電撃大王の感想。
・冬川基 『とある科学の超電磁砲』 第72話 BLAU
美琴と食蜂が結託したあの瞬間が一番面白かったんじゃないだろうか。
……あの二人の能力があれば、完全犯罪も容易いと食蜂のお付きに突っ込まれてますが。
記憶を操作出来て、監視カメラにも干渉できれば……そりゃあ大体の事は隠ぺいできそうですな。
学園都市に広まっている新しいアプリ。
インディアンポーカー。ほかの人が見た夢をカードとし、他の人が見られるようになるもの。
そして、謎の宝さがしアプリ。これは、地図上の座標にデータを仕込んでいて、アプリを入れたカメラで撮影すると、報酬がもらえるというモノ。
しかし、表示されるのはお宝ではなく、その場所で起きた事故の画像。しかも、未来に起こる事故すら収録されているという謎さ。
……いまさらですが、学園都市はなんでもありですよね、本当。 

・依川和希 『魔法科科高校の劣等生 追憶編』 第九話 戦争
案外早く先端開かれたなー、という感じ。
風間大尉からの震源と、真夜の手回しもあって、国防軍の庇護を受けることに。
達也がシェルターの外の様子を見に行って。
で、深夜が怪しいと感じる軍人がシェルターにやってきたところで終了。
描かれ方もあるけど、最後のページの顔はかなり怪しく見えた。

・柊暁生 『はたらく魔王さま!』 第34話 魔王と勇者、川の字になる
鈴乃せんせーのよくわかるセフィロト・セフィラ講座。
神学に関してはやっぱり頼りになるなぁ。これが原作最新刊では、トカゲに熱上げてるんだぜ……
いや、エンテ・イスラ時代のエピソードですけど。
「王様になってきっと欲張りになったんだろ」。……これを言う時、魔王はいったいどんな顔をしていたんでしょうか。
どこまでも王として生きていた、誇り高い彼は。

・山路新 『とある科学の一方通行』  
DAがいい感じに腐ってますな……流石、ドロップアウト組。
つーか、警備員もさんざんですよね、コレ。良い人多いのに。
しかし今更ながらに妹達は、生まれからして暗部の実験なのに、他所の暗部からもモテモテすぎないか……

・烏丸渡 『NOTLIVES』 
ラストバトルの開始が、アスタロトによって宣言されて。
参加の資格を持っている、主人公ズは、皇帝紳士たちにVIP待遇で連れていかれます。
余計な邪魔が入らないように囲っている、と三神には言われてますが。
明かされた、このゲームのクリア報酬。
運命すら書き換える力。アスタロトが打たれても無事だったのは、クリア報酬でそれを果たしていたから。
まぁ、不死身になっていたのは、横やり入れてきた皇帝紳士のせいでもあるようですけど。
天宮は、アスタロトと因縁があるようで、会話をしてますが……
その隙に、ラストゲームに参加できない、有馬が侵入してきて三神をからかってます。
三神に情報を与えて、参加できないなりに状況に影響を与えてきてますが。
そろそろ始まるだろう、ラストゲーム。その結末はどんなものになるんでしょうか。
その前に、アスタロトと天宮の因縁についてが先ですが。

・松風水蓮『少女は書架の海で眠る』 第5幕 孤独の訳
教会は孤立しているようで、他所の教会と色々な形でつながっている。
母体となるような大きな協会があって、地方に子供の教会があるとか。で、子供教会の資産は親元の教会が把握しているから、人がいなくなったとしても、蔵書を売るわけにはいかないって事情もあるようで。
異端審問官コレド。原作の『マグダラで眠れ』の方でクースラたちが足取りを追っていますが。
随分といろんなものが見えている変人だったようで。
蔵書を読みふけっている間にまたぞろ何かに気が付いたようです。
とりあえず、よそから来た三人は、クレアの事情を聴き、隠蔽に協力することに。
フィルが、今日中に目録作っておいてね、って審問官から無茶ぶりされてましたけど。
さてはて。隠ぺいの結末はどうなるんでしょうか。とりあえず、今しばらくは教会で過ごすことになりそうですけど。
このままってわけにはいかないでしょうし。

・TATE 『ストライク・ザ・ブラッド』 第27話 そういうことだから
ガルドシュたちの思惑をつぶした古城たち。
ヴァトラーが自分のためだけに生きてて、本当に生き生きとしているなぁ、と思いますよ。毎度のことながら。
浅葱が行動を起こして、雪菜が嫉妬して。
いつも通りの日常が帰ってきたかと思いきや。
なんか別のところではまたドンパチやってるやつらがいますねー。
という訳で、アルディギアの船が沈められようとしている場面が挿入されます。
とりあえず、王女さまが出てくるエピソードはやるみたいですねー。どこまでやってくれるんだろうか。
 
・武中英雄 『境界線上のホライゾン』 第34話
宗茂の降伏勧告。
それを聞いてヨシナオは王として迷っていますが。
戦場にあるものとして。臨時とはいえ副長として。東国無双の娘として。
立ち上がった二代が格好いい。
……とどめを刺さなかった分の借りを返そうと二代が言ってますが……絵の感じからして、西国無双さん、すごく虫の息な感じがしますけど。
「忝い」の駒とか、本気で末期の言葉かと思うような雰囲気で。いや、実際宗茂しばらく寝込んで目覚めないから、奥さんが英国で暴走することになるんですけど。
生徒会かわら版が笑えた。二代は天然のボケ押しで、宗茂は天然のボケ受けと賢姉に評されてましたが……戦闘開始前のやり取りとかまさしくそんな感じだよなぁ。ボケ倒しになる。
まぁ、宗茂は、そのあと武蔵に広まった間違った単語の使い方に巻き込まれ無かったからましなんじゃないだろうか。東もなぜ魔女にあの単語を聞こうとしたし……

・竹葉久美子 『やさしいセカイのつくりかた』 第29話 アトムと空虚
学究の徒に戻る決断をした朝永。
最後に果たさなくてはいけないことを、と職場で葵の相談に乗ってますが。
事情を知っている朝永に対して葵が「頑張って1位を取ろうと思ってます!!」と言ったときの顔のキラキラした感じがかわいかった。
ハルカは、朝永のことを忘れられずにうじうじしていますが。モデル友達に発破賭けられてましたね。
振った相手を見返してやるようないい女になれ、と。これでハルカは少し前に進めるのかな。目的にはなるような気もしますが。
冬子がハルカの悩みを見ながら、自分の想いについても悩んでましたが。
葵が朝永の前では楽しそうなのに、事情を話せてない友人たちの前では沈んでいるのがなぁ。
ここで卒業したいから、と覚悟を決めたのに、こんな沈んでて大丈夫か。
小野田先生と冬子が向き合って、ついに小野田先生の牙城を崩してます。
大人になっても、悩むし迷うんだ、と。過去のことについても、後悔をしているんだ、と。
それでも傍にいるよ、と冬子は言って。さて、終わりに向けてどんどんと状況は進んでいって、決着のついた問題も出てきてます。
やっぱり、最後に残っているのは葵の問題についてですが。
試験を受けての結果は果たしてどうなるんでしょうか。朝永とやりとりしている葵は楽しそうなので、縁は切れてほしくないですけど。さてはて。

・ヒロイチ『艦これ 止まり木の鎮守府』  第六話 鈴谷のキモチ
熊野と霞が昔のスポコンのような特訓をグラウンドでしてますけど。
タイヤ引きってやってるところあるんだろうか。文科系なのでそっちはよくわかりません。
鈴谷と熊野が微妙にすれ違って、お互いになんか悩んでいるようです。
特にタイトルにある鈴谷が葛藤が激しいようですけどね。
摩耶に当たり散らしたり。案外大人な対応してくれましたけどね、摩耶。 
阿武隈がいなくなって空気が思いから、ちょっとイベントやろうぜ、と阿賀野が提案してますが…… 
次の話から掲載誌が電撃マオウに移るみたいですよ。
マオウでの連載開始は、12月27日発売の2月号の予定だとか。

・カスカベアキラ 『エバーグリーン』
休載。