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「でも造魔学は医学の側面もある。
学んだことは無駄にならないから、心行くまで学んでおきなさい。
私のように後悔しないためにもね」
世間では禁忌とされている、命を作る学問・造魔学。
魔術を素材を駆使して人間の部位を作るというもので、極めれば命の想像も可能なようですが。
人工の血液や骨格、皮膚や筋繊維とかを作る学問でもあるので、医学とか人体とかについても知識が必要になるそうで。魔術で目を作る事が目標のクノンの糧になっているのは良いですね。
入れ込みすぎるとロジーみたいに倫理観が損なわれていくので、禁忌扱いも間違ってはないみたいですけど。
造魔の知識を得たクノンが、基礎的な技術を組み合わせて魔道具作ってるのはお見事でしたけど。
それによってロジーの方も刺激を受けて、トンデモ製作物創り出しそうだからちょっとだけでも角の立たないようにしたいとカイユから相談されていたのは笑った。
なんか結果的にロジーと開発品バトルすることになっていたのも面白かった。ロジーは短期間でさすがの完成度のもの持ってきてましたし。
クノンも、造魔学で学んだ技術を生かして生活に役立つもの作ってるのが良き。
教皇アーチルドが、色々と言い訳を整えてディラシックまでやってきてましたが。ちゃんとトップとしての仕事をしつつ娘を安じる父親としての時間も大事にしてるのが面白かった。そして教皇だからこそ知っている、クラヴィス先生の来歴とかも出て来てましたが。
国を相手取れる魔女グレイ・ルーヴァの弟子なだけはあるというか。トンデモ情報の宝庫だな、ここは……。
裏でそんな情報開示がありつつ、クノンは自分から声をかけて遠征に赴くことに。
行き先は、諸々あってミリカが先に開拓を始めている、クノンに与えられる予定の土地なわけですが……ミリカはミリカで頑張りすぎというか、想定外の助力によって予想以上に発展してたのは、まぁ良し! ここで手間取って政敵に付け込まれる弱みになるよりは良いとしましょう。