気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

異世界最強の嫁ですが、夜の戦いは俺の方が強いようです~知略を活かして成り上がるハーレム戦記~

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「ああ、そうだ。王へ密かに進言した内容がどこからか漏れて、オルグスに目を付けられてしまっては、この国での出世はない。だから、第二計画を実施する」

 

異世界ワースルーンにあるアレクサ王国に転生し、神官アルベルトとして生きていた主人公。

前世の記憶があることで神童として扱われ、大図書館での勉学を許されて。相応に努力をしたことで、異世界の常識・知識も習得していった。

更に転生時に「相手の才能の限界値を見極められる」というチート能力も授かっていた彼は、有能な相手を見出して繋がりを作っていたみたいですが。

……この国は王族も神殿の上層部もなかなかに腐っていて。麗しい女性を連れ去ろうとするガラの悪い連中を咎めたら、それが王子に繋がっていたことで不快を買ったアルベルトは地位を追われることに。

 

国に見切りをつけたアルベルトは、隣国の傭兵団に自身を売り込んで……。

サブタイトル通り、武力的な意味では最強クラスの女傑マリーダに夜の戦いで大勝利して、婿として認められることに。

マリーダ、元々は貴族家ながら進められた縁談が気に食わず相手を半殺しにした過去があるとかなんとか。

そんなじゃじゃ馬娘の手綱を握れる人材って言うのは、それだけで貴重でしょうけど。……それ抜きにしてもマリーダ達の種族・鬼人族はパワー一筋の、戦闘特化型の人材が多くて。

 

実績を上げたことで当主に返り咲いたマリーダの婿として、内政の采配をアルベルトがとることになってましたが……。

「内政無能」と評される酷さで。村や街を治めてる長が、自分の懐を温めつつもしっかりと治める有能な人材が揃っていたこと。トップが圧倒的な武力を持っているため、逆らう相手がいなかったことでなんとか回っていたようで。

アルベルトが舵取りして、内政のアレコレも整えられるようにしてまいた。アルベルトが人材を引き抜いて育ててをして、形にしてるのは良いですけど。

アルベルトがいるうちはいいけど、時代を経るとまた「内政無能」の血脈が活性化しそうなのが懸念点か。

……いやまぁ、内政無能だろうと鬼人族の圧倒的武力は陰らないでしょうから、元に戻るだけではありそう。

氷魔法のアイス屋さんは、暑がり神官様のごひいきです。

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「馬鹿者なんかじゃないわ。若い女の子が一人で生活しているだけで偉いじゃないの。失敗は次に生かして、シャンとしてればいいの。頑張ってるあなたはとても立派よ。私があなたのおばあちゃんだったら、きっとそう思うわ」

 

祖母の知人の甥フリオと婚約関係にあったアルメ。しかし、フリオが浮気をしていたことで破局を迎えることに。

まぁ浮気するうえに「アルメの祖母が最後の一年間入院していた時の費用を出していたが、婚約破棄の慰謝料としてチャラにしてやる」と宣言したくせに、自分が困った時には「口約束で書面では残してないから、この分も分捕れるわ」と手のひら返すような輩だってことが結婚後に発覚しなかったのだけが救いか。

 

将来設計が白紙になったアルメは、祖母がジュース屋を営んでいた店舗一体型の家屋で、アイス屋を始める事を決めて。

フリオとの縁が切れて、心機一転アイス屋を始めようとした時に、新たな出会いもあったりして。

寒い地域から来て暑さと街の広さに不慣れなファルクにとって、アルメとの交流は結構な救いになっていたようです。

 

ファルクは実は白鷹と呼ばれる従軍神官で……その美貌からファンも多い人物だとか。

小さいながらも貴族家の出身ではあるが、幼少期は体が悪く……その治療費で家が傾くほど。母はファルクの出産時に亡くなり、父は彼を溺愛したもののファルクに良いものを与えようと出かけた先で魔物に襲われて亡くなった。

両親の命を奪った金食い虫と兄姉から責められたことで、心をすり減らした過去がある……みたいです。

その生まれから対人関係スキルのレベルが低いのは同情の余地はあるかもしれませんが……だからと言って、彼が他人を傷つけて良いわけではないというか。

言葉選びを間違えたシーンが個人的にはちょっとなぁ……もう少しなんかあっただろ、って感じが強くしてしまったなぁ。


定年後は異世界で種馬生活1

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「大丈夫。私は昔のルッツと同じくらい、いやそれ以上に目の前にいるルッツが好きよ。だから今は、無理して言わなくてもいいわ……いつか、ルッツの気持ちに整理がついたら、教えてね」

 

タイトル通り、定年退職をした主人公のキョウヘイ。

彼は気が付いたら異世界の少年ルッツとして目覚めることに。元のルッツ少年の記憶はさっぱりなく、魂だけ入れ替わったような形で。

兄であるアヒムに速攻で精神が変わったことはバレたわけですが……ルッツの精神は失われた可能性が高く、キョウヘイ自身が悪いわけでもなく。だからキョウヘイの事を弟として受けれて「ルッツ」と呼ぶようにして、常識の違いを教えてくれたりと助けてくれたのは、良かったか。

 

そして生まれ変わることになったキョウヘイ……いや、ルッツ少年が活きる世界は魔法が存在した。

しかしそれを扱うことが出来るのは女性のみで、だから国のトップも女王だし女性優位の社会が築かれていた。しかし次代の赤子により強い才能を継がせるには、男性側の遺伝子の影響の方が大きいともされていた。

そのため貴族家のように、ある程度良い血統を持つ男子は「洗礼式」として協会が選ぶ複数の相手と子作りをする儀式があったり。女性優位の社会の中で男性が就ける最も価値が高いとされるのが「(評価が高い)種馬」であった、と。

 

そしてルッツは洗礼の儀式で子作りをして……出来た赤子の魔力評価がかなり高いことが判明。複数人を相手したけど、その全てで優良な結果を出したことで、価値が高くなりすぎて、逆に放っておけないと王女との婚約関係がトントン拍子でまとまって。

前世知識を生かして魔法の改良案を出してみたり、「種馬」としての評価以外でも自分の価値を示してるのは良いですね。前世の常識との差異には戸惑いまくっていますけど、それでも今の彼を受け入れてくれる人も多くて良かったね。

ゼルトリーク戦記 追放された皇子が美女たちを娶り帝国を統一するまで

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「師匠。ここに来るまでに決めたことがあるのです。今から俺は……多くの同胞の屍を乗り越え、今度こそ望む未来を掴んでみせます。そのための覚悟は……既に済ませました」

 

主人公のヴィルガルドは、ゼルトリーク帝国の皇子。

とは言え、継承権は低く……宮殿に住んではいたものの、移動できる範囲にはかなり制限がかかっていた。

母の伝手で名の知れた武人を家庭教師に招けたり、籠の中ではあれど皇子として相応の暮らしをしてはいたようです。

しかし、帝国は国土拡張を続けた中で敵を多く作っており……そんな中で父である皇帝が崩御して。

 

後に明かされることでは、皇帝が亡くなってから帝国は新しい皇帝と、それを認めない貴族の派閥と、兵士崩れや他国の犯罪者が集った3勢力が争う内乱状態に陥ったとか。

そしてヴィルガルドの母の実家は、新皇帝を認めない派閥に属していて……反逆を企てた血筋だ、と排除されそうになって。

母はその混乱の中で命を落としたけれど、ヴィルガルドは幸い武術の教師に助けられて他国に逃れる事が出来た。

 

そこで武人として身を立てて、良い関係になりつつあった良家のお嬢様を娶るために奮起しようとした所、帝国との戦端が開かれて……敗北。

ヴィルガルドは新たに得られそうだった居場所すら、帝国に奪われることに。

敗走のなかでヴィルガルドはとある場所に迷い込み……秘された帝国の歴史を知り、奮起することになるわけです。

覚悟を決めるのがちょっと遅くなったかなぁ、とは思いますが。決めたからには成し遂げて欲しいものですが、どうなるやら。

母をたずねて、異世界に4~実はこっちが故郷らしいので、再会した家族と幸せになります~

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「父上と母上を驚かせてやる。協力してくれるよな、スイ」

「ああ、もちろん。僕らの……この戦いで、きみは家族を幸せにするんだ」

 

ミントと言う娘も出来て、異世界に馴染みつつあるスイ。

そんな彼がいつものようにシデラの街を訪問したら、母やカレンとも知り合いである第三王子ノアップと婚約者パルケルが襲来して。

王子と言う立場ではあるけど、冒険者としての活動もしてるとかで。フレンドリーに接してくる御仁ではありましたが。その割に王族らしい、振る舞いもしてるちぐはぐさがあった。

 

王族とは言え、貴族との関係を無視できるわけでもなく。

柵の中でそれでも足掻こうとしていたノアップをスイが認めて。この世界でも通じる美味と言う武器で相手の横っ面叩きに行ったのは痛快でした。

 

そうやって日々の問題を乗り越えて、穏やかな暮らしをしていた中……可愛い娘であるミントが倒れて。

突如、属性相克に陥ってしまったミントを助けるために、スイたち一家は奔走することに。

とは言え、『魔女』が複数人揃っても属性相克をなんとかするのは容易なことではなくて……かつてそれを成し遂げたスイに望みが託されることに。

そしてスイは、今まで思い出せなかった記憶を取り戻し、ミントを救った上で幼なじみと向き合うことになったわけですが……一言、良かったですね。

魔王討伐から半世紀、今度は名もなき旅をします。

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「スイ、また」

 

見送ったのは俺一人、約束したのも俺。

 

50年前、魔王討伐の旅に同行した剣聖スイルーンことスイ。

魔王討伐できるのは女神の啓示を受けた勇者のみ。……しかし、50年前は魔王を討伐することが出来ず、勇者が魔王を封じることで「討伐」を果たした模様。

スイはそれを認められず、魔王討伐の褒賞として女神から与えられる「願いを叶える権利」を「勇者を救うこと」に使おうとした。

しかし、討伐直後にその願いを叶える事は出来ず……50年後の未来にその願いを叶える機会を与えられることになって。

 

もう子も孫もいる年になっていたスイですが、老いた体も全盛期にまで若返り、「再び道を辿れ」という啓示に従ってかつての魔王討伐の際に辿った旅路をなぞるように旅を始める事に。

かつても旅をしてはいたけれど、当時は魔王が居たことで魔物という脅威があったため、穏やかになった世界を旅するのは初めてで。

 

静かな一人旅をするつもりだったみたいですけど。

かつての仲間である神官がついてきたり。同じく旅の仲間である魔女の弟子と、スイを慕う孫が転移の術を使って会いに来たり。

聖獣に懐かれたり……特殊な魔物と遭遇したりと話題に事欠かない旅を送ることになっていますねぇ。

スイの望みは女神にも直接叶えられるものではなく、あくまで機会を与えられただけなんですが、果たしてこの旅の結末がどうなるのか。楽しみですね。


フロスト・クラック~連続狙撃犯人の推理~

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「あなたは、私に電話をしてきた。そして、私が知らなった事件のことを伝え、その推理を求めてきた。なぜです?」

 

地の文がなく、キャラの会話のみで形成された『対話体小説』。

……という定義があるって話があとがきでされてました。へー、初耳の用語だぁ~。

 

閑話休題。

海外で暮らす男のもとに若い警官からかかってきた電話。

男は分け合って日本を離れており……警官がかけてきた番号を知る日本人は一人だけのはずで、掛けて来た警官はその人ではなかった。

いったいどうしたことかと思えば、本来の番号を知っていたハズの人物は職務中に死亡し……遺品整理をしていた後輩警官が、男に電話をかけて来たとか。

 

そこから若い警官は、いま日本で起きている『連続狙撃事件』についての話を始める事に。

先輩が遺していた怪しい番号に掛けて、機密を漏らすほど捜査が行き詰っている難事件。

けれど男は、捜査情報と言うある程度まとめ上げられたとはいえ、現場状況とかも伝聞でしか分からない状況で、犯人像を的確に見抜いていったのはお見事。

そして若き警官がその情報をもとに犯人を捕まえました、めでたしめでたし。いやぁ安楽椅子探偵ってやつかな、凄いですね……では終わらないんですよね。

 

そもそも何故、殉職した警官の手帳に男の連絡先が記されていたのか。

男が日本を離れ海外で暮らしている上、海外での知己に「日本でなにが起きようと自分には伝えないでくれ」と情報を遮断していた理由。

若き警官が、危ない橋を渡って機密情報を男に流したその真意……などが明かされていくわけです。少しずつ情報が増えていく中で見え方が変わっていくのは結構面白かったですね。

会話だけということもあって、かなりテンポよく話が進んでサクッと読めて良かった。

放課後の迷宮冒険者 日本と異世界を行き来できるようになった僕はレベルアップに勤しみます6

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「自分のできることをやる。やり続ける。僕はそれで大丈夫なんだと思う。すごいことをしてる人は確かに眩しいけれど、それに目を眩ませてはいけないんだ」

 

相変わらず師匠に過酷なトレーニングを課されたり、異世界でダンジョンに潜ったり、現実世界でヒーローやってる友人に連れまわされたりしているアキラ。

師匠、なんか訳ありなのが明らかな人前に出るのもままならない御仁ではありますが。食事が必要という人間らしさはあって。

隙を見て店から食料を頂いているとか。ちゃんと代金は置いていくみたいですけどねぇ。

 

アキラ、あちこちで地球由来の食材で餌付けしてたけど、師匠にも甘いものが通じてるのはちょっと微笑ましかった。

師匠、裁縫や編み物が趣味だったりするみたいですし。振る舞いや学識もあるからアキラの予想するとおり「いいところ出身のお嬢様」っぽいのは分かるんですが。いったいそれがどうしてあんな実力を得ていたり、変な状態に陥っているのやら。

師匠の趣味の産物で作った『歩行者ウサギ』のぬいぐるみがウサギ愛好家の方々に熱烈歓迎されて、一瞬で売れてたのは笑った。

 

地球の方ではヒーローやってる幼馴染から、急遽ヒーローの傍にいる着ぐるみの「中の人」の代役として駆り出されることになったりもして。

……イレギュラーな状況が重なった中で、怪人と鉢合わせてる当たり相変わらず引きが強い。

迷宮の方では、アキラがひいきにしているポーションマイスターのラメルさんがダンジョンに素材採取に行きたがった結果、アキラが同行することになったりしたりして。

いつも通り振舞っていたように見えましたが……読者目線だと、ある程度ダンジョンに馴染んでからのアキラしかしらないんですよね。

エピローグで、かつて彼が倒したとだけサラッと触れられていた『黒曜牙』の名前が出て来ていたり。途中のエピソードで受付嬢のアシュレイさんが、アキラの在り方を心配していたり。7巻でたら、アキラの抱えているそういった闇に踏み込む話になるんですかね。



二度目はタの付く自由業 逆行した社畜は、チートな装備&知識持ち越しで万能のアウトローになる

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「差し当たっては……目指すか。『最強の探索者』ってやつを」

 

ダンジョンが現れ、そこからポーションなどと言った特殊なアイテムも出てくることがあり……多くの人が探索者として乗り込んでいった。

ダンジョン内部でモンスターを討伐すると、職業が発現。スキルなども使えるようになり、レベルアップで強化されていくようですけど。

戦闘に活かせる剣士や魔法使いなどさまざまある中で、不遇な扱いを受けていたのが商人系の職業だった。

 

商人系の職業が最初に使えるようになるスキルが『アイテムボックス』で……。ダンジョン内部の資源を多く運べるのは有用だけど、現実世界でも違法なアレコレも運べるという事が危険視されたり。

レベルアップで習得できる鑑定も個人情報抜けることが問題視されて、対策装備が作られているし。アイテムボックス代わりに使える道具も開発されたりしたりもして。

そもそもの問題としてステータス補正も弱いせいで、商人系統は不遇を託つことに。

 

主人公の松尾篤史は、そんな世界でユニークな職業『旅人』を発現した青年。

アイテムボックスのような空間系だけど、より規模の大きい『ルーム』というスキルを扱う事が出来て。それを素直に報告した結果、ギルドに囲われて社畜ライフを送ることになった。

……という不遇の記憶を、職業発現の瞬間に取り戻したときから物語が始まります。

更にルームの中に保管していた貴重なアイテムも残っていたことで、彼は一周目の囲われる未来を回避するために動くことを決意。

不遇な扱いを受ける商人系統になったという報告をして自由を手に入れた彼は、同じような目に合わないようにするため自身を鍛えつつ、燻っている組織に自分を売り込んで社会的な地位も獲得して。

一周目で得た知識とアイテムを活かして、問題を抱えている少女を味方に引き込んだりして今のところは順調な歩み出しをしてる感じがしますね。

いずれAランクになるだろう企業で役職を得たとは言え、まだBランクですし権力的な意味では上がいる状況ではあるので、まだまだ油断できない部分はありますが。

おっさん異世界で最強になる~物理特化の覚醒者~

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「私はソウシさまとずっと一緒に居ます。他のパーティになんて行きません」

「え? ああ、もちろん俺としてもその方がありがたいよ。大丈夫、フレイニルが嫌と言うまで一緒にいるから」

「嫌なんて一生言いません。だからずっと一緒です」

 

社畜リーマンだったソウシ。

彼は気が付いたら異世界で目覚め……そこでは、特殊なスキルに目覚めた覚醒者と呼ばれる人々は、ギルドに加入し冒険者として活動する義務を負うとか。

なにも分からないまま呆然としていたソウシにギルドの事教えてくれた人が「どこぞの村から『覚醒』して追い出されたんじゃろ」的なことを言ってたり。貴族であっても家を出る必要があったりするみたいですから、覚醒者の義務はかなり重く……一方で厄介な物でもある模様。

 

多くは1525歳の間で覚醒するなかで、アラフォーリーマンだったソウシが覚醒したのは稀有な事例で。

この世界の常識に疎いし、年齢差もあったりしてソウシはソロで活動を開始。

彼なりに安全マージンをとりつつもダンジョンに挑み続けて。メインはソロではあれど、他の冒険者と多少の交流をしながら自分を鍛え、実績を積み上げていくことに。

ソウシは最初の拠点であったトルソンの町近くである程度鍛えて、別の町に移ることにして。そこでもトレーニングとダンジョン探索を続け、上を目指す「冒険者らしい冒険者」としての活動を続けていたわけですが。

 

そこでソウシは明らかに出自が良さそうで……しかし、覚醒した為に冒険者になっただろう少女フレイニルと遭遇。

困っていた彼女を助けるためにパーティを組んで、フレイニルを鍛えていったら妙に懐かれてしまって。……懐かれた通り越して軽く依存に踏み込んでそうですけど。

異世界でいつまでも一人きりなのもソウシにとっても良くないし、縁が出来るのは悪いことでは……ないんじゃないかなぁ。多分。



プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
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