず内弟子として、彼の傍にあるようですが。

事件簿の最後において、彼女に残された影響が続いているとか不穏にも程がある。

自身の非才を自覚しながらも、それをどうにかしたいと足掻き続けるⅡ世の泥臭さ、好きだなぁ。

それをグレイが察しているのも成長を感じられて良い。

 

仕事でシンガポールに立ち寄った後、Ⅱ世とグレイが出会った少年エルゴ。

彼は、特殊な体質……というか能力を持っていて。それを狙った魔術戦まで起きる始末。

アトラスの六源なんてキーワードも出て来たり、時計塔が西洋に強く影響力を持つように東洋にも組織だって動くものがあるとか。世界が広がっていく感じがして楽しいですね。

……それだけに、終盤に描かれたキャラが意外だったと言いますか。私、型月世界そこまで詳しくないんですけど、そう言えば同時期!?!? え、2巻読みたい……

 

時計塔に入った凛が、いろんな意味で「強く」なっていて吹いた。

随分とたくましくなったというか、根っこの部分が変わっていないけど手を伸ばせる範囲が伸びている感じがする。

……才能を秘めた原石と、それを磨く力をもったⅡ世とか、実際のところトップクラスに「組ませちゃいけない」コンビだと思うんですが。

うっかり宝石剣とか組み上げたりしないだろうな、この師弟。

Fate Requiem2 懐想都市新宿

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「ぼくは、きみのしるべになろう――ほしをみつけて、かぜのゆくえをおしえてあげられる。でも、こぎだすのはきみなんだ」

 

読了後にFGOのコラボイベントは、せめて2巻出てからやればよかったのでは。

とは少し思いましたね。いや、GWから延期された結果だから本来なら同時刊行だったのだろうか……

2巻時点でもまだ紅葉さん人型取ってないし。恐竜だし。ネタバレが過ぎる。

 

夜警の仕事を一時休み、外部への協力を依頼して。

その上で廃都フユキ捜索を始める事にしたエリセ達。ボイジャーとの、関係になれていない微妙な距離感がリアルで良かった。

エリセ、友達(ほとんど)居ないんだね……

カリンがついてきてくれたり、コハルと改めて会話する機会があったりと、こんな状況でも青春していて良かったです。口絵の水着もいい感じでしたしね。奥で浮き輪つけてるボイジャーとその横で準備体操?してる紅葉さんが可愛い。

 

とはいえ、先日起きた騒動、その首魁には逃げられているし爪痕も残っているままで、正直状況としては良くないですよね。

おまけに先の事件でサーヴァントを失ったマスターの下に、新しいサーヴァントが召喚されなかったり。

新生児の傍に召喚されるはずのサーヴァントが現れなかったり、と新たな異変も生じているようですし。

 

負傷したコハルの問題も中々にヘビーですけどねぇ。覚悟が決まりすぎていて、それを尊重したい気持ちもあるけれど、ちょっと悲しくなる。だからあそこでカリンが涙を流してくれたのには正直少し救われた。

 

エリセの父母をしるエージェントも登場して、色々と惑わしてくるし、怪しさばっかり増していく朽目も居るしで、続きが怖いですねぇ。

終盤にエリセの出自についてかなり重要そうな情報出てきましたが、マジかー。このマスターとサーヴァントの距離が近いモザイク市にあっても、それは奇蹟的なのでは。

マッキもいい性格していたので、再登場してくれると歓喜するんですが、難しいだろうな……


ロード・エルメロイⅡ世の事件簿マテリアル

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つくったのは誰だ? 僕だ。

                                                                                                                  

10巻で完結した『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』のマテリアル。

冒頭のあいさつによれば、従来のマテリアルとは違い、原作サイドの奈須きのこ氏が『事件簿』の為に提供した膨大な資料の中から、現時点で公開できるものを著者の三田誠氏がピックアップした「シークレットファイル」と通常の「用語辞典」から構成されているそうです。

正史と地続き設定だから、綿密に調整を行った結果とのことですが……三田先生大変だったろうな……

 

Fate歴浅くてプレイできてないもの、読めてないものが多いので追々手を出したいとは思ってるんですよね……コンマテとか読みたい。

「シークレットファイル」だと時計塔の年表が興味深かったですねー。デジマ!?とか言葉砕けてる辺り笑える。

用語辞典にもありましたけどね。「おお、なんということだ人形師よ」とか。こういう、それまでの文章との落差がある演出好きですよ。あまり多用されると冷めますが。

 

キャラクターのページも楽しかった。それぞれの魔術系統、魔術回路の質や量、とは決戦の日とか。冠位人形師の質はともかく量は意外だったり。

自覚していないけど質が高いとか、ランクは高いけど最良という意味ではないとか。

ハートレスの好きな物・嫌いな物とか、どこまでもあのモットーを貫いてたんだなぁとか。

用語辞典のあちこちにも刺さる言葉がありました。エルメロイⅡ世が、忘れる事のなかった呪文や、彼自身の項目もそうですが。うん、やっぱりⅡ世好きだなぁ。人間臭くて。


ロード・エルメロイⅡ世の事件簿10「case.冠位決議(下)」

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「本当に、ボクは、お前の望みを叶えてやりたかったんだ」

 

ロード・エルメロイⅡ世の事件簿、ここに完結。

ハートレスの思惑を阻止するべく、霊墓アルビオンに突入するⅡ世チーム。

そして冠位決議に挑むライネス側のエピソードの、同時進行。

どちらも面白かったですねぇ。魔術師の業というものを強く感じた。

 

Ⅱ世達の状況から始まります。

一日足らずで、深奥まで簡単に辿り着けるような場所ではなく。

フリューの伝手で情報やなんかを得てましたが、こんな所にまで伝手あるあたり傭兵凄いというか。

彼の師父殺しという異名についてもしっかり触れてくれて満足。微妙に気になってたんですよね。

即席のチームではあれど、実力者揃いであるので何とか先に進んでいました。

その中に混じったⅡ世が要所要所で自信ないことを明言してて、ちょっと笑ってしまった。

 

冠位決議に望むライネスが、アルビオンの工房を見学したりしてる一面もありましたが。

秘匿をなげうった複合工房とか、そこで行われている蕩尽とか、魔術師の側面を見られたのは新鮮でしたね。

一筋縄ではいかない決議の場に、油断ならない相手を引っ張り込んでくるあたりライネスも策士というか。暗躍好きな魔術師ですよね。しかしあの人形師、とことん自分のやりたいように場を作るな……

 

最後、全てはⅡ世がハートレスを止められるかどうか、という局面になって。

残り14分という時間で、答え合わせに時間を割くあたりが彼だよなぁ、と言いますか。

魔眼蒐集列車の時のような激しさはなく。思ったよりも、静かな幕引きになったのは少しだけ、意外でした。

……そこに至るまでが大変だったんですけどね!

 

グレイが、良い立ち回りをしてくれていましたね。

内弟子としての彼女が、彼をエルメロイⅡ世として引き締めさせた、というか。

わざと間違えた言葉を口にした時。師匠にも言わぬ秘密を得た時。

「君が居なければ、困る」というロードの言葉が、彼女たちの日常そのもののようで、綺麗なエンディングだったと思います。



Fate Requiem1『星巡る少年』

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「……一緒にいてあげる。きみが何者かわかるまでは」

 

誰もが令呪を持ち、サーヴァントを連れている世界。

Fateでそう聞くと、絶対ギスギスした争い起こるだろ……としか思えませんが。

実際、問題行動を起こすサーヴァントも居て、それに対処する都市側の人員とかもいるようですけど。

少し変わった隣人として受け入れられている、また特殊な世界線のようですが。

 

誰もがサーヴァントを従える世界で、令呪を持たないただ一人の少女。

宇津見エリセ。彼女は死神という異名を持ち、危険と判断されたサーヴァントの処理をやったりしていたようですけど。

かなり歪に見える、というか。危うげな少女ですねー。冒頭から仕事中に油断して腹に大穴あけてましたからね……友人のカリンが声を荒げるのも無理はない。

いつか致命的な失敗をしたのではないか、と思ってしまいますが……

 

野良サーヴァントの少年と出会ったことで、更なる戦いの中に身を投じる決意をしたわけですし、どう転んでも危険からは逃れられなかったか。

せめて、自分の意思で選んだ道の中で、納得を得られますように。
今回は世界観説明が中心で、事件の幕開けでしかない感じでしたしねー。
逃げおおせた騒動の首魁。エリセの抱えている呪いの話。少年サーヴァントの話。
ここに至っても出てくるフユキの名前などなど次回以降につながるネタは多いですし、楽しみです。


ロード・エルメロイⅡ世の事件簿9 「Case.冠位決議(中)」

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「……君の言う通りだ。レディ」

(略)

「そうだとも。忘れていたんだ。あんなにも、決心したというのに」

 

ハートレス達の目的。

それに辿り着いてしまったエルメロイⅡ世は足を止めてしまって。

あぁ、それはそうだろう。

彼が今の姿になった、その始まりなのだから。衝撃を受けない筈が、ない。

迷いの中に会っても、状況はどんどんと進んでいき。

 

ハートレスとフェイカーは派手に行動を開始したし。

冠位決議が迫る中で、他のロード達もどんどんと準備を進めていくし。

どれだけ気長に仕込みをしてるんだ、という話ですが、

そんな中に、状況が分からぬ仲でも踏み込んでいくことになるエルメロイ派の綱渡りっぷりにはハラハラしますね……

よくもまぁ、こんな罠だらけの場所で、肚のうちの読めぬ先達相手にロードとして活動してこれたな、ウェイバー。

 

ここにきて普段と違う姿が色々と見れたのも良かったですねぇ。

ロードが居ない中で事件が起こり、ライネスの呼び方を「姫様」と変更して上下を明確に示すスヴィンの姿とか。

歩みを止めてしまったⅡ世と、引きこもってしまった彼の部屋に入り、声をかけたグレイの事とか。

 

他にも見どころがあって冠位人形師が英霊と戦う場面とかも良かったですが……

個人的に気にいってるのは、メルヴィンが心を折られた場面。「少なくとも数か月は逆らえない」的に書かれてるところでしょうか。

大魔術を成立させる域の魔力を感じ、心を折られても、逆らえない期間数か月なんだ……ってあたりがツボでした。彼も魔術師だなぁ、という感じで。

 

とはいえ今回のMVPはグレイでしょう。彼女が、Ⅱ世の側にいた事が、本当に幸いでした。

王に会おうとしたⅡ世が、そのために打った手のひとつでグレイと出会い。聖杯戦争を諦めハートレスを追う中で、王の影がよぎり動けなくなってしまった彼を、グレイが引き戻す、というのは中々物語的というか。皮肉、とはまたちょっと違うかな。

でも、グレイが居なかったら。そこでハートレスの目的が明らかになったら。Ⅱ世、本当に動けなくなった……どころか彼の側に転びかねない危うさがありましたからね……

 

グレイの事以外にも、これまで彼が積み上げてきたものが、彼を動かして。

更には、最後の最後、あがけるだけの状況を作れたんだから、素晴らしいのひと言。


ロード・エルメロイⅡ世の事件簿8 「case.冠位決議(上)」

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「でも、拙は連れて行ってくださるのですね」

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「君がいないと、死ぬ」

 

そして始まる、ロード・エルメロイⅡ世最後の事件。

冬木の聖杯戦争が着実に準備が整う中、ドクター・ハートレスの陰謀は進み……

連動するかのように、時計塔の君主達が動く。

いや、実際に繋がっている部分もあるんでしょうけど、未だ明らかにならず。

 

『冠位決議』。時計塔で行われる、君主や代行が集まる、意思決定の場。

かつて、エルメロイ派が鉱石科から外され一件、現代魔術科に据えられる事になった一件。そうした派閥を超えた決定を下す際の決議の場だとか。

議題の重要性に応じて出席率も変わるようですが。今回は、貴族主義、民主主義の筆頭派閥の君主が動いていて、エルメロイ派も否応なく巻き込まれてました。

 

ま、ハートレスの影が見え隠れする時点で、Ⅱ世に退くという選択肢はないわけですが。

いやぁ、君主って言うのはどいつもこいつも化け物揃いというか。少しでも油断すれば足を掬われそうになる。

それぞれの格を感じさせつつ、上手い事凌ぐⅡ世やライネスの姿が見られたのが良かった。

 

というか、ライネスは義兄にいじわるしたりして、楽しんだりしてますけど、割と魔術師のわりに真っ当というか。

「……ああ、私だって、この兄がいなければ、きっとその程度の読破平然と飲むからだ」とか考えているあたり、お兄ちゃん大好きかよ……

 

大好きといえば、冠位決議に備えエルメロイ教室の授業を停止した後の生徒たちの動向が受けた。

失踪した教授を探そうとして、通りそうな場所を使い魔で一日監視したり。

追いかける為に憑霊用の触媒準備したり、君らは君らで教授が好きだねぇ……

 

あと、今回は君主たちと対面するⅡ世・ライネス組と、ハートレス絡みの調査をするフラット・スヴィン・グレイ組に分かれてましたが。

情報共有のための手段が、可愛かった。正確に言えば、それをはじめた見た時に目を輝かせていたというグレイを想像するともう……ねぇ。

 

各派閥の思惑が入り乱れた状況。ハートレスはある程度は見破られても……そこで詰むだろうと予測してましたが。

それをどう乗り越えてくるのか、予想もつかない……というか、おい。落ち着けハートレス。いや自陣にのみ英霊なんで札があるなら切らない方が損というか。だからって初手宝具とか容赦ないな……


ロード・エルメロイⅡ世の事件簿7 「Case.アトラスの契約(下)」

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「だから私達は理由を知らねばならない」

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「でなければ、大切な者を見落とすからだ。あなたについてだって、それは変わらないんだ。ズェピア」

 

6巻の最後で予想外の騎士の名前が出てきましたが。

純粋な英霊として呼ばれたわけではなく、裏技的な出現だったとか。

元々アッドに施されている封印に付与された人格モデルだとか色々情報が出てきましたが。

いったいどこまで作り込まれているんだ、この世界は。

 

新たな同行人を迎え、2週目の村で真実を明かすべく行動するⅡ世とグレイ。

危機的状況に陥りながらも、歩みを止めず進んでいく姿は眩しいなぁ。

一方で現実の方に取り残されたエルメロイ教室の双璧は、ズェピアから色々を情報を引き出しつつ、工作をして啖呵を切ってのける辺り、彼の弟子だなぁ、と。

イゼルマで橙子にしてやられた事をバネに成長している。他の生徒もこんな感じで影響を受け、躍進していったとなれば、階位が上がるのもむべなるかな。

 

一週目の村で死んだ「グレイ」の正体は。村に隠されていた秘密とはなんだったのか、と謎が解き明かされていく流れは見事でした。

あそこまでやってのける愛って、凄いな……

自身の無力さを理解しながらも、強大な相手に立ち向かって言葉を告げられるⅡ世の姿が、見ていて涙が出そうになる。

探偵ならざる彼が、今回の事件の最後に立ち会おうとした時に述べた、彼の魔術師としての在り様に、届かないと知りつつも挑む姿は、どうしようもなく目を惹かれる。

 

Ⅱ世とグレイの、妙に噛み合っている感じの絶妙な距離感が、良いですねぇ。

前回のポカポカ叩いてしまうシーンのグレイも可愛かったですけど、ゲーム三昧している師匠の世話を焼いているグレイも中々。

次からラストエピソードが描かれるとの事ですし、今から楽しみです。


ロード・エルメロイⅡ世の事件簿6 「Case.アトラスの契約(上)」

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「……許して、あげます」

 

上下巻に分かれてるから、下巻出るまで我慢しよう……と思ったはずだったんですが、気が付いたら読み終えてました。

……つい手に取って、つい冒頭に目を通してしまったのがいけない。読みだしたら止まらなかった……

 

第五次聖杯大戦への参加を諦めたエルメロイⅡ世。

順調に冬木の土地では、聖杯戦争の準備が進んでいるようで。

既に何騎かは召喚されたらしい、なんて話も聞こえてきてます。

時計塔でのエルメロイ教室の風景とかも描かれてて、賑やかで楽しそうだなぁ、とは思いました。

渦中にいる講師としてはたまったものではない気もしますが……あの二人のじゃれ合いは茶飯事でしょうし、多少は慣れてきてるんだろうか。

 

そうして時間が流れる中、ついにグレイの故郷について、エルメロイⅡ世と彼女の出会いについて詳しく紐解かれることに。

聖杯戦争で勝ち抜くための手がかりを求めて訪れた辺境の墓地。

それを管理するブラックモアの一族と、近くの村にある変わった掟。

その村に滞在した当時にも事件は起きていたようですが、その謎は明らかになっておらず。

真相を明かせと迫られるわけですけれど。

 

タイプムーンワールドについては、実のところあまり詳しくないので、アトラス院の院長は、また癖の強い輩が現れたな……ぐらいしか思わなかったんですが。

もうちょっと手を広げてみたいところですが、中々。いつか月姫リメイクとか出たら手を出すかな……

……今軽く調べたら発表十周年とかになってるみたいですけど。いつか、出るのかなぁ……

 

もうなんか全体を通してグレイが可愛くて辛い。

悩みを抱えて、自分を見つめ直そうとしてる場面から始まって、終盤「大事な事がもう一つあります」って言う所とか。ぽかぽかぽかとしてるシーンとか。

最後の最後で明らかになった、呼び出された彼については本当に驚くほかなかったと言いますか。今から下巻が楽しみで仕方がない。


ロード・エルメロイⅡ世の事件簿5 「case.魔眼蒐集列車(下)」

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「今後こそ、私は勝ちたいんだ。この事件の犯人が私の敵であると分かった以上、どうやっても負けるわけにはいかないんだ」

 

あぁ、もうやっぱりこの物語が好きだなぁ。

グレイがⅡ世にいい影響を受けてますよねぇ。彼を尊敬している、というか彼の願いを尊重しているのがよくわかる。

「もっともっとこの人は報われていいって思うのに、その笑顔を見ると何も言えなくて」という彼女の思いが本当、魔術世界において貴いというか。彼女自身も色々背負ってますから、師弟でもっと報われる未来へたどり着けたら最高ですね。

 

魔眼蒐集列車が接近した腑海林の仔、これはまた別の死徒の置き土産のような存在だとか。

霊脈を見失っているため列車が立ち往生しているので、マーカーを打ち込み、列車を動かす手伝いをすることに。

怪しい事件が起きている中で、他の魔術師と協力するのは中々リスキーですが、Ⅱ世の怪我の状況も思わしくない為、速やかに氷雪の森から離れる必要があって。

グレイがマーカー打ち込みに協力する事に。前回最後に登場した吐血キャラも合流して、何とか森を突破。

 

「立ち上がったわけじゃない。――単にうずくまる方が辛いだけだ。

諦めなかったわけじゃない。――単に、思考を止められないだけだ」

止まることができなかった、エルメロイⅡ世。彼は、意識を取り戻した直後から、車いすに乗った状態でも行動を開始して。

犯人が「敵」であることを認識し……それを止める為に、行動を起こした。

今回の事件をきっかけに、彼はある決断を下したわけですが。笑顔で、宣言されたら、それはもう頷くしかないじゃないか……

 

カウレスが原始電池を使いこなして、アポクリファ知ってると、こう叫びたくなるような技を身に着けていたり。

グレイの持つ槍の十三の枷について触れられたりと情報が盛りだくさんでしたね……

FGOで見た名前もあって、もう……今から次が楽しみでなりません。


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ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
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