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『お前の歩んでいる道は間違いじゃない。因縁の相手に、それを証明してみるがいい。(略)』


一羽と共に断絶した西日本へと忍びこむことになった一樹。
まず、今回言いたいのはなぜP28、29が見開きの挿絵になっていたのかってところでしょう。
そもそも絵にするほど花のある場面でもないし、見開きにするほどの事かと。
だって左半分キャラいませんよ? 背景ですよ?
なぜ編集は止めなかったんだ・・・うっかり計算ミスして2ページ足りないとかってオチだったのだろうか。万一そうだとしてあとがき増やせよ。

閑話休題。
まぁ、一樹たち二人を送り出すことにはしましたが、二人だけを移動させては怪しさいっぱいなので、ほかの学生もとりあえずまとめて移動。
先の戦いの功労者にバカンスを、っていう名目で引っ張ってきたようです。
で、西日本には一羽しか行かないわけで、ここで他のヒロインとのいちゃつきが入ってくるんですよね。
一樹、本当にもう爆発すればいいのに。
不死鳥の魔法とかで一回程度の爆発だったら復活しそうですけど。

日本神話の主神をどうにかしないといけない。
それに嘘はなかったけれど。アマテラスとスサノオ、二柱いるっていうのは聞いてないぞ、と。
まぁ、一羽の契約神魔も思うところがあって、情報を小出しにしているわけですが。
その結果行きつくのがアレなのかと。今回は、潜入作戦結構に一羽だけが行くってことからもわかってましたが、一羽との親睦を深めるエピソードでしかなかった感じが。

ソロモン王として一樹が絆の力を、自らの原動力とするように。
他国の神話の王となる者達も、その力を増すための基盤があるようです。
「支配した土地に応じる」ものだったり、「簒奪することによって力を得る」ものだったり様々ですが。
ひと悶着もありましたが、なんとか問題を解決した・・・と思ったら次の問題が浮上していきつく暇もないとはこのことで。
これまではギリギリ国内の問題の範囲に収まっていましたが。外国の行動がはっきりと表にでてきてきな臭いって話じゃなくなってきてますなー。
さて、こんな状況で王である一樹はどんな行動をとるんですかねー。

魔技科の剣士と召喚魔王<ヴァシレウス>6 (MF文庫J)
三原みつき
KADOKAWA/メディアファクトリー
2014-07-24