気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

物語の黒幕に転生して~進化する魔剣とゲーム知識ですべてをねじ伏せる~7

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「一緒に立つって……!」

(略)

「そう――決めたじゃない!」

 

カラー口絵でリシアとフィオナの水着姿が見られたの実に良かったですね!

……というのは一旦置いておいて。

季節は夏。ウィンディアの騒動を終えたレン達。魔王教の活動が活発になっている懸念事項はあれど、まだ学院の生徒なので中間考査という課題も迫っていて。

勉強教え合ったりしてるの、若者らしくて良いですよねぇ。

 

何回か言ってると思うんですが、『物語の黒幕』とタイトルで評されていますけど、ゲームにおけるレン・アシュトンの行動って、黒幕って言うほど暗躍してる感はないんですよねぇ。どちらかというと、運命に振り回されているようにも見える。

彼はどうしてゲーム時代にリシア達の命を奪い、逃走する羽目になったのか。それは今もなお見えてこない部分ですが……。

ゲーム時代のレン、情報を求めてエドガーに接触したのは以前にも描かれていましたが。ラグナとも交流があったり。他にも協力者がいるっぽいんですよねぇ。謎が深まる。

 

試験を終えたレン達は、クルシェラという都市で行われる夏の催し『祈りの夜々』に足を延ばすことに。そこで、レンの前で感想の最初でも触れた水着披露するイベントがあったわけですが。

恋敵ではあるけど、リシアとフィオナそれぞれ相手を尊重してるし、なんだかんだ仲も良いの好きなんですよね。レンはもう、責任とって二人とも幸せにして。

 

英爵家の面々も遊びに来ていて、そこでレンが男友達と遊ぶシーンもあったのは新鮮で良かった。ラディウスも友人ではありますけど、皇子という立場もあるし近ごろ立て込んでるからあまり遊ぶ時間もなさそうですしねぇ。

そしてその催しに合わせて魔王教に与する人物が事件を起こし、レン達は対処に奔走することになったわけですが。

孤立してしまったレンを助けに、リシアとフィオナが駆けつける展開は実に良かった。リシアも一段上に上りましたしね。……恋の戦いの方はまだまだ足踏みしてますが。

8巻も決まっていて、あとがきによれば大きな転換点になるエピソードになる予定だそうで、今から楽しみです。

凡人呪術師のたのしい異世界悪役プレイ

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「俺以外の悪を、全て滅する」

「は?」

「最強の悪。俺がしたいのはそれだ」

 

子供がアニメや漫画のヒーローに憧れるようなのと同じような感じで、『悪役』への憧れを抱くことになった主人公の粕谷。

自分が理想とする『悪役』を追い求めるため、勉強もした。自分が空っぽな凡人だと知っているから、特別な力を得る方法を求めて海外の秘境まで足を延ばしたりして、どうにかして超常的な能力を身に付けられないかと足掻いた。

特に興味を持ったのが呪術だそうですが……ハッキリとした形にはならず。

 

修学旅行に行った際に事故にあって死亡し、異世界へ転生する機会を得ることになって。

女神的な存在が好き勝手転生先をいじっている中で、「元の世界の神様に愛されている気配が残ってて嫌い」という理由で奴隷に落とされ、呪われた人生を送る運命を与えられそうになっているのを見た主人公。

呪術を求めた過程の影響か、女神が運命いじってる時間も意識があった主人公は「その悪役の運命、俺にくれ!!」と名乗り出て。彼をG級ギフテッドと呼んだ女神は、気味悪がって早死にしそうな奴隷に落とすことに同意したわけですが。

 

そんな彼だからか、ナビを名乗る謎の存在からのアドバイスを受けることも出来て。

……興味がないときは聞き流したりしてますけど。彼はギフトで呪力と呼ばれる、この世界で知られた魔力とは別の力を扱うことが出来て。

その力が「過酷な環境に身を置いたり、死にかけたりすること」で鍛えられるものだったため、奴隷生活を真面目に過ごしていたわけです。

呪力によって身体強化できる彼は過酷な環境でも生き抜いてましたが、他の奴隷たちは普通に体を壊して死に、過酷な環境に耐えかねて反乱を起こして死んでいった。

 

自分を鍛えることに専心してた粕谷でしたが……抜け出して山賊退治に勤しんでたら、怪しすぎる封印を発見して、そこに封じられていた少女を助けたら王と崇められることになったりもして。

女神の思惑を超えて、悪役としてどんどん実力を伸ばしていってるのは良いですね。粕谷が成長しているってことは、彼と同時期に転生させられたクラスメイト達も良い年になって、同様にギフトを宿していることで厄介な存在になりうるってことですけど。

……なんか、想定していなかった方向に厄介なのが生まれてませんか、というか。粕谷君の業が深すぎる気がするんですが気のせいですかね!? 業が深くないと呪術に傾倒しないだろ? それはそう。

全滅エンドを死に物狂いで回避した。パーティーが病んだ。3

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「たぶん、あんたならわかるんだろ……この世界に、困ったときに助けてくれる神様なんていない。自分で足を動かすしかないんだ。そうしなきゃなにも守れない」

(略)

「――口だけじゃないのを見せてやる。来い」

 

聖女ユーリリアスとアルカシエルがカラー口絵に登場していて、見目麗しくて良いですねぇ。

……他のカラーイラスト、ウォルカ絡みで泣いてるパーティーメンバー3人と、世話になっている受付嬢とかで相変わらず暗いというか重いからな……。いやまぁ、聖女様方の絵になっているシーンも審問の場だから決して煌びやかなシーンでもないですけど……。

 

ウォルカ達が巻き込まれた、踏破承認事故。

ゴウゼルに関しては真のボスが倒されて、ウォルカが片目と片足なくす怪我をしましたが生還して、ひとまずは決着したわけですけど。一度事故が起きた以上「他のダンジョンの承認は大丈夫なのか」という疑問は当然出てきて……その対処のために職員の方々は奔走していたとか。

 

ゴウゼルの承認依頼を出した、ウォルカ達とも交流のある職員の少女シャノンは「自分が問題のあるパーティーに承認依頼を出したから、自分のせいだ」と悩み続けることになっていたし。

承認事故を起こした末に、聖都を出奔したパーティーの一員ながら、新人ばかり優先する男たちとの関係が悪化し、一時的に離脱して王都に言っていた女性フリクセルも、自分たちのパーティーに火種がくすぶっているのを知りながら解決を先送りにしていたことで、目をかけていた後輩が負傷した結果に心を締め付けられる想いを味わう羽目になったわけです。

 

……いやぁ、ウォルカ君罪な男だなぁ。パーティーメンバー以外にもあちこちに彼によって心を焼かれた人が居て、方向性は違うけど重い感情を秘めて、今回の事故で爆発して病む傾向にあるから……。

かつて友人がウォルカの様に足を失い、それでも戦おうとして……失意の中死んでいった過去を持つ冒険者ラムゼイ。まぁ、そういった失意の過去があって同情の余地はありつつ、今のラムゼイは酒に溺れる厄介者に堕ちていたみたいですけど。

思う所ありまくるラムゼイもまた、ウォルカに焼かれているクチだからな……。

 

普通なら剣士としては戦えない怪我をしたウォルカ。抜刀術というこの世界にない技に傾倒している、剣術馬鹿がそんな怪我してどうするんだ、と腐しつつ「その道は険しいぞ」と教えてくれようとしたの、ウォルカも言ってましたがひねくれてるというか面倒なタイプですなぁ……。

片目のウォルカに砂投げつけたり、義足狙ったりと分かりやすい弱点ついてくるような真似もしてたし。その戦いの中でウォルカは、グリムリーパーを斬った時の感覚を思い出して成長してるのがとんでもないですねぇ……。感化される人が増えたのも分かる。



ゲーム世界転生<ダン活>~ゲーマーは【ダンジョン就活のススメ】を<はじめから>プレイする~14

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「応援ありがとう! 任せてくれ! 絶対勝ってきてやるぜ!」

 

クラス対抗戦の授賞式&閉会式が行われ、エデンメンバーの多くが受賞していたのは流石の一言。

その翌日の日曜日はギルドとしての活動は流石にお休みにしたようですが。……ダン活廃人のゼフィルス個人としては、休日にダンジョン入りしないなんて考えられず。

希望者を募ったら上級職覚醒メンバーが揃って。戦力が予期せず揃ったから中級上位ダンジョンであるリンゴダンジョンに突入してしまおう! と考えるあたりが実にゼフィルス。

 

ドロップアイテムであるリンゴジュースがラナの大好物で……。

いつもよりアクティブなラナが楽しそうで何より。ちゃんとリンゴジュースもドロップ回収していましたしね。

王子として実績を積みたいユーリ、妹であるラナとの関係が冷え切っていて……仲直りしたいとは思いつつ、上手くいってないみたいです。セレスタンを通じてリンゴジュースを渡したりしていたみたいですけど、なんというか遠回りしてるよなぁ……感。

ゼフィルスがユーリと縁が出来たり。好評だった育成論の講師を2学期も継続することになったりして、リアルダン活での生活を満喫してますねぇ。

 

そうやって王子と縁が出来た後に、様々な要因が重なった結果ランク落ちを続けているギルド「テンプルセイバー」から決闘を申し込まれることに。

今ではラナの装備となっている「白の玉座」のかつての所有ギルド。その効果で上に行ったが、慢心から装備を賭けに出して敗北。持ち主の許諾も得てなかったことでギクシャクしてる、と。

エデンから「白の玉座」を取り戻して復権しようとしてましたが……元持ち主なタバサの心は離れているし、難しいでしょ……って感じではありますけど。

ゼフィルスはちゃんとラナからも承諾取った上で賭けに乗って。上級職を増やした上で全力で叩きに行ってるの流石。新規上級職組も活躍してましたが、ワンチャン増やさなくても勝てた説あるな……。

 

巻末番外編は「タバサ先輩の逃避行」、「【トレジャーハンター】の序章。練習という名の実践さ。」、「ジャーナリスト情報屋ユミキの活動風景。」の3本を収録。

電子限定SSは「タバサ加入、ハンナと意気投合」。トレジャーハンターなニーコが周回に連れまわされているの、お疲れ様ですというか。本編中で、ウキウキのゼフィルスとラナに囲まれて連行されている挿絵が可愛いかったです。

ゲーム世界転生<ダン活>~ゲーマーは【ダンジョン就活のススメ】を<はじめから>プレイする~短編集1

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「シエラさん、私あの表情見たことあります」

「奇遇ねハンナ。私も見たことがあるわ」

「私もあるわね。またゼフィルスがあれこれそれそれやったに違いないわ」

「はい。私もラナ様に同意いたします」

 

15巻のTOブックスオンラインストアSSと、電子書籍特典SSを収録した1冊。

本シリーズは電子で揃えているので半分ほどは読んでいましたが、こうして纏めてもらえるのはありがたいですねぇ。挿絵もしっかりと収録されてて嬉しい。あとがきによると挿絵に関しては作者さんの要望によるものだそうで、ありがとうございます。

 

未読のTOブックスオンラインストア特典の感想メインで書いていこうかと。

1巻「学園道中、ゼフィルスの暇つぶし10日間。」。

タイトル通り、田舎の村から学園に向かうハンナとゼフィルスの道中の様子について描いたSS。ハンナ、この時点で既にスラリポマラソン中毒者と作者コメントがあったのは……はい。

ゼフィルス、ダン活世界のダンジョンに挑むことは好きだけど、無為な時間は嫌いで……ろくな暇つぶしもなく10日間の馬車旅とか下手したら死んでいたかもしれない。

道中で腕輪装備を見つけたことで、ジョブ発現の為にアレコレやろう! というモチベーションが湧いたのは良かった。

 

2巻特典「大浴場のお誘い発生。皆でお風呂に入りましょう。(女子のみ)」。口絵にもなっているシーンがメインの、エデン女子メンバーによる交流模様を描いたSS。ゼフィルスの知らないところで女子は女子で交流して仲良くなってる、というのが微笑ましくて良いですね。

3巻特典は「ギルドエンブレムの彫金刺繍で一波乱!?」。

ラナ視点で描かれているエピソードで、作者コメントに寄れば「マリー先輩とゼフィルスのノリを外から見てるのがポイント」とありますが……挿絵にもなっていた、色々と気になるお年頃なラナが可愛いと思います。

 

4巻特典は「ルル、新しいギルドの日常と幸運のラテアート。」ルル視点で描かれているSSで、ぬいぐるみを愛でまくってるの可愛くて良い。ラテアートにウキウキしてる挿絵もありましたし。可愛い。

2巻電子特典SSで、ハンナがカルアとルカと交流してるSSにもモチッコぬいぐるみ描かれていて、見てると癒されそうな場所ですよねエデン。……ラナを筆頭に高位貴族の女子が多く出入りするので、初期ハンナみたいに気が休まらない時もありそうですが。

 

5巻特典SSは「ゼフィルスの居ない女子だけダンジョン回。」タイトルそのまま、ゼフィルスがプラよんの男子と絡んでいる時期の話で、エステル視点。ダンジョン馬車の優秀さを認めてる御者(騎士)目線、ちょっと面白かった。

電子特典はその巻での新メンバーの歓迎会なことが多いんですが、そっちにも挿絵あるのは嬉しかったですね。シエラ推しなので、シエラがリーナとバチバチやってる場面が採用されてたのは笑った。

推しなので、書き下ろし番外編で「シエラが語る、学園のある日の日常風景――とシエラの行動。」としてシエラの日常が描かれていたのは個人的に嬉しかったですね。


 

人間ちゃんの警戒心が薄すぎる!

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「最初はキミだって、決めていたんだよ?」

 

男性を失って久しい、魔獣や天使や龍や悪魔といった様々な種族が住まう魔界が存在し……男性が普通に存在する『人間界』を発見したとか。

男性が不足してる中でそんな楽園を見つけた結果、異種族の女性たちは人間界を荒らしまわることになった。お婿さん認定して拉致したりとかしてたそうで、人間界にダメージを与えたとか。

その結果、人間界にわたって男性と交流できる人員を制限したりしているみたいですね。

 

主人公のアスティフィルは優秀な成績を収めた淫魔だったんですが。

先祖たちの行いで、人間界で男性に近付くことに関しての監視は強い。けれど、逆に同性である女子に近付く分には緩い部分がある。

そこに目を付けた彼女は、留学先を女学院に選び……さらに「異種族の交換留学生」ではなく、人間・七志明日乃として魔法で変装して百合ハーレムを作ろうと活発に動くことに。

もう、カラー口絵の各キャラ紹介に3人とも「明日乃に落とされる」ってストレートで書かれているの笑っちゃった。

 

学内に派閥が出来ていて牽制し会っている中で、最初に明日乃に声をかけてくれた揺川未姫。

学院のトップと目される氷堂家とライバル関係にあるため、同い年の娘がいることから「相手の土俵で戦ってこい」と親に送り込まれた、藤村燐華。

無口で人と距離を置いている……何者かの魔法をかけられていた少女、此巻坡音。

そういった少女達に目をかけた明日乃は、それぞれにアピールして順番に落としていくわけです。しっかり落とす時には自分の種族とかも明かした上で、それぞれの悩みを解消したり、期待に応えたりすることで恋人たくさん作ってる明日乃でも受け入れてくれてる環境を作り上げているのが、お見事というかね。

もうそこまで自分の欲求に素直に突っ走って、そのままハーレム築き上げてるのは凄いですよ。監査とかも存在する中で、恋人たくさんいる状況は追及されると大変でしょうけども。本当に最後まで責任取って幸せにしてほしい。

カラー口絵の「落とされる」解説、正直凄く笑ったので、シリーズ続いて新キャラが増える度にやって欲しい。

物語の黒幕に転生して5

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「ならリシア様にぴったりの流派 俺も探してみます」

「それを言うなら」

「私達の――――でしょ」

 

19話~23話を収録。

レン達に味方してくれたイグナート侯爵。ゲーム一期では、娘を救ってくれなかった国に復讐する存在と成り果てたラスボスだったみたいですが。

作中においてはレンがシーウルフェンを打倒したことで、運よく薬の素材が手に入って娘であるフィオナが快復に向かっていることで、その道は断たれた模様。

恩を感じて、レンたちに助力してくれるのもありがたいですよね。ラスボスを務められる位のスペックある御仁で、的には回したくないですけど、味方してくれるなら頼もしい。

 

レン、クラウゼル家に良くしてもらっていますが……一応、別の村の出身なんですよね。

体が癒えたら故郷に戻ろうかなぁと思っていたみたいですけど。リシアが引き留めて。

才能が認められているためリシアの指導に来た騎士団の人から、レンも指導してもらえることになったりして。指導を務めた人にも才能はあるとしっかり認められていましたが、聖剣技を治めるには向いていない「癖」があると指摘されて。

リシアもまたゲーム時代は聖剣技を使っていたけれど……レンを目標として鍛錬してきたリシアにも同じ癖があって……まだ矯正できる範疇だと言うけれど、これまでの行いを否定したくない、とゲームとは違う道を行くことになって。

 

重要キャラを殺して暗躍する黒幕になるルートを回避するためにレンが奔走してきたことが、ゲームとは違うルートに入ることで少しずつ結実してる感じがあるのが良いですね。

リシアの決断を聞いて、レンにも「ゲームの登場人物」としての設定ではなく、生きた人間として改めて認識することになって。

流派の問題じゃないですけど、早い段階で気付いたのは良かった。

そしてクラウゼルで冒険者として活動を始めたレンでしたが……ピンチな人々を助けるために、戦うつもりのなかった危険な魔獣と戦う羽目になったり、慌ただしい日々を送ってますが……充実もしてそうだから良いか。

物語の黒幕に転生して4

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「俺はリシア様を置いて 逃げる気はありませんよ」

 

1418話を収録。

ゲーム第一弾に登場するボス、イェルククゥ。そんな存在と、予期せず早すぎるタイミングで戦うことになったレン達。

同族殺しの罪を犯して強力な封印を施された状態で故郷を追われたエルフらしいですが……追放された先で結局犯罪犯してるので、故郷のエルフの方々はもうちょっと強い封印するとかできませんでしたかねぇ……。

というか、そんな危険人物を外に放り出すな。自国に監獄とか作ってそこに封じてください、どうか……。

 

未熟なうえに、逃走生活で疲弊しているレンとリシアが倒せるかというと厳しい相手。

それでもリシアの神聖魔法による強化と、レンの諦めない心を武器に戦って、致命傷を負わせることには成功。

……したんですが、追い込みすぎた結果イェルククゥが命を賭した抵抗をして、彼の連れていた魔獣と死闘を繰り広げる羽目になっていたのはついてない。

 

危うい場面ばかりでしたが、なんとかクラウゼル家男爵が護送される場面には間に合って、ギヴェン子爵の不審な点を追及。

最後の一手が足りないところを、とある貴族の遣いとして現れた執事エドガーが助けてくれることになって。その助力もレンの行動によって縁が出来たことで得られたものだって言うんだから、運命は巡るというか。

ギヴェン子爵の策略、かなり上手くいっていたので紙一重でしたねぇ……。

目覚めたら最強装備と宇宙船持ちだったので、一戸建て目指して傭兵として自由に生きたい16

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「偽善で何か悪いことがあるか? 俺は俺の心の安寧のためにお前を助けようと思ってるだけだ。世のため人のためじゃない、他でもない俺だけのためにな。それを誰かに批判される筋合いはないね。お前自身にもな」

 

セレナと一線を越えたことで、彼女の親族に挨拶にいくため帝都を訪れることになったヒロ達。

まぁそれ以外にも、仮にも帝国貴族が連邦に寝返ろうとする反逆行為があり……貴族を切り捨てたり、そのまま連邦との戦闘に流れ込んだ結果、連邦の秘匿していた少女を保護することになったりしたので、色々と事情が重なった結果ではありますけど。

 

ヒロイン達の間で協定が結ばれていて、セレナとの関係が変わったことについてクリスに一報が入って……即座に駆けつけたのは愛ですねぇ……。

直球で好意を伝え続けている子ですからね……「私も同じ薬を打ったらいいですか」とまで言うくらい覚悟も決まってるし、ヒロも覚悟を決めてもろて……。

ヒロを巡ってバチバチやってるの、見てる分には面白いのはまぁそうなんですけど。エルマとか酒の肴にしてますし。

でも、セレナと交流してる時にクリスが乗り込んできたって話を聞いた皇女殿下まで乗り込んできて、ノリノリで茶化してくるのはなんだかなぁ。ヒロ達が直近で遭遇した苦労、皇帝の勅令を受けた結果起きてるんですが。

……いやまぁ、茶化しをいれつつもちゃんと宥めたりもしてるし、貴族の流儀に疎いヒロに序列を定めておくことの必要性を説いてくれたし。保護した連邦の名無しの少女と対話しネーヴェという名前を送ったりと、ちゃんと仕事もしてはいるんですけど。

 

そのネーヴェ、連邦で生体パーツのように扱われていた機密を知る存在で……ヒロが保護して、帝国の技術で快復する道筋が経ったわけですけど。

まさか帝都でまで派手に狙われるとは、というか。相変わらずヒロの悪運吸い寄せ力は凄いですねぇ……。ヒロに守られた事でネーヴェがちょっと強火の想いを抱くことになってるし、そのうち刺されるぞ。普通に近接戦闘できるから刺すの難しいけど。

サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごとⅪ

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「自分の力を信じないで、他人の力に頼った奴に……負ける気はないのですよ!」

 

ネイガル監獄の脱獄囚、モニカが前回ダリルを捕まえていましたが、各地で捜査は進み着実に捕まっていったようです。

それでもなお逃げ続けているものが2人いて……そのうちの一人が、ルイスと因縁のある「風の手の魔術師」アドルフ・ファロンであった、と。

 

ルイスにとって心配材料ではあるものの……脱獄囚が大半捕まったことで、厳重に守られていた監獄の結界が破壊されたことが議題にあがることになって。

結界の専門家であるルイスは、国内の重要施設の結界の見直しに従事することに。そのため、アドルフが逃げ続けている中で、家族の元を離れる必要が生じたわけですけど。

かつて誤ったものの、そこから魔法兵団で勤め上げてきたオーエンが留守を任されているの、良いですよね……。

ちゃんと積み上げ続けていたオーエンと、他責を続けていたアドルフとで対比があって良かったです。

 

無詠唱魔術の使い手として知れ渡っている沈黙の魔女のモニカですが……計算に長けた彼女は、多くの魔術式を生み出して「教本に乗ってる基礎魔術の三割に影響を与えている」とか「彼女の研究成果によって何度も教本が書き換えられて、教員泣かせだ」とか言われている周囲のリアクションがあったのはちょっと面白かった。

そういった学術的な才能もあるけど、これまであまり表舞台には出てこなかったモニカ。それは無詠唱魔術を身に付けたほどの人見知りなモニカらしいですが。

「黒い聖杯」を披露したことで、それの正しい使い方を伝えることも兼ねて外に出るようになっているとか。成長を感じる……。

 

砲弾の魔術師の弟子が持って来た、講演会における術式解説の仕事を引き受けたのですが。

そうやって外に出始めていた彼女がそれを受け入れることに。クレスバーン魔法大学で行われるもので。

ハイオーン侯爵領にあることでシリルが登場したり、交友関係のある茨の魔女ラウルも登場したりして。……先代の茨の魔女メリッサも登場してましたが……そりゃ史上最短でクビになった七賢人になるよ……という嫌な納得がある。七賢人こんなのばっかりか。

 

封じられた魔道具を目的にアドルフが大学にやってきて、ルイスを狙った戦いにモニカも巻き込まれることになっているのは笑った。

ルイス、なんだかんだもモニカを認めているんですよね……。無詠唱魔術でどんな状況にも即時対応できるし、速度も命中率も巧み。しかし、身体能力と反射神経はとんでもなく低い。残しておくと嫌だけど、倒しやすいから狙われるって言うのは良くわかりますねぇ。

アドルフ、敵としては格の低い部分はありますけど、あちこちに噛みついていたから因縁のある人が多く、だからこそそれらが跳ね返ってやられることになったのは因果応報ですよね……。

プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
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