気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

魔王学院の不適合者~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~2

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「……いつかなんて、待てませんよ。あたしは今救いたいんです。今、一人でも多く、苦しんでいる人を助けたい。そう思えないのなら、あたしはいつかが来たって、きっと命なんてかけられません」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。期間限定タイトルで131日まで。

1巻ではサーシャとミーシャの悩みを解決した上で、ダンジョンの最奥にある王笏を持ち帰り規定上の満点を目指したアノス。

しかしいざ結果が発表されてみれば、鑑定を行う前に盗まれたため本物と断定できず、2位の成績に合わせると発表されて……そこまで腐ってるかーと思ったところで、意見を出してくれた子が居たのは良かった。

アノスがなんの対策をしてない筈もなく、馬鹿を釣りだすことにも成功してましたしね。なんで彼に喧嘩売ろうと思えるのかなぁ……。

 

今回明らかになったことで言うと、現代の魔族社会には皇族至上主義を唱える派閥と、混血も分け隔てなく扱うべきだとする統一派とがあるとか。

最も後者の勢力は大きくないものの、一応の後ろ盾があることで活動が可能になっているとか。学院での隠れ蓑としてアノスファンクラブを設立した筈が、裏と表入れ替わってそうなのは笑った。

 

さらにアノスのかつての配下を思わせる、謎の転校生レノまでやってきて。

なんだかんだで親しくなっていくんですが、また新たな企みが彼らを襲うことになります。それは魔剣大会という武を競う大会へ不適合者であるアノスを推薦するものであったり、新たな知己であるレノの母や、アノスの母を狙ったものだったりします。

 

寛容だと自称するアノスを怒らせる辺り、暴走した人は考えが浅すぎましたね……。

実際、鷹揚に構えてる部分あったわけですが。見事に堪忍袋の緒が切れるようなことするんだもんな……。殺した後蘇生させたから問題なし! みたいに振る舞う姿を見ると、寛容の意味をちょっと調べ直したくなりますが。

その力の割に、というか。力があるからこそなのかもしれませんが、許容範囲が広いのも確かです。

裏でどんな陰謀が画策されてようと、揺るがぬ意思と力で超えていく様は痛快です。

ホリミヤ16

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「卒業おめでとう」

 

シリーズ完結巻。

卒業式までしっかり描いてくれて、楽しめましたね。

私物を持ち帰るのを忘れて卒業式直前になってまとめて持ち帰ることになった面々はちょっと反省しな……。

堀さんみたいに、井浦ですらしっかりやっているのに……って目になった。まぁ、残っていた私物の中から井浦から借りたものが出て来て、彼もすぐに荷物色々抱える羽目になってて笑えましたが。

 

そうやってワイワイやってるシーンを描いた後の121話が、そこまで親しくならなかったらってIFなのが攻めてる感。

寂しい世界だとおもいましたが、そんなもしもは無かったので良かった。

 

後半にはエクストラページとして、未来の話が乗っています。

堀家に遊びに来ていた少女奥山有菜と、堀創太がメインの話ですなー。いやー2人は2人なりの青春してて、とても良かった。

エクストラ3だけは両親世代の話でしたが、それはそれで新鮮だった。

魔王学院の不適合者~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~

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「願うな、祈るな、ただ我が後ろを歩いてこい。お前たちの前に立ちふさがるありとあらゆる理不尽を、この俺がたった今から滅ぼし尽くすっ!」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。 

神話の時代、魔族と人間と精霊と神々は一つの世界に暮らし……特に魔族と人間とで激しく争っていた。

そんな中で暴虐の魔王アノスは各勢力の代表を1人ずつ集め、とある策への協力を求めた。他3名の協力を経た上でアノスが、4種族を隔てる壁の魔法を命懸けで紡ぐ。障壁は1000年は保つであろうから、その時間で憎しみが消えることを願ったのだ。

 

……もっとも、確かに障壁の術式には命を賭ける必要があるけど、同時にこの世界には転生する術式もあるから死んだあと平和な世界で生きようとするあたりアノスも強かと言いますか。

術式発動した直後にもう転生して、生まれた直後でも記憶は鮮明で、成長する術式を使って生後0日? 1日でもう外見を成長させるとかとんでもなくてびっくりしますね。

 

2000年前なら転生もまた知られていた術式であったため、アノスは自身の常識に則って発動したようですが……彼が転生した現代では、かつての術式の多くは忘れられていた。

そんな状況では、いきなり喋り成長したアノスは化け物と呼ばれても仕方なかったかもしれませんが、父母の懐が広くて良かったというか何というか。

 

さらに魔術知識が失われただけではなく、暴虐の魔王アノスの名前や伝承すら歪んで伝わり、大きな戦争などはないが魔族の学校は間違った血統主義に染まっていた。

アノスは始祖の血を引く子として生まれたが人間との混血でもあったことや、現代の常識に疎いことなどから、入学は出来たものの不適合者としての烙印を押された。

……最もそんなこと気にせず、立ちふさがるなら蹴散らすし、友人になった相手は守ろうとするしで、実に魔王的で分かりやすく読みやすいです。

アノスの伝承が歪んだのは歴史の流れによるもの……だけではなく、何者かの作為があったようですし、今後その辺りに切り込んでいく形になるんでしょうね。

本好きの下剋上 第三部 領地に本を広げよう!4

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「事実はどうあれ君はもう恨まれている 対処せねばすべて失うぞ」

(略)

そうやって生き抜いてきた人を前にして わたしは 何も言えなかった

 

印刷をある程度形にして、演奏会への準備を整えたマイン。

お茶会の方は母2人が整えてくれたとは言え、よく間に合わせたものです。

人数の多さ、盛大さが凄いというのが伝わってくるのいいですねぇ。どんな世界でも推しを推す人々の熱量に敵うものはないと思える描写でした。

 

本編読んでて「貴族は感情を隠すもの」というのが分かってくると、女性のお茶会という場とは言えこれだけの事が起きたのはにわかには信じがたい。

愛の歌聞いてドキンッってなってるシーンのクリステルが可愛くていい感じ。……その後母が倒れてそれどころじゃなかったでしょうけど。

 

3SSを読んでからだと、トゥーリの「わたしこの仕事だけは絶対に誰にも取られたくない」という言葉に重みが増してていいですねー。

失敗しながらも神殿長として励んでいる彼女の前に出てくるのが、ハッセでの諸問題。

貴族社会に不慣れなマインには負担になっていくわけですが……コミカライズではまた追々の事ですね。

小神殿の視察に赴くとき、「神官長にゴネられていた」と書かれているのが中々愉快でありました。

 

書き下ろしSSはランプレヒト視点「おいしい料理と面倒事」。

ローゼマインの美味しい料理を堪能した後、演奏会のために騎士を動かすために動くことになった彼ですが……ジルヴェスターに漏れたのってここからなのかい!

正確には彼の休暇申請を受けたオズヴァルドからの問い合わせみたいですけど、うっかりミスではあるな……。

お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件5.5 SS冊子付き特装版

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「……俺は、ちゃんと真昼を見てるし、真昼のところに帰ってくるよ」

(略)

(――だから、私はこの人を好きになったのだろう)

 

ついに刊行された天使様の短編集! 全編描き下ろしかな。

これまでの店舗特典SSをまとめた小冊子付の特装版も刊行されております。私が買ったのはこっちですね。網羅できてなかったので、こうやってまとめてもらえるのは正直嬉しい。

5.5巻やSS冊子の方で特徴的なのは、やはり他のキャラクター視点のエピソードも盛り込まれているところでしょう。真昼がどれだけ周くんのことが好きなのかが明かされることに……っていやまぁ、本編だけでも既に明らかではあったんですけど。

 

彼女の心理描写があるっていうのが大事なんですよ。

「幼い頃の不安と、今の安堵」はまさしくタイトル通りの短編で、周の部屋でひとり彼を待つ真昼が眠ってしまった時にみたのは、両親に見て欲しかったのにそれが叶わなかった過去の悪夢。でも、起きたら隣に周がいて、うなされていた彼女に寄り添って心の穴を埋めるような言葉をかけてあげてたのはとても偉い。

 

千歳視点とかもあったのは新鮮でしたね。「友達の恋模様を見守るのも大変です」は、見ててもどかしいの本当にわかるわーってなった。

真昼と周が夜に通話する「その声は反則です」は両方に刺さってて良き。あとイラストも素敵でしたねー。イラストで言うと口絵のゲームしてる奴も好き。

 

特典SS小冊子の方は、やっぱり持ってないヤツの方が新鮮で嬉しかったですけど、こうやってまとめて読めるのはありがたい。1SSみたいな感じで時期で纏めてくれてましたし。こっちの方にも挿絵あったのはラッキーというか、かなり凝ってる印象。

真昼視点のものも結構あって、どれも可愛かったですねー。5SSの「真昼の幸せな夢」が本当に幸せそうで良かった。

 

ちなみに特装版、電子書籍でも刊行されてるんですが……BOOKWALKERで商品ページを見ると、販売期間が314日までみたいです。

閲覧の方に期限はないので、電子で揃えてる派の人は早めの購入がオススメ。……まぁ、気にする人は既に買われてることかと思いますが。

 


賢者の弟子を名乗る賢者2

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「どれだけ数が多かろうと、統率がなければ烏合の衆に過ぎぬな」

(略)

「軍勢の弟子が言うと、重みが違うな」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。期間限定タイトルで131日まで。

この世界に迷い込んだ九賢者の同胞、それを探すべく行動を開始したミラ。

ひとまず手掛かりが得られそうなダンジョンに入るため、ソロモンの紹介状を携えて冒険者登録をすることになりますが……どうにも最近変なゾンビが現れているとかなんとか。

 

とりあえず登録自体は完了して、紹介状パワーもあってCランクスタートですが。

一国の重鎮がCランクとか、とんでもない詐欺ですよね……。とは言え、見た目的にはとても可愛らしい少女であるわけで。

危険なダンジョンに向かおうとするミラを心配して、護衛するべくついてくる冒険者との出会いもありました。

 

ダンジョン内にある「死者と会話できる鏡」に行きたい現地の少年を、ミラが連れて行こうとしたって言うのも心配性な人を釣った原因でしょうけど。大丈夫だよ、その子埒外に強いから……。

まぁ、善良で信頼できそうな冒険者との縁が出来たと思えば悪い事じゃないですけどね。

 

探索も鏡の効果も問題なく終わろうとしていたところで、悪魔と遭遇。1巻でもなにやらレッサーデーモンによる怪しい動きがありましたが今回は言葉を理解する個体で。

とはいえ情報をべらべらしゃべってくれるはずもなく、ミラが蹴散らすことになったんですけどね。

その際に、仙術を使って倒したせいで同行者たちの認識が「仙術凄い!」になってしまい、直後のトラブルで「召喚術の凄さを分からせてやる」と言わんばかりにヴァルキリー召喚して鎮圧してたのは吹いた。

 

お爺ちゃん、召喚術大好き過ぎ……。いやまぁ、ミラというかダンブルフがいなかったことで、彼の所属国家においても召喚術士の教育に滞りが生じていたそうですし、アピールしたいのは分かりますけど。

2巻まで読んだところで続きが気になってWEB版にも手を出したんですが、これ以降もちょいちょい召喚術のイメージアップ図ろうとしてるのが笑えます。確かに、ミラの行ってること全部出来たら便利で強いのは確かですよ、はい。


賢者の弟子を名乗る賢者1

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「下がっておれ。こやつの相手は、わしが引き受けたのじゃからな」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。期間限定タイトルで131日まで。

自由度が高いVRゲームを満喫していた主人公。プレイヤーが国を作ることも可能なゲームで、彼はとある国の重鎮・九賢者の一人として名を馳せていた。

その名を軍勢のダンブルフ。自身の理想とする渋くてカッコイイおじいちゃんとして作られたキャラクターだった。

 

しかし、期限切れ間近のコインを使って購入したキャラクターリメイク用のアイテムを前に、主人公はふっと思いついてしまう。「自分の理想とする女キャラを作るとしたら、どんな感じになるだろう」と。

丹念にデザインをいじり理想の女キャラを作ったところで満足し、適用をキャンセルしようとしたところで意識が途切れ……。

気がつけば彼は、リメイク適用後の美少女姿でゲームを基にした異世界へと迷い込んでしまっていた。

 

TS要素を取り入れた異世界転移モノですね。

ゲームとほぼ同じ世界ではあるものの、システムの一部が使えず、ほかにも多くのプレイヤーが迷い込んでいた。そして主人公はこの異世界にやってきたばかりではあるものの、他のプレイヤーの中には数十年前には既にこの世界に居た、と言う人まで居て。

困惑する事間違いなしの状況ではありますが、主人公は運よく早い段階でフレンドと再会できたのでかなり情報的には助けられてるんですよね。

 

転移場所が、自らの所属していた国に近かったというのも大きい。……まぁ、見た目が真逆もいいところなので事情を察してくれるプレイヤーならまだしも、住人相手には明かすことが出来ずミラって偽名を使っていくことになったりしてますけど。

作中で他のキャラも言ってましたが不幸中の幸いなのは、全く関係ないキャラではなく「理想の女キャラ」を作ってて良かったってことでしょうか。ネタで変なデザインにしてる時でなくて良かった。

 

九賢者も全員こちらの世界に来ており、ログイン状況的にミラが最後であること。

しかし、現時点で国に戻ってきているのはミラを含めても2人。おまけにミラは先述の通り容姿が変わってるので、表には出しにくい。

ただ容姿が変わっているからこそ、動かしやすいコマでもある。と言うことでミラが残りの九賢者を探す依頼を受けて旅立つことになるのでした……。実力を示すためにダンブルフの弟子を称して

というのが大まかなストーリーですね。老爺から美少女になった理由もその活用方法も小説的に美味しい要素として活用しつつ楽しめるファンタジー小説になってて、結構好きです。

反逆のソウルイーター~弱者は不要と言われて剣聖(父)に追放されました~2

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「すなわち御坊にできるのは己より弱い相手をいたぶることだけです。どれだけレベルが高かろうと、そんな相手を恐れる理由はありません」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。期間限定タイトルで131日まで。

かつての仲間一人を裏切り者として潜ませた上で、もう一人は奴隷として手元に置いた。

鬼人の少女を保護し、ワイバーンという貴重な仲間も得た。順調に「ギルドに喧嘩を売る方法」を遂行している空。

 

まぁ、当然目立ちますよね。目立つことで自分を追放したギルドの株を下げるっていうのが目的なわけで、計画は順調ですが……。

存在が知れ渡ったことで、王都に招かれて。ワイバーンを従えたこともあって、空にたいして友好的だったのはありがたい限り。

 

ただ出向いて挨拶して終わりだったら良かったんですが。

世話になる家の令嬢が呪いを受けていたとか。犯人に心当たりがあるとか。トラブルを引き寄せる運命でも持ってるのか空は。……いや、彼自身には関係ない所で進んでいた計画で、むしろ空の方から飛び込んでいった形ではあるんですけど。

書籍化でクラウディア嬢のイラスト見られたのは嬉しい。この容姿でボクっ娘か……ありだな(おい)。

 

あとはルナマリアを奴隷にするための餌に使われた奴隷少女のシール。空が保護してきた鬼人のスズメにしっかり着飾らせたのはグッジョブ。

当初こそ空との距離を測りかねていたようですが、ソウルイーターの能力を知っても傍に居てくれる関係を築けたのは良かったのでは。

 

神官は誓約で縛り、ミロスラフも裏切らせるために監禁したときに色々された影響もあって心情が塗り替えられていたようですし。復讐が本当テンポよく進んで良かったですね。延々ネチネチやられても単調になりがちで飽きが来ますし。

とはいえそこで思わぬ伏兵がやってくるんだからもう……。エピローグのイラスト、センターに居るのがクライアかー。デザインが一番好きかもしれん。

 

反逆のソウルイーター~弱者は不要と言われて剣聖(父)に追放されました~

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喰らうことしかできない身だとしても、誰を、あるは何を食らうかを決めるのは自分自身であるべきだ。そして俺は今、俺を傷つけたわけでもない鬼人の少女を喰らうなど言語道断だと考えている。なら、それを貫けばいい。これが俺のやり方だと、誰に対しても胸を張れるように。

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。期間限定タイトルで131日まで。

WEB版は一応読んだことあるけど細部は覚えてないなぁ。人々がレベルだけを見ることが出来る世界。武を尊ぶ……というか弱者は死ね! と言わんばかりに力を重視する家系に生まれた空は、いつまで経ってもレベルが1から上昇しなかった。

それでも鍛錬はしていたものの、十三歳の時に行われた試練に敗北し追放されることに。

 

異国に流れ着き五年。冒険者として活動を続けたものの、それでもレベルは上がらなかった。レベルが上がらない彼は昇級もままならず……冒険者ギルドの規則によって資格を剥奪された。

なおも足掻こうとしていたところ、強大な魔物から逃げる途中の冒険者に囮に使われ……死に瀕した絶望しかけていたが、そこで空は自分の中に眠っていた力に目覚めて。

 

彼の中には竜が住む……というか本質が竜であり、「弱者を倒してもレベルが上がらない」とか「そもそも強大な力を秘めているために、レベルアップに必要な経験値が多い」などの事情が重なり、今までレベルが上がらなかったようですなー。

 

囮に使ったのが、かつて一緒に冒険した仲間だったこともあって、彼は復讐を決意します。

力を得た事で大分傲慢になったというか、強気になったりはしますが。それでも彼なりのルールは敷いてるようなので、まぁいいんじゃないですかね……。

 

即座に命を奪うような復讐ではなく「平和的にギルドに喧嘩を売る方法」と称して、見下された分をやり返す手口を選ぶあたりとかは気に入ってます。

空を追放するところまではまぁ規約上仕方ない話ですけども。その罪を隠匿しようとしたのはいただけないから、空が喧嘩売った相手への好感度下がってるのもある。

 

主人公が覚醒して無双するタイプの作品で、ソウルイーターとタイトルにある通り魂を喰らって力を増す。その際の手口には敵を倒して喰らうほか、異性に口付けるなどの色事でも可能、と分かりやすい設定でまとまってるのでキャラとか文章とかが合えば楽しめると思います。私はなんだかんだで嫌いじゃないです。

シャングリラ・フロンティア~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~7 エキスパンションパス

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「通常だったらそれなりに厄介な敵だったんだろうけど」

「悪いね 俺らのパーティーアタッカーしかいないんだ」

 

56話~65話までを収録。

インベントリアを活用した高レベル素材ゲットを目論み、見事成し遂げたサンラク。

しかし針だけはゲット出来ておらず……それを掴もうとするも失敗。乱数に祈り乱数に敗れた男……。メンタル回復のためにビィラックに素材自慢に行くとか、流石の外道っぷり。

でも、ビィラックが期待通りの反応してくれるからいじりたくなるのも分かる……。

 

ラビッツだけじゃなくて、ケット・シーの剣聖とかいうレアキャラまで遭遇してるあたり、なんだかんだサンラクって引きがいいですよね……。

ユニーククエストやりたくても出来ない人多いだろうし。そもそもヴァイスアッシュと会ったのサンラクが初っぽいですし。

彼の舎弟であり最強種の一角、墓守のウェザエモンを打倒した存在は、プレイヤーのみならずNPCとしても捨て置けない存在であるとか、結構重要な情報もちらほら。

 

外道3人衆の残り2人がサンラクに怪しさ満載のメールを送って来て、サンラクが無視。接触してきた考察クランのトップに逆に売り払うとか。2人は2人で行動を予測して追いかけてくるとか、この殴りに殴り合ってる関係が癖になる。

 

巻末描き下ろしSSは「水晶の野に棲まう者達」。カーター・リックマンとか言う御仁による、水晶群蠍の生態記録からスタートするSSですが……この記録自体が貴重と言うかよくもまぁNPCがここまで調べたなって感じ。外道衆は今日も外道。

 

エキスパンションパスSSは「人は不必要な努力にこそ最大の価値を見出す」。クソゲーハンターを自称するサンラクではあるけれど、シャンフロに手を出したように良ゲー神ゲーをプレイできないわけじゃない。

クソゲニウムは足りてたから、たまたま他の栄養素取りに行ったら沼にハマったサンラク君のお話でした。業が深い。

プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
 新刊・既刊を問わず読んだタイミングで記事を作成しております。
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