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「取引をしよう」
「おまえに屠竜の力を 竜の種族が何より尊び 畏れ 求めてやまない覇者の秘文字をくれてやる」
「それはお前に竜殺しの特権をさずけるだろう あの竜ごときどうとでも誅殺できる力だ」
「だからお前はその石と――『まともな死に方』を差し出すがいい」


雑誌の方でも読んでいるので、あまり目新しいことはなし。
結構丁寧に描いているので、なかなか良作なコミカライズだとは思いますよ。
掲載時から読んでいる身としてはもうちょっとオマケあるとうれしいですけど。

儀式していたところに襲い掛かってきたソス。
アーシャは魔女としてソスの相手をして、晴臣は危険を承知で囮となる。
このあたりは、二人ともしっかりとプロなんだよなぁ、と思います。
逃げた晴臣は、迦具土と出会い、秘文字を手にして、何とか助かりますが。
迦具土の言う通り悪魔の契約に手を出したわけで、なかなか大変なんだよなぁ、今後。

ただ、迦具土が生き生きしている部分とか、原作だとこの時点でイラストの無かった羽純がしっかり描かれているのはなかなかいいですねー。
アーシャ戦闘時は格好いいのに、戦闘以外だとポンコツだからなぁ。
天使、と評されるのも納得な羽純は作品の癒しだと思いますよ。