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「このルーデウス・グレイラットに助けを求めては? などと上から目線で言うつもりはありません。俺が言いたいのは、もっと違うことです」
(略)
「俺にも協力させてくださいませんか?」
龍神オルステッドの配下となったルーデウス。
過去に戻ってきた老人ルーデウスの遺した日記や、これまでヒトガミからもたらされた情報と、それによってルーデウスがどのように動いたかについて情報共有をすることに。
オルステッド曰く、ヒトガミはルーデウスを使って「本来は変わるはずがない歴史」を変えている、という話で。
実際、今は結構追い込まれているアリエルですが、彼女がアスラ王国の女王になるのはほぼ確定した事項だったそうですし。
転移事件で亡くなってしまった守護術士デリックがペルギウスの説得に成功したり、ゆくゆくは宰相になるほどの活躍をしたとか言いますし。
それが今では、アリエルはペルギウスからの問いに答えを出すことが出来ず、停滞している状況で……。
オルステッドは、彼の知る「本来の歴史」に近づくよう、アリエルを王にするためルーデウスを派遣することにして。
上司からの命令ということもありましたが、妻であるシルフィや、ルークからも頼まれたこともあって、ルーデウスは彼女に協力を持ち掛けます。
独りで悩み続けていたアリエルが、人に相談しても良いってことに気付いたり。オルステッドから伝え聞いた、とある魔王の図書館に赴いて、アスラ王国初代王のことについて調べたり、とある日記を見たことで、アリエルなりの答えを見つけられたのは良かった。
順調に言っている部分もありつつ……ヒトガミの使徒も蠢いていて、予想通りにいかない部分もあるのが厄介ですね。これから使徒がいるだろう敵陣に踏み込むことになるだろう、というのも頭が痛いところではある。
