気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

無職転生~異世界行ったら本気出す~16

 ico_grade6_3

「このルーデウス・グレイラットに助けを求めては? などと上から目線で言うつもりはありません。俺が言いたいのは、もっと違うことです」

(略)

「俺にも協力させてくださいませんか?」

 

龍神オルステッドの配下となったルーデウス。

過去に戻ってきた老人ルーデウスの遺した日記や、これまでヒトガミからもたらされた情報と、それによってルーデウスがどのように動いたかについて情報共有をすることに。

オルステッド曰く、ヒトガミはルーデウスを使って「本来は変わるはずがない歴史」を変えている、という話で。

 

実際、今は結構追い込まれているアリエルですが、彼女がアスラ王国の女王になるのはほぼ確定した事項だったそうですし。

転移事件で亡くなってしまった守護術士デリックがペルギウスの説得に成功したり、ゆくゆくは宰相になるほどの活躍をしたとか言いますし。

それが今では、アリエルはペルギウスからの問いに答えを出すことが出来ず、停滞している状況で……。

 

オルステッドは、彼の知る「本来の歴史」に近づくよう、アリエルを王にするためルーデウスを派遣することにして。

上司からの命令ということもありましたが、妻であるシルフィや、ルークからも頼まれたこともあって、ルーデウスは彼女に協力を持ち掛けます。

独りで悩み続けていたアリエルが、人に相談しても良いってことに気付いたり。オルステッドから伝え聞いた、とある魔王の図書館に赴いて、アスラ王国初代王のことについて調べたり、とある日記を見たことで、アリエルなりの答えを見つけられたのは良かった。

順調に言っている部分もありつつ……ヒトガミの使徒も蠢いていて、予想通りにいかない部分もあるのが厄介ですね。これから使徒がいるだろう敵陣に踏み込むことになるだろう、というのも頭が痛いところではある。


退魔師転生~過酷なエロゲ世界でキツネ顔の関西弁な性悪男はどないすりゃええですか?~

ico_grade6_3

「自棄になって踏み出すんは難しゅうない。怯えて逃げるんはアホでもできる。一番難しいんは脅威を認識して、それでも踏みとどまることや――アレを相手にようこらえてくれたわ」

 

男は殺し、女は嬲る。

そうやって力を蓄えていくあやかしが存在する世界で、あやかしと戦うために技を磨いているのが退魔士という存在だった。

サブタイトルにもあるとおり、そんな設定のエロゲ世界に転生してしまった主人公ですが……彼が記憶を取り戻したのは23歳になってからだった。

 

葛道直志。大阪の名門の総領にして、一級退魔士。

物語の御約束で言うと、かませにされたり途中退場してしまうような役どころだと自己分析したわけですが。

記憶を取り戻したことで振る舞いを変えるには、遅きに失して、彼の評価は既に定まっていた。

日本最強と呼ばれる域にはないが、関西随一の実力者ではある。

そして自分の実力に自負があり、退魔士としてあやかしと対峙する気概がある。

しかし、「弱い退魔士とか生きてる意味ないやん」とか、歯に衣着せぬ物言いをしすぎる……記憶を取り戻した当人すらクズ認定する刺々しさ。

 

読者が見るのは、前世インストールされて丸みが増した直志だから、っていうのも大きいとは思うんですけど。

クズ連呼される程のクズっぽくはないというか。

第三話で関西各地であやかしが行動を起こして、各家の戦力が分散せざるを得なくなった時、一番厳しいだろう大物相手にひとりで挑むことを決めて、本来だったら連れて行く予定だった自家の戦力を余所に振り分ける提案とかしてましたし。

確かに敵を多く作りそうな言動の多い男ではありますけど、大口叩くだけの戦果は挙げているんですよね。

……あと、なんだかんだあちこちに女の影があるので、そのうちに刺されそうな気配もあるのが……あれ、やっぱりクズで間違いなかったか?


じゃあ俺だけネトゲのキャラ使うわ~数多のキャラクターを使い分け異世界を自由に生きる~2

ico_grade6_3

「私が……家族? 私でいいのかしら……」

「メルトがいてくれたから、俺は……道を踏み外さなかった。正直、俺はこの世界のことは気に入っているけれど、他の人間を心から信じようとは思えなかった。疑心暗鬼になっていたんだ。でもメルトと一緒にいるうちに『誰かのために頑張ったっていい』って思えるようになったんだ」

 

姿を切り替えながら色んな組織に接触しているセイム。

シレントは単独行動していることにしたかったり、隠し事が多い関係でメルトとは別行動していることも多いわけですが。

久しぶりにセイムとしてメルトと合流してみたところ……彼女と一緒に冒険をした若手三人が、2人の関係を誤解して詰めてくることになったりして。

まぁメルトを思っての行動ではあったわけですけど、迂闊な行動ではある。彼等を注意しつつ、あけすけに話過ぎるメルトへの釘刺しも出来たから、大事に発展しなかったのは良し!

 

一方で大事になっていったのは、セイムが発見したことにしてピジョン商会にオークション出品を依頼した宝石の方なんですよねぇ。

シレントが怪しい実験の産物や、襲撃者を撃退したことでギルドがバタバタしていた中で、護衛が欲しくなり……。

縁のあった『グローリーナイツ』に相談に行こうとしたら、度々問題行動を起こしているらしき女子に絡まれてボコボコにする結果になったり。

 

オークションの後、国にダンジョンコア関連の情報を挙げようとした時も、腕を確かめるかのように決闘を行う羽目になったり。

血気盛んな奴が多すぎるというか……なんというか。グローリーナイツは、問題行動起こしまくってるレティを放置していたのは組織的に問題でしょ……。

シレントほどの荒っぽさはないですけど、セイムもセイムで過激なタイプだよなぁ。当人も自覚してますけど、早い段階でメルトと出会ったのは幸いでした。

彼女を家族のように思って、彼女のところに帰ろうと言う意識があるから、道を踏み外すようなことはしてませんしね。

ダンジョンコアを国に提供したことで、女王陛下にも注目をされることになったりしてますし、今後も面倒事が立て続けにやってきそうな気配はありますが、能力が多様なのでだいたいの事には対処できるでしょうから、頑張ってもらいたいものです。

少年アウルのほんわか異世界ライフ2~新しいご主人と巡り合い最強パーティとゆったり生活します~

ico_grade6_3

「……あれの話を真に受けるんじゃねェ。だが、『金を取らない治癒師は偽治癒師』ってのは鉄則だ。誰に何を言われよォが、それは変えねェ」

 

優しいご主人とその仲間たちに受け入れられて、奴隷ではあるけれど温かく見守られる日々を送っているアウル。

癖の強いメンバーが多いですけど、各々得意とする分野が違って支え合ってるし、自分の得意分野ではしっかり判断基準が定まっているのが頼りになる大人って感じがして良いですね。

 

そうやってアウルは守られているわけですが……。

「喧嘩するほど仲が良い」みたいな関係である、ガルージとシュガ。……その関係を見て、間違った学びを得てしまった少年メルガナが、変な形でアウルに張り合ってルールを破るような行動をとったのは頂けない。

現場に居合わせたダインが間違ったことは指導しつつ、ガルージにも注意の仕方は気を配ってくれ、と言っていたのは良かったですね。

 

本来入ってはいけないエリアとは言え、メルガナ達が足を運べる程度の距離に獣の痕跡があり……森が荒れていることを懸念して、調査隊が派遣されることになったわけですが。

伝承に謳われる存在が登場したり。その真獣と呼ばれる存在が、アウルに対して興味を示していたり、後々問題になりそう……というか、興味を持ってちょっかい出してくる輩が良そうではありますね。

周囲が頼もしいから、大抵の障害は排除できるでしょうし……最悪真獣の眷属が出張って来るので、アウル自身は無事にすむでしょうけど。周辺への影響大きそうだから、穏やかな時間続くことを願いたいものです。



不遇皇子は天才錬金術師10~皇帝なんて柄じゃないので弟妹を可愛がりたい~

ico_grade6_4

「動機はバラバラでも、求めるものはどの豪族も同じです。そしてそのただ一つのために争うと言っても過言でないのなら、そこを突かない手はない」

 

船の中で水が痛んだことで腹痛を訴える人員が何人か出て。

アーシャが先輩から託された、下痢止めにもなる焼き菓子が助けになっていたのは、ラッキーでしたね。

船員にも影響が出ていて、船の進みが緩やかになったことで、ソティリオスと錬金術について語る時間が出来ていたのも、まぁ悪くはなかったんじゃないでしょうか。錬金術への偏見を減らす一助になってくれるかもしれないし。

 

そしてロムルーシに到着したわけですが……。

接触は避けた方が良いと言われていた九尾の内の一人、円尾の超人ヨトシペと速攻で対面することになったのは笑っちゃった。

トラブルを起こした結果、現地の権力者であるイマム大公から裁きを受けている最中だったそうですが。

言語とか風習によるすれ違いによって、問題が大きくなった部分はあるようですが……トラブルメイカーな気質は伝わってくるので、警告されたのも間違ってなかったんだなぁ。

 

アーシャも当人は望んでないのにトラブルに巻き込まれていくので、ある意味では似た者同士ではあるのかもしれない。

ヨトシペ、身体強化を得意とする獣人の中でも特殊な魔法を使えて、険しい山でも単身で踏破できる実力があるそうですが……。故郷の伝承で、隠された歴史について知っていたのには驚きました。

ちょっと迂闊な部分はあるけれど、口を噤むことも知っている賢さもあるんだなぁ、と思ったんですが。逆にどうしてあそこまで問題大きく出来たの……?

 

過去の錬金術師の遺産によるトラブル。獣人の種族間での争いも起きていて……イマム大公が頭を抱えていた各種問題に、アズロスが錬金術師的な見解や、前世の知識なんかも織り込んで解決策を出してくのは良かったですね。

有用そうな意見がでたらイマム大公も検討を重ねて、より実践的な案にしたりもしてましたし。

色々ありつつもアーシャにとっても実りの多い留学になっていたのは良かったですね。



不遇皇子は天才錬金術師9~皇帝なんて柄じゃないので弟妹を可愛がりたい~

ico_grade6_4

「………………一度帝都から鼠を逃がしてしまったせいで、被害が出た。齧られたチーズには、僕なりに思うところがある。だからこそ、今度は逃がさないよ。帝都、ハドリアーヌと追われて、三度目なんて与えない」

 

第一皇子としては留学という名目で入学はせず……身分を偽り、普通の貴族令息アズロスとして錬金術科に通っているアーシャ。

優秀さを示したこともあって、ルキウサリアの学園からロムルーシへと留学することになったわけです。彼の前任者が留学を足がかりに亡命しようとしてた、なんて問題があったせいで回ってきた後釜ですが……他国にある錬金術の痕跡を見られるかもしれない、というのは彼にとってもありがたい話ではあるわけですし。

 

国としての交流行事であるために、学園から派遣される人員とかも多くいるわけですが……学生としておもむく人員がもう一人いて、それがユーラシオン公爵家の令息ソティリオスだった。

第一皇子とあったこともあり、素性がバレると面倒な相手ではありますが……髪色や態度などで変装をしているから、誤魔化す方針で行くことに決めて。

アーシャの変装が結構巧みなのもありますけど、ソティリオスに全然バレてないのは、傍から見てる分にはちょっと面白かったですね。

 

ロムルーシまでは船で向かう関係で、トライアン王国に入り、港のある都市まで向かったわけですが……。

道中で、襲撃され乗客諸共に殺された郵便馬車を発見することになったり。

ソティリオスがその現場で割符を拾った事や、港街に到着したらトライアン王国の王女が接触してきたことで、立て続けに問題に遭遇することになっていったわけです。

元々、ファーキン組が根ざす地でもあって、なにかが起きる可能性はありましたが、上限を引いてきたなぁ、というか。

一時的とはいえソティリオスが攫われる羽目になったりしてるし、無事生還できて何よりでした……。

クライス魔導雑貨店の二代目店主

ico_grade6_3h

「死んだ人間に法律が適用されると思うか。今度こそちゃんと殺してやるよ、亡霊」

 

仮にレーベルをMFブックスにしてしまってるんですが、厳密には違いそう。

BOOK☆WALKER上ではレーベル指定なし。X(旧Twitter)での発信を見ると「MFブックス編集部が送るKADOKAWA単行本」と書かれていて、実際にはレーベルなしなのかな。

……検索性悪いので、正直レーベルなし単行本は勘弁してほしいんですけどねぇ。

という本作の内容に関係ない愚痴はほどほどにして。

 

主人公のツクモ・クライスは、元軍人。

当人は雑貨屋をしつつ魔導機械の整備とかをやっていた祖父に憧れて、魔導技師になりたかったみたいですが……その才能を見込まれ、魔導学院では魔導技師科と魔導士科を掛け持ちしたうえ、両方首席で卒業した怪物。

実際現場でも活躍をしていて、戦果も挙げていたし、部下にも慕われていた。しかし、実力があるからと言って、向いていたわけでもないようで。

 

ストレスから不眠の症状が出て、さらには味も感じなくなってしまった彼は、早々に退役。

何をするでもなくボーっと過ごしていたある日、祖父が亡くなってからそのままだった家に住んで管理を任せたい、と兄から手紙と鍵が送られてきて。

最初は気晴らしのつもりで足を運んでいましたが……家賃も浮くし、懐かしい場所でもあるし。祖父からの覚書きや、高価な機材なんかも残されていて……。

それらに心惹かれた彼は、雑貨屋を再開することを決めたわけです。

 

祖父が作った魔導器具を持っていた、祖父の知人の弟子でもある薬師ユルヤナとの縁が出来たりもして。

ユルヤナがアクティブというか、結構グイグイ来るタイプではありましたが。

停滞していたツクモの時間を動かすだけのエネルギーを与えてくれる、活力に満ちていた人物であったのが良かったですね。

お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 公式ファンブック

 ico_grade6_4

 

はねこと先生の描きおろしカバーで彩られた、テレビアニメ第1期・2期のティザービジュアルやイベント描きおろしのイラストなどを多数収録した1冊。

14~15Pのメガミマガジン初出のイラスト、片方はキャップ被ってスカートではあるけれど動きやすそうな格好で、片方は青のロリータファッションで座り込んでいるイラストなの、ギャップがあって面白かった。可愛い。

春夏秋冬ビジュアルで、晴れ着来た真昼や、ひな祭りや七夕で和装な真昼が見られたり、エイプリルフールの悪魔モード真昼が出てきたり、どのビジュアルでも可愛くて良い。

春夏秋冬シリーズだとお月見が一番好きですね。

 

47都道府県ビジュアル企画も収録。

場所ごとに合わせた服装になっていて、どのシーンでも真昼が楽しそうなのが良いですね。

真昼がこんな柔らかい表情してるってことは、周くんが近くにいるんだろうなぁ、というか撮影者なのかもな。

栃木県、東京都、石川県、岐阜県、山口県あたりのファッションが好き。

1期のブルーレイジャケットイラストも収録されていたのも嬉しいですねぇ。Vol.3の秋模様の背景でくまのぬいぐるみ抱えているのが可愛くて良い。

LINEスタンプだったり、他のイラストレーターさんからのアニメ化お祝いイラストとかも収録されていて豪華。

 

第2期の告知イラスト、出会いのブランコではあるけれど、前を向いて明るめの表情になっている真昼なのが良いですよね。変化を感じる。

2期ゾーンでも春夏秋冬シリーズあって、また違う真昼を見せてくれるのは嬉しい。

正月、お花見のシーンがやっぱり良いですね。

あとは12星座ビジュアルシリーズも掲載されていて、まとめて見られるのも助かる。

おひつじ座、おうし座がフード付きパジャマみたいなイラストだったわけですが、ふたご座では本当に真昼が2人並んだイラストになっているし、かに座は風鈴のなかにかにのイラストがある感じだし。いて座だったら弓道部ルックになっているし、星座ごとにバリエーション持たせてるの良いですよね。

真昼のビジュアルでストレートに殴ってくるおとめ座が一番好きですかね。

というかおとめ座→てんびん座→さそり座の流れがどれも良くて眼福でした。さそり座、編み込んだ髪をサソリの尾にみたててるっぽいの良き。


池内たぬま作品集 Re’ve Enchante’―エーヴ アンシャンテ―

ico_grade6_4

今日でも、“自分が世界で一番絵を描くのが好きだ”と胸を張って言えるくらいには、描くことが好きです。

 

画集感想なのに、初手あとがきの話から入るんですが。

うんうん、やっぱり昔から絵を描く事好きだったんだなぁ、凄いなぁ……って思っていたらなんか急に予想外の方向からパンチ飛んできてビックリしましたね。

その後、冷静に客観的に見たらそう思うだろう、と分析してるので笑っちゃいましたけど。

こだわりの部分とかも語ってくれてたのは、良かったです。

 

あらためて作品について。SNSとかpixivとかで拝見していたんですけど、こうやってまとめてみると圧巻ですねぇ。

描き込みが多くて要素盛りだくさんの絵が多くて、見ていて華やかだしにぎやかで見ていて楽しいから好きです。

様々なイラストが見られるアートギャラリーがほとんどですが、キャラクター設定とかも掲載されていてありがたい。

 

たぬま先生のオリジナル創作シリーズ『ETOILE』(エトワール)。

魔法があるファンタジー世界の捜索で、表紙にいる赤髪のアンナや、右奥にいて崛起―頬張っているエーデル、左側にいるロゼットなどなど。名前だけじゃなく、色々と設定があって、それぞれに絡みがあるのが良い。

30Pの2コマ落ちするナちゃん、ポンコツというかもう負けたがってたでしょ……自爆可愛いね、可愛い。

デザイン的に言うとティノちゃんが一番好きですね。小動物っぽさがあるというか。66Pのチャイナ風……っていうか、頭に札あるからキョンシー風衣装とか好き。


不死を求める者、これを道士と呼ぶ3

 ico_grade6_3

「そうじゃない。コウは、師匠と呼ぶのに十分な実力がある。学びたい技や武学もたくさんある。僕たちの選択は間違いなかった。ただコウ師匠が若すぎる事が、災いを呼び寄せるんじゃないかと心配なんだ」

 

高弟になるためには、気のレベルが14階梯になっていることが最低条件。

未だ12段階なコウは、様々な武術や知識を学び、研鑽を続けつつ着実にその道を歩んで行っていたわけです。

完全記憶能力があって、それに助けられている場面もありますが……技を磨き続けて来たのは、コウの努力あってのものですからね。

天才と認識されていますけど、相応の研鑽があるのも間違いありません。

 

龍気剣術を集中的に修行することにしてましたけど、他にもいくつかの武術を修めていますしね。当人的には「技量を維持するために軽く復習している程度」だそうですけど。

度々絡んでくるユウロンとか、軽功をまだ修めてないし……道士崩れが混ざった盗賊討伐に赴いて、実戦経験を積んだことで逆に臆病になってたし、向いてなさすぎるなぁ……というか。

それを思えば、コウの老仙窟にアドバイスもらいに来る人たちは、まだ前に進もう、改善しようという気概があるので、高弟にまで至れるかはさておき、今よりも上には行けそうなので頑張って欲しい所。

 

新しい武器を拵えたり、妖魔を斃してその素材から生活を便利にする冷感マットや暖房器具を作ったり、あっちこっち手を出しながらある程度形にしてるのが凄いですよねぇ。

縁があって他の地にある仙人修行の宗門・呉陽洞に足を運び、魔境に繋がる『異界の門』に潜る経験を積むことが出来たのもありがたかった。

そこで秘術に相当しそうな知識を獲得しているし。ヨウジュンの遺産を見つけてそちらもこっそり研鑽したりもしている。さらには、かつて虚礼堂から知識を持ち逃げした賊の亡骸を発見し、失われた知識を取り戻したりと、目覚ましい活躍をしている。

 

……そんな裏側で、ツェン長老が暗躍していたわけですが……俗なのは分かっていましたけど、そこまでやるか、というかなんというか。

あとがきで、修行が進むと寿命が延びる道士たちはどんな死生観をもつのでしょうか、的なことがあったのが味わい深い。

プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
 新刊・既刊を問わず読んだタイミングで記事を作成しております。
 コメント歓迎。ただし悪質と判断したものは削除する場合があります。

メールアドレス
kimama.tyaka@ジーメール なにかご依頼等、特別連絡したい事柄はこちらにお願いします。
メッセージ
アーカイブ
カテゴリー
記事検索
最新コメント
  • ライブドアブログ