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「……人間の意地を……舐めるな!」

 

異種族と人類との大戦があった世界。

カイが知る世界では人類が勝利したが……ある日、世界が塗り替えられてしまって。

「真の世界を取り戻す」為に、人類が大戦に負けた別史の世界を生きぬく構え。

その為にこの世界を生きる人類に協力し、悪魔の英雄を撃破していましたが……

 

別史の世界で力をつけたと思しき悪魔三体に警告されたりと、序盤から冷や汗ものの場面があったりしました。

正史で積み上げてきた人類の戦いの記録が彼の助けになっているのは確かですが、そればかりに頼りすぎても足を救われるというのが早めに明らかになったのは良かったのでは。

 

他の三種族と戦っている地方へ、遠征を行う事になって、まずは蛮神族が闊歩している地域に向かっていました。

そちらのレジストと合流していましたが……兵士たちからは歓迎されていましたが、トップはかなり苦々しく思っている様子で。

悪魔の英雄を打倒し人類領土を奪還した、という偉業に対し思う所があるみたいで。

……そこを付け込まれて失敗していましたけど。まぁ、この場合は敵の方が周到だった、というべきかなぁ。

 

蛮神族の英雄、主天アルフレイヤ。豹変したというかの英雄ともカイは戦う事になっていましたが……

ヴァネッサと同様、最後にシドの残した言葉をカイに伝えていました。

今のところ幻獣族の英雄が黒幕っぽいですけどねぇ。アルフレイヤに接触したことがあり、それ以降おかしくなった、という話。

最後に描かれた切除機関との距離、別種族の英雄六元鏡光に対しての物言いといい、倒された二人とは違い、この別史の世界を受け入れて動いている感じがありますが……

さて、残った二人の英雄。どちらに向かうにしろ厄介事は避けられないでしょうけど、同行者も増えた事ですし、乗り切ってくれることを期待しましょう。