気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

u介

放課後は異世界喫茶でコーヒーを2

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「私は、運命の女神というものは信じていないんだ。きっと間に合うだろう、なんて言葉は使わない。無理やり、間に合わせるのさ。――でないと、後味が悪いだろう?」

 

今日も迷宮のある街にある、ただ一つの喫茶店はそれなりに繁盛しています。

閑古鳥がなくわけではなく、どうしようもないほど忙しくもない。

いい感じでお客さんが回転しているのでは。

 

コーヒーというこの世界では親しまれていなかった物を提供する店だからか、ユウの人柄ゆえか、変わったお客さんも集まってきてますが、まぁ、日々が楽しそうで何より。

モテ方を研究する男子学生たちとか。強面の医師とか、あいかわらずだらけまくってるノルトリとか。

 

引き続き登場している、コルレオーネが結構いい性格していて好きですねぇ。

あの兎、中々粋なところあって流石の風格を感じさせる場面                       

あとは配達員のシルルが純粋でかわいいかった。アイナがノックアウトされたのもむべなるかな。……いやまぁ、彼女は彼女で特殊な例な気もしますけど。

 

ギャンブラーなおじさんのエピソードは、短いエピソードでうまく見せてくれたなぁ、という感じ。

賭け事のゴタゴタで離れて暮らしていた妻子の元に帰ろうとした男。

もう賭け事から足を洗うつもりだったものの、妻子はある問題に直面していて、それを解決するために、彼は決断してしまって。

ああする以外の選択肢なんて無かったんだとは思いますが。

中々ビターなテイストで、これはこれで。ユウが最後にしていた小さな賭け、これはこれで結末判り切ってる感もあるますが。だからといって、やらない理由にはならないんだよなぁ。

いつか、結果が分かればいいな、とただそう願います。



放課後は、異世界喫茶でコーヒーを

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「これってもう、手遅れじゃない?」

「知りません。あなた次第です。もっとも、諦めるならそれまででしょうけど」

 

魔法が実在する世界、そして魔法のアイテムなどが産出される『迷宮』を中心に発展した迷宮都市。

その外れには一軒の喫茶店があり、この世界で唯一コーヒーが飲むことの出来る店となっていた。

異世界召喚もの。剣と魔法の世界で、迷宮なんてそれっぽいものもありますが、そんなものには関わらず、ただ喫茶店を営むだけのお話。

 

訪れるお客様も、近隣にある魔術学園の少女とか、迷宮に潜る冒険者とか、変わった料理を出すという噂を聞いてやってきた美食家とか色々。

高校生で、実家の喫茶店を手伝っていた経験があるとはいえ、ただ一人で店を構えて、経営を続けるって言うのは並大抵じゃないと思いますがね……

まぁ、彼が店を営んでいるのは、彼なりの理由があるわけですが。

 

気が付いたら迷宮の中にいて、どうしてここにいるのかが分からなかった。

当然変える方法も判らず、保護してくれた人に助けてもらいながら喫茶店を営むことにして、実家の見慣れた喫茶店を可能な限り再現した。

そうして心を落ち着かせる場所を得て……今度はそこから動けなくなってしまった。

 

居場所を得て、そこから外に踏み出すことをしてこなかったので、この世界の常識を把握しきれておらず失敗もしてましたが。

彼が、これまで積み重ねてきた時間のすべてが無駄だったわけではない、と。

お客様の伝手を使ったりして、何とか最後は丸く収まったようで何よりでした。

ノルトリがダラーっとしてる場面が一番和んだので、あんな感じで穏やかな時間が過ごせるといいのですが。



プロフィール

ちゃか

 友人に「活字中毒っていうか読書中毒」と評される程度には本が好き。適当に感想を書いていく予定。リンクはフリーでコメントはご自由に。悪質と判断したものについては削除する場合があります。

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