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「もう・・・大好きな薔薇も触れなくなるのよ・・・」
「いいさ 僕だけの薔薇を手に入れた」


霜月はるか・日山尚のオリジナルファンタジーアルバム『レムルローズの魔女』の世界を描いたコミカライズらしいですよ。
アルバムの方は知らないのですが、結構世界観は面白そうなので手に取ってみたいところです。
時間と懐に余裕さえあれば。・・・いつになることやら。

騎士を目指す薔薇好きな少年、ロシェル。
彼は、魔女の呪いを受けて七日で死ぬ運命にあった。
それは受け入れられぬと、彼は魔女を倒すべく、森の奥にある居城を訪れる。
だが、そこで出会ったのは謎めいた一人の少女だった。

呪いを受けたことで、家族から見捨てられたロシェル。
霧深き森の奥で一人眠っていた少女アンダルシア。
状況はそれぞれ違うけれど。彼らは帰る場所がなかった。

魔女を求めてロシェルは城の中を探したりしますが徒労に終わり。
アンダルシアの記憶はあちこち抜け落ちていて、それが目覚めた時に、魔女が現れて。
元が音楽ということもあって、劇中でも楽曲がキーワードとなるんですが。
コミック発売記念として、巻末にその劇中歌が聞ける特設サイトがオープンされたりもしてます。
・・・1巻でうまく描いていたんじゃないのかなぁ、と思います。
中々気に入りました。

レムルローズの魔女 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
神江 ちず:漫画 霜月 はるか&日山 尚:原作
一迅社
2014-07-25