気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

リセット彼女がラブコメを思い出すまで

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「付き合って、もらえるってこと……?」

「……はい、わたしからも、お願いしたいです」

 

中学の頃告白して失敗し、恋に臆病になっていた主人公の安藤海斗。

しかし進学した高校で西地野詩乃という少女に一目ぼれして。

彼女は、亡くなった母がこの学校で初の女性生徒会長に就任し、楽しい時間を過ごしたと言う事を聞かされて育っていて。同じように自分も生徒会長になろう、と活動する事を決意。

詩乃の幼馴染の天川綺羅と一緒にやろうとしていたようですが、人手は欲しい。そこで教師から紹介されて海斗は2人の活動に協力する事になります。

 

女子2人は容姿も優れ学校でも注目されている中で、陰キャよりな海斗が近くに居る事は面白く思われない部分もあったようですが。

2人と従者みたいな認識に成る事で受け入れられて、周囲が納得してる間に海斗はしっかりと距離を縮めて、詩乃と恋人になってるので中々上手くやったなぁというか。

綺羅に焚き付けられたところもありますが、彼も告白したいという気持ちがあったかこそ、ですよねぇ。火のない所に煙は立たないし。

 

そうやって付き合って、甘くて幸せな時間を過ごしていたわけですけれど。

……タイトルにある通り、不慮の事故によって詩乃の記憶は失われてしまって。

変に注目されるのも良くないと、記憶を失った彼女と恋人関係と言う振る舞いを続けたりしますが。

どうしても覚えている彼氏と、忘れてしまった彼女とでは接し方も変わってギクシャクする部分ありますよねぇ。そんな中で綺羅の方でも心情の変化があったりするんですが。

詩乃と未来に進みたいといえる海斗君にはこれからも頑張ってほしいものです。

 

プロローグで始まった物語が、トゥルーエンドで終わる目次の構成は綺麗だと思いましたけど……これがトゥルーエンドなのかー。その直前に「グッドエンドに繋がると信じて進むしかない」みたいな下りがあって、からのトゥルーなので選択は間違ってないしこれから幸せになってくれるだろう、みたいな想像は出来るんですけど。

もう少し描写があると嬉しかったかな、って気持ちになりますね。ただ、全体的に見たら好きな雰囲気の作品で、恋人同士のやり取りが良かったです。

リビルドワールド

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「契約してもらうためにもアキラの意思と覚悟以外は 私が誓ってなんとかするわ」

(略)

「意思と覚悟は俺がなんとかする」

 

電撃の新文芸から書籍化されてるシリーズのコミカライズ。

原作、結構好きなんですよねー。かつて栄えた文明があったものの滅び……遺跡として残った場所から、旧時代の遺物を回収するハンター業が盛んな世界。

まぁ持つ者と持たざる者の差は大きく、主人公のアキラはスラム出身で下も下の階層出身なんですよね。

 

力がなければ踏みにじられて、挙句の果てにはモンスターに食い殺される。そんな場所から逃げ出してやる、とアキラは決意して。

スラムで起きた騒動の中でたまたまゲットした拳銃を片手に、近場の遺跡に踏み込むわけですが。

別のハンターに絡まれて。他の人には見えない怪しい女まで現れて。女の助言に従って行動した所、モンスターの襲撃からは逃れられたわけですが。

 

怪しい女――アルファから提案された、助力の提案をアキラはもう踏みにじられたくないからと一度は拒否。

ここで死ぬならそれまでだと自力で足掻こうとするアキラにアルファはサポートを提案。色々と歪なタッグが結成されて、様々な困難に挑んでいくことになるお話です。

この時期のアキラの未熟さが懐かしくて良かったですね。遺物のナイフの最大出力とか、かなり見栄えがして、楽しいコミカライズでした。

剣聖の幼馴染がパワハラで俺につらく当たるので、絶縁して辺境で魔剣士として出直すことにした。

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「承知しました。その依頼であれば承ります」

(略)

「いいえ、俺の力が誰かの安全な生活を守るために使えるなら光栄です」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。期間限定タイトルで831日まで。

タイトル通りですね。主人公のフィーンは、孤児院時代からの幼馴染の少女アルフィーネと一緒に冒険者として活動し、白金等級という最高クラスに最年少で到達。

そして貴族から持ち込まれた依頼で魔竜を討伐し、アルフィーネは剣聖として貴族に列されることになったようです。

彼女に比べると剣の才能がないフィーンは、彼女が剣聖となってからもしばらくは傍にいたようですが……傲慢過ぎる彼女の振る舞いに堪えかねて、ついに縁を切る事に。

 

これまで彼女からもらってきたものを全て置いていくから、としっかりと別れを告げて辺境に。

そして髪を染めて、フリックと言う偽名で新たに冒険者生活を始めることにしたわけですが。そこで彼の秘めた魔力量が膨大だということが発覚。

現地の領主家令嬢でありながら冒険者としても活動しているノエリアとの縁が出来、彼女に魔術を教えてもらってみれば、強力な火力を発揮。

制御法を学ばなくては、とノエリアとの絡みが増えていくことに。娘に悪い虫が近づいたと彼女の父は面白くなさそうですけど、フリックの実力は認めるので領主としては立派。

かつて起きた『大襲来』という異変によって多くの命が失われたから、と次にしっかり備えてましたしね。

……まぁ問題は、彼の目が行き届いてない部分があったというか、情報の漏れが生じていた事と、新たに起きた異変ではその備えを超えてくる異常な存在が居た事なんですが。

フリックがこの地を訪れて、色々と学んでなかったら危なかったですね。

 

心機一転のフリックと彼に惹かれてるノエリアの方は、まぁ普通に読めるんですが。

これまでずーっと「フィーン」を虐げてきたアルフィーネが、彼が出ていってしまってから自分の行いを反省して、謝罪するために探し回ったりしてるのはあまりにも遅すぎるんだよなぁ……。

横暴な彼女でも魅力的に思う輩はいるようで、貴族が工作をしてましたが……なんというかどっちにも味方したくないなぁ、というか。あまり心惹かれないエピソードに文面割かれてるのがうーん。

アルフィーネ、フィーンを探し続けてますしこれからもこの両視点で描かれてくんだろうなぁ。

トナリはなにを食う人ぞ ほろよい9

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「あ いや… 1年後の約束をできるって すごく嬉しいもんだなと…」

(略)

「……1年の約束なんて目じゃないでしょ このさき生涯の愛を誓おうってのに」

 

結婚準備を進めている瀬戸君と稲葉さん。

両家の顔合わせをする段階まで進み、瀬戸君の実家の料亭で稲葉夫婦を歓待する事に。

瀬戸家の弟妹も育ってるけど、小波ちゃんが変わらず兄大好きで可愛かった。まぁ、家族愛と恋愛は別で、恋人作ったりしてるそうですけど……中々に初心で微笑ましいなぁ。

岬君の方は、店の手伝いをしつつ苦手な父とのコミュニケーションも頑張っているようですが、まだまだ道半ば。頑張ってほしいものですね。

 

既に結婚してる友人に相談しつつ、式場をどうするかとかの相談をスタート。

実際決めなきゃいけない事たくさんあって大変らしいですね……友人から揉めたわよ~って実感籠った愚痴を聞かされて、ちょっとナーバスになった瞬間もありましたが。

このカップル、始終甘いからなぁ……。

式の見積もりをみて「すん…」って顔してるすずなが面白くて好き。そのエピソードの終わりで、贈った指輪の値段を聞かれて今度は瀬戸君が「すん…」ってしてるのも良いオチになってましたね。

 

同棲始めた土屋くんと花ちゃんのエピソードもあって、同棲スタートして3か月経過して「善し悪しある」と花ちゃんは言ってますが。思ったより1人でいる時間が多い事も「善し悪し」って言ってるの、彼女からの愛を感じで良いなぁ。

その台詞言ってるタイミングの花ちゃんの表情が見えないのも、想像の余地があって好き。

本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第五部 女神の化身Ⅸ

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「私の主はいつも想定外です。貴族院の寮で派閥の壁を壊した時も、粛清の連座回避を洗礼前の子供達まで行った時も、私は驚かされてきました。故郷の蹂躙を命じるゲオルギーネ様ではなく、手の届く範囲をできる限り助けようとするローゼマイン様を主として選ぶことが出来て良かったと思います」

 

プロローグが、ゲオルギーネの忠臣グラオザム視点。エピローグが、ジェルヴァ―ジオを選んだ中央の騎士団長ラオブルート視点。

エーレンフェストとユルゲンシュミットを揺るがす大騒動を起こした陣営に属する人物が何を考えていたのか描かれたのは、理解度が上がるって意味ではありがたいですね。

各々の事情はあれど、ローゼマイン達とは相容れないのが改めて示された形にはなります。

 

ゲルラッハでの戦場、ローゼマインは養女ではありますが「領主一族の責務です」と言って敵地に踏み込めるんだから大したものですよね。

まぁ今回の敵は悪辣で即死毒とか使ってくるし、色々と準備してから事を起こしてるのもあって、領地内をかなりかきまわされてしまった感じがありますね。

それでもゲオルギーネを打ち倒すことが出来たのはなによりですが……ローゼマインがトラウマ抱える結果になってしまったのは痛い。貴族的な観点で見ても、弱みを抱えることになりますしね……。

 

自分の願いが叶わなかったこれまでの事を思って、アウブ・アーレンスバッハになるのは難しいだろう、とローゼマインは考えていましたが。

大領地出身のハンネローレに焚き付けられたり、フェルディナンドの根回しなどによって、彼女の道が定まったのは、まぁ良い事ではあるんですけども。

ジェルヴァ―ジオはまだ暗躍してるし、王族の反応は鈍いしで、もうひと騒動あるんですよねぇ……。

 

巻末の描き下ろしは、エーレンフェスト防衛線の後半。

各所に指示を出すシャルロッテ視点の「後方を担う者」。領主教育を受け初めて、最初の任務が防衛線となった彼女がそれでも奮闘している一方、重荷を下ろしたヴィルフリートが元気有り余ってるのが、なぁ……。そういうところだぞ。

 

平民の兵士レクル視点「西門の戦い」はタイトル通り、門での攻防。主についていけなくて不貞腐れつつ、仕事を果たしているユーディット視点「残された者」。名捧げによって連座回避した子供達に厳しい目を向ける人はどうしても出てくる、というのがローゼマイン視点だと中々見えないので、読めて良かった。

 

あとはフロレンツィア視点「白の塔で」、ジルヴェスター視点「礎を巡る戦い」は領主と領主夫人としての戦い。旧ヴェローニカ派の子を特別室に隔離してたこととか、そこでミュリエラがバルトルトの妹に厳しい一言を放ち大人しくさせたって下りは、成長が感じられて良かったなぁ。ミュリエラはバルトルト達を隔離する名目に巻き込まれた形だけど、不満を漏らしてないそうですが……絶対、忙しくて読めてなかった新刊を読める自由時間が出来てラッキーって思ってるんだろうなぁって所まで伺えて好き。

サイレント・ウィッチⅣ 沈黙の魔女の隠しごと

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「もし事情を話せないのでしたら、それでも構いません。わたくし達にできることはありませんか、お姉様? どんなに些細な悩みでも、どんなに大きな困難でも……わたくし達は貴女の力になりたいのです」

 

学園祭の準備に生徒会会計として奔走したモニカ。

まだまだ未熟な部分もありますけど、彼女の成長が実感できる場面が多くていいですよね。学園祭が始まった後にも、自分の苦手な仕事にも挑もうとしてますし。

七賢人としての任務は忘れてないし、侵入者の察知なんかも見事にしてのけますけど……これまで引き籠っていたのもあって、ここで培った縁を手放し難く思っているのが弱点になってしまった。

今回はそこを突かれたのが痛かったですけど……序盤の、壊れかけてしまっていた頃のエピソードを思えば、今の心揺れるモニカの方が断然いいですよね。

 

学園祭当日、七賢人の一人である深淵の呪術師レイ・オルブライトが登場。

この国唯一の呪術士の家系オルブライト家の当主だそうですが。またしても個性的なキャラが出てきたなぁ……。

ネロに「七賢人って、人格破綻者集団なんだな」としみじみと呟かれてましたけど、あまり否定できない……!

WEBとは登場タイミングが変わってましたが、その分彼の良いところとかも見ることが出来てとても楽しめました。

 

あとは、かつてモニカの友人であったバーニー。

彼がどうしてチェス大会に参加していたのかとか、どんな想いを抱えていたのかが明かされましたが。「対等なライバルになりたかった」という想いをもっと早く打ち明けられていれば、何か変わっただろうか。……当時のモニカ、今よりも対人コミュニケーション能力低いから、結末は変わらなかったかもなぁ。

過去のバーニーの行いはアレですけど、変わった距離を受け入れた2人の関係は結構好きなんですよね。

 

この後の5巻は冬休み編となるそうですが……学園祭後~冬休み前のエピソードを描いた書き下ろしとなる4巻アフターが刊行決定したそうで、しかも10月発売予定と結構早めのスケジュール組まれてるみたいで、楽しみですねー。

出遅れテイマーのその日暮らし2

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「勝ったね!」

「もうだめかと思いました。ユートさんのおかげですよ」

「いや、俺は何もしてない。頑張ったのはリックだから」

「そうだね! リックちゃんありがとう!」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。期間限定タイトルで9月30日まで。

テイムモンスターが増えて、対処できるエリアが増えたユート。地道に街中で受けられるクエストを消化していったりもしています。

その過程でハーブティーが存在する事を知り、生産スキルを取得してるユートは自力で作るための実験を開始して、成果を出してるんだから凄い。

 

他のプレイヤーに振る舞ったところ好評で、ギルドランクが上がったことで使えるようになった無人販売所に置いてみたらすぐに売り切れるほど。

ユート自身は気ままにプレイしてるだけなのに、どんどん新情報見つけていくので気が付くと騒動の中心に居るんですよねぇ……。オマケに周囲が盛り上がってばかりで当人に自覚ない事例も多いし。

面倒なプレイヤーも居ますけど、フレンドになれるような良い人々も多いので全体で見ればゲームの治安は良いでしょう。PK不可の仕様だったはずですし。

 

今回も書き下ろしのエピソードがあって、雑木狩りしてたらそれに反応する特殊なボスが現れて戦う羽目になったりして、大わらわ。ユート、フレンドと来ていて良かったね……。

称号について話すスレで出ていた「もっとゆっくり世界を楽しめ、的な」願いが込められていて、それに沿っているからユートの称号取得数が多いのではないか、みたいな発言が割と真に迫ってる気がしましたね。

はじまりの町近くにああいう特殊ボスが居たって事は、もっと他にも条件付きボス居そうですしね。書籍版だとそういうゲームの新情報とかも出てくれそうですから、追々続きも読んでいきたいところです。

 

出遅れテイマーのその日暮らし1

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「よし、オルト! 頼んだ!」

「ムッムー!」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。期間限定タイトルで9月30日まで。

WEB既読。LJOという初の完全国産フルダイブVRMMOを舞台にした作品。作中ではVRMMOが他国で商標登録されてたせいで、MMOじゃなくてWCOという略称になってるらしいですけど。読んでる分にはあんま関係ないです。

 

主人公は有給と夏休みを駆使して、廃人プレイをしようと決意。

課金要素は少ないけど、それでも多少はあるので社会人らしく限界まで課金した上でキャラを作成。ソロプレイ前提なので、テイマーを選んでスタートしたものの……。

 

ランダムで決定する最初のモンスターが戦闘能力皆無のノームという、人型モンスターで。戦闘をテイムモンスターに頼ろうとしていた主人公のユートは自分の初期スキルを生産に寄せまくっていて、碌に戦闘が出来ないコンビが誕生してしまうことに。

それでもどうにか出来ることはないか、と3度挑戦しその全てで死亡。これ以上はデスペナがついてしまうから、と方針の転換を余儀なくされます。

 

ノームの能力を活かすべく畑を購入したり、ユートなりの楽しみを見いだしてプレイしていましたが。

初日に運営が配布した称号の一つ、総死亡回数の多いプレイヤーに与えられるものを与えられた上、容姿を参照して「白銀の先駆者」として知れ渡ってしまったせいで、マナーの悪いプレイヤーに絡まれたり、ぶしつけな目線にさらされる事になったりするんですよねぇ……。

 

騒動は運営が介入してマナー悪いプレイヤーをBANしたり、補填としてアイテムの授与があったことで、ひと段落はするんですが。

そのせいもあってか、自分程度が見つけられることなんて大したことないだろう、みたいな自己評価が低いのにどんどん新要素を見つけている面白プレイヤーへと変貌してしまうわけです。情報屋のプレイヤーとの交流風景で、相手が驚きまくってるのを見るのは楽しいですね……。

書き下ろしのエピソードもありましたし、満足の行く書籍化でした。

脱法テイマーの成り上がり冒険譚 Sランク美少女が俺の従獣になっテイマす

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「テイムしよう」

「あ、その覚悟は決まったんだね!」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。期間限定タイトルで9月30日まで。

エロ特化テイマーもの。それに惹かれる人なら満足できるんじゃないですかねぇ。

劣等職として知られるテイマーの道を選んだ主人公リント。彼の故郷でも地位は低かったため、どうにも自信はないみたいですけど。

彼は他のテイマーとは違うスタイルを確立した、特殊なテイマーだった。

 

後に判明した事情では、リントは信頼関係を軸にした契約を結ぶみたいですが……他のテイマーは、奴隷契約の延長で考えている者がほとんどで、魔物は使い潰すし、反抗させないように押さえつけるような契約を結ぶそうで。それは確かに別物だなぁと思いました。

でも、タイトルに脱法テイマーとある通り、リントはリントで相手から提案されてお互い納得の上とは言え、獣人の女性をテイムして従魔にしてるので彼は彼で通常のテイマールートを外れていってる感じが凄い。

 

ある本に描かれた情報を元にスキルを身に付けたから、理想的なテイマーになれたんだろうなぁと言う感じ。

リントがテイムしたビレナはSランク冒険者という実力者であったので、彼女とパーティーを組んで高ランクの地域に突入し、一気にドラゴンをテイムしたりスペックを急上昇させてるのには笑った。パワーレベリングにも程がある。

テイムした相手のスペックを向上させるスキルもあるかもしれなくて、Sランクだったビレナが倍以上の能力になってるとか、これが知れ渡るとリント君大変そうだなぁ。

……ビレナの後にテイムした女性が女性なので、今更かー。

英雄と賢者の転生婚~かつての好敵手と婚約して最強夫婦になりました~

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「誰かに褒めてもらえるのって、すごくうれしいことだとわたしは思ってる。だけどレイドはずっと一人でいたから、まだそのことに気づいてない」

(略)

「――だけど、今はわたしがいるから一人じゃない」

 

1000年前の戦場において、大剣を振るい戦果を挙げ続けた英雄レイドと、魔法という新技術を編み出し彼と戦い続けていたエルフの賢者エルリア。

2人は所属する国が違うために戦っていましたが、それぞれより良い未来を目指していたのは同じで。

50年以上戦い続けていたが、エルリアの死によってその関係は一度終わりを迎えます。訃報を聞いてからレイドが取った行動が好きだなぁ。

 

そして2人は死後、どういうわけか1000年後の未来に転生を果たす。

エルリアの国が大陸の覇者となり、魔法市場主義が敷かれる事となった世界では、魔法への適正がなく物理特化の英雄だったレイドは評価が難しい対象だったわけですが。

今世では人間となり、名家に生まれたエルリアがレイドを発見。婚約者として迎え入れることで、彼の立場を確立しようとします。

 

それは利益供与の契約ではありますが、あくまで建前。対人コミュニケーション能力が乏しいエルリアが告げられなかっただけで、しっかり彼への恋心があるのが良き。

レイドの方も前世での縁もあって、彼女の存在を忘れた事はなかったようですし。2人の関係が中々に尊くて良いですね。

ただ世界全体が魔法至上主義になってしまったのは、危うさも感じますけどねー。一極化しすぎると、それが通じなかった時対処するの大変そうじゃないですか。

まぁこの2人のスペックがとんでもなく高いので、大抵の障害は蹴散らせるので安心して読めますが。

なぜ2人が同じ時代に転生したのか。歴史から消された情報がある事などなど、気になる設定はいくつもあるので、シリーズの続きを楽しみに待ちたい。

プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
 新刊・既刊を問わず読んだタイミングで記事を作成しております。
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