気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

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白豚貴族ですが前世の記憶が生えたのでひよこな弟育てます

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「セバスチャンは私にレグルスくんを追い出す手伝いをさせようとした。あの野郎は、そうすれば母が目をかけるかもと、ちらつかせて! 自分より弱い者を虐めなければ、私は愛される価値もないと!? ……侮るなよ、私にだって意地くらいはあるんだ!」

 

WEB既読。BOOKWALKER読み放題にて読了。

この世に生を受けたものの、父からも母からも愛を注がれず孤立していた少年、菊乃井鳳蝶。

我儘放題な子供ではあったが流行り病に倒れ……その際に前世の記憶を獲得した。今世の放蕩ぶりや、父親が外で作った弟にいずれ殺される未来まで垣間見て。

白豚と呼ばれるような肥満体質だったのも含めて、生活全てを見直そうと奮起する話です。

 

前世と今世とで上手く融合しているみたいですけど、今世は教育も十分に受けられていなかった関係で、前世に寄ってるように感じられる。一人称とか口調は今世寄りみたいですけど。

跡取り息子ではあるものの、歌唱とか刺繍方面の芸術関連に趣味が偏ってて、スキルの発言もそっちばっかりなのは笑う。

そちらに情熱を注いだ結果として、神様に目を掛けられるボーナスもついてましたけど。

 

変わったことを受け入れてくれる使用人や、家庭教師に恵まれて両親に注がれなかった分の愛を得ているのは良かったですけど。

……彼の器はどうしようもなく歪んでいて、それらを真っ直ぐに受け取ることが出来ないでいるのは、ちょっと不安材料ですかね。

 

巻末には風の神イゴール視点の話とか、レグルスと主人公がピクニックに行こうと料理を作る話とか入ってましたね。
地の文が基本的に主人公視点で、結構癖があるのでそこを飲み込めれば楽しめる作品かと。

異世界薬局

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「そうです。昨日は効いて、今日も効き、それでも明日は分からないのが病気であり、薬というものです」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。WEBは未読。                        

現代地球において、薬学の研究をしていた准教授・薬谷完治。彼は、病没した妹のような人を増やさない為、より良く効く薬の開発に身命を賭して挑んでいた。

……その理念は尊いとしても、自分を放り投げるほど業務をつめこんで、最後に死んでるんじゃ、絵に描いた餅というか。

もっと自分を顧みないといけなかったんだろうな、という印象は受けます。

 

そして、死んだはずの彼は、気が付いたら異世界に転生していて。

薬師の家に生まれた少年、ファルマ。

雷に打たれ意識不明の重体になった彼が目覚めた時、意識は完治のものに塗り替わっていた。

 

中世ヨーロッパ風、間違った知識が広まり、神術という魔法のような力が存在する世界。

知識チート系でもあるし、転生時に変調をきたして、神術の方でもハイスペックになってる(なりすぎてる)ので、能力チート系でもあります。

 

ファルマ少年の記憶や知識はなく、戻る方法もわからない。「この世界に馴染めるよう切り替えよう」と決意していましたが。

治療法が見つかっていない為、患者を見殺しにする決定を下した先達を前に、その辺りの自重を結構放り出してる感はあります。

元より、薬学の発展で多くを救いたいと理想を抱いていたからこそ、見捨てられなかったんでしょうけど。

 

薬神が宿ったと見做されて、父親が支援してくれるようになったのは、いい塩梅だと思います。

一人で出来る事限られてますしねー。前世、それで死んでるので、頼れる部分は頼っていくといいと思います。

薬師としての仕事に主体を置きすぎてて、影が消えてることとか神術の効果がおかしい問題が先送りになってる感じがするのは、ちょっとモヤモヤしましたが。

1巻で全部解説しようとしても、一つ一つが薄味になってしまうから難しいか。終わり方的に、次の巻では触れてくれそうですが、さて、どうなるやら。


地下室ダンジョン2~貧乏兄妹は娯楽を求めて最強へ~

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『お前たちだけでも生きろ。何が何でもだ。絶対に死ぬなよ。じゃあな』

 

ダンジョン探索を娯楽として満喫している二人。

そんなある日、二人が苦戦している飛竜リムドブムルをアメリカで討伐したというニュースが流れて。

どうやって討伐したのか知りたいから、アメリカ行こうか! と計画を立てる辺り、即断即決を地で行くなこの兄妹。

 

ただ保護者不在でパスポートも無し。おまけに英語も分かりません、でアメリカ行っても上手く情報得られなかったと思うんですよね……

しかし、目標を定めてからの行動力は目覚ましく、まずは父親の所在を探してパスポート作成しようと押しかけるとこまで行きましたしね。

そこに辿り着くまでに他のダンジョンできた都市を訪れてハズレも引いてましたけど。

 

スペックを上げてどうにかしてますけど、基本的には後衛二人ですし、味方を増やす事考えても良いと思うんですが。この二人、わりと二人で完結してるからな……

実際、成果を上げていて順調ではありました。ただ、かつてない規模のスタンピードが起きた時も、同様に影から動こうとして、最終的には痛手を負う羽目になってましたし。

…口絵や帯でネタバレしてる、左腕喪失がわりと後半のイベントだったので、もうちょっと伏せた方が衝撃的な演出だったような。

バレ踏んでるから、まだまだ元気だなーみたいな気分で読んでた。


地下室ダンジョン~貧乏兄妹は娯楽を求めて最強へ~

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「ねえおにい、ちょっとダンジョン潜ってみない? たしかモンスター倒すと肉とかも手に入るんだよね。節約だよ、節約」

 

WEB未読。

ダンジョンもの、いくつも出ているのは知ってるけどあまり読んだことはなかったので、ものは試しに購入。それなりに読みやすい感じにまとまってます。

現代地球の各地にダンジョンが出現して。中では火気や電子機器が使えないなどの問題と、内部に住まうモンスターが外に出てくる場合もあって大騒ぎ。

 

そんな世界で生きる兄妹が主人公。母が亡くなり、父が出奔って。特に父のゲスさが酷い。

ボロ家に住んでましたが、そこの地下にダンジョンの入り口が出来て。

臆せず探索に突入するあたり若さがある。一応出来る範囲で準備とかしてましたけどね。

彼らなりに安全マージンを取りながら、トライアンドエラーで進んでいって。

貧乏で娯楽の類も少ないから、時間潰すのにはちょうどいいって言うのも、まぁ、あるようですけど。着実に進み、気がつけばかなりの実力者に。

 

一方で、国は国で情報を元に色々と対策を取っていて。

自衛隊のチームで探索したり、テストケースで民間から選考をしたりして。

ダンジョンから得られる資源を期待して、門戸が開かれる事となっていましたが……一方で深部での犠牲者については情報を伏せたりと、政治の黒さもあったり。

公認の最強パーティーは、バランスこそいいけど、もう少し頑張りましょうって感じですかねー。

ユニークボス相手に危険な状況になってましたし。たまたま兄妹が見てなかったら死んでたろ。

 

2人チームで動いてる兄妹、二人とも本来は後衛職ってこともあって安全マージン多く取ってるとか色々条件は違いますけどね。

一般公募で資格を取って、ダンジョン資源の換金を目指している兄妹の将来に幸あれ。先に進みすぎてるから、彼らの抱えているアレコレ放出できるのもうちょっと先になりそうですけどねー。最後、ちょっと収入があったのは何より。



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