うん、さっぱり迫力が伝わらない。
あとはやっぱり説明が足りないというか、原作の「これでもか」って勢いが大分殺されている感じがなぁ。
原作読んでれば補てんはできるけど、アニメ組には辛いような。
なんか、毎回似たようなこと言っているような気もしてきますね。
毎回同じような展開になっていると思うと、嫌なところで安定してしまった感じがします。

たとえば、達也が用意した、ローブとマント。
それは使用者の魔法がかかりやすい補助装備のようなもので。
だからレオは硬化魔法で盾代わりにして、幹比古は精霊纏わせて幻術の媒体にしているんですよね。
得意魔法が云々ってのは簡単に触れられてましたけど。
よその感想サイト見たらあのローブとかは結局何なの? って書かれているところありましたし。
 
カーディナル・ジョージとかなんかたいそうな呼び名あった人も、なんか割とあっさり負けたようにも見えますし。
魔法の見せ方がパッとしないんだよなぁ。
ここまでパッとしないと、逆になぜ少し前の回で、雫の能動空中機雷だけはあんなに丁寧に作っていた(解説していた)のかが気になる。
観客席にいたいつもの面々の「もしかして範囲全体を~」だけで流されていてもおかしくなかったんじゃないかなぁ。
説明パートを厚くするんだったら、決勝の汎用型である特異性の方を描いているほうが親切なようにも思いますが。 

一話丸ごと達也たちのモノリス・コード決勝に充てていた割にはかなりさっぱりした感じで、盛り上がらなかったなぁ、という印象。