「朝凪! お前が何の為に戦ってるのか俺はわからない。だが、あいつが諦めないうちにオレが諦めるわけにはいかない! あいつ一人守れなくて、世界が守れるか!」
神奈川のトップ二人が退場し、霞は大國に殺されかけて。
大人達がどう動いてくるのか分からない状況で、千種兄妹は動いていましたが、特にこれといった動きもなく。
ひとまず相手が動くより先に、手を打っておきたいと霞は一人で行動開始。
大國の住んでいた拠点へ忍び込み、資料をあさっていました。
霞が行動している間にもアンノウンは手を緩めずに侵攻してきて。
神奈川の八重垣、千葉の明日葉しかまともな戦力は残っておらず。東京の主席は意気消沈している、という中々厳しい状況。
霞からの伝言で朱雀焚き付けておかなかったら体制整える間もなくやられていたのでは。
いやまぁ、焚き付けてなお一度負けてはいましたけどね……
そして明らかになった、隠されていた真実。
「この世界はニセモノだ」というほたるが霞に残した言葉の意味、それらが明らかになる流れは見ものではありました。
意気揚々と指揮をとる夜羽が、うん、まぁ、変わらないなこの御仁……あそこまで徹底されるといっそ清々しいわ……
千種兄妹の不器用な関係が好きでしたねぇ。