小説家になろう連載作品が更新されたのでその分の感想を追加。
今回は、以下の3作品。例によってネタバレ含むので気を付けてください。

宇井東吾/災厄の寵児
十本スイ/金色の文字使い~勇者四人に巻き込まれたユニークチート~
氷純/詰みかけ転生領主の改革(旧:詰みかけ転生領主の奮闘記)
 
感想を上げる前に、「金色の文字使い」について。
まぁ、見て分かる通り、旧題、勇者四人に巻き込まれたユニークチートですが、書籍化が決定したそうで、『金色の文字使い』と改題。合わせて作者名もシャン翠から、十本スイへと改名。
感想がまとめにくくなったな・・・書籍版は、かなり変更している部分が出てくるそうです。
最終的な目的地は同じでも、WEB版とは別な物語になっていくそうで。オリジナル要素もあるようですし。
イラストがよほど好みから外れているとかじゃなかったら、手を出してみましょうかね。
まぁ、書籍化決定の報告のみで、レーベルとかはまだ明かされてませんが、ちょっと楽しみかな。 
・宇井東吾/災厄の寵児
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「かもな。だが、戦いあそんな言い訳は無意味なんだよ。ああしていれば勝てただとか言ったところで、敗者の言を誰が聞く? 死者の死んだ後の言葉を、一体誰が聞く? 確かに過程が大事だとかぬかす奴もいるが、それはそいつが生きている間のそいつ自身の問題だ。敗者の言葉など戯れ言にすぎず、死者は黙するのみで何も語らない。生者の勝者のみが全てを語り聞かせるだけだ」


・・・死者が死んだらそれは、輪廻転生の輪に載っているんじゃないかと自分で突っ込んでしまい、気に入ったシーンを台無しにした気分。
「アキリア②」から「兄妹喧嘩②」まで。
全56部で連載中。
主人公が復讐っていう譲れないものがあって、そのために行動しているっていう意味ではぶれないから結構安心して読めますね。更新もそこそこ早いし。
魔力持っていることでおごって、魔力無しを無能者と蔑視し排斥しているキャラたちは、まぁ、主人公が無能者っていう視点もありますが、そんな好きにはなれないですからね。ばっさばっさ切り捨てていくのはいっそ爽快というか。ま、主人公手段選ばないから、あちこちに被害出ているんですけどね。
目的以外にも被害出てもカモフラになるからいいか、とか考えるあたり生粋の傭兵というか、復讐の理念の体現者みたいに見えます。
タイトル通り災厄をもたらす存在として、こそこそ暗殺とか仕込みとかに励んでいるわけですけど。
五大貴族も一筋縄ではいかないといいますか、逆に襲撃されたり、協力者が狙われたりしているようです。
さて、「侵食1」で襲われたあの人はいったいどうなっていることですかね。
敵は、五大貴族関係者なのか、それとも第三勢力だったりするのか。
「3年前の事件」っていうのが、なにやら因縁の元というか、多分エルンストが死んだのがそれなんでしょうけど、有るようで。その辺の真実も明かされるのを待ちましょう。
あとは、地味にキャラが増えてきてるんで、キャラ紹介とか作ってほしいかなー。
さっくり死ぬキャラもいるんであれなんですけどね。

・十本スイ/金色の文字使い~勇者四人に巻き込まれたユニークチート~
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「悪いな、ホントは一発くらい受けようとは思っていたんだが、顔を見た瞬間、避けた方が何かと面白いと思った。許せ」
「許すかボケェッ! つうか久しぶりにあったってのに相変わらずのゴーイングマイウェイっぷりだなオイ!」
「当然だ。オレはオレだからな」


第160話「ヒイロ気に入られる」から第181話「よく考えれば幼女ばかり」まで
全184部で連載中。途中番外編が挟まったので、話数と総部数ではずれてます。

アノールドが暴走して、ヒイロの秘密を獣王さんい暴露したりいろいろしていましたが。
そんな折に、ヒイロが情報収集というか敵地視察というか、まぁ、そんな感じで国を訪れるんだからタイミングばっちりですね。
あと、ヒイロが熟語で言葉使っていたから、そういう制限でもあるのかと思ったら、イメージしやすいからなんですね。『触れず』とかも有効って、マジなんでもありじゃないですか。『透過』でもよかったんじゃないかな―。
割と獣王さんとは意気投合して、過去の貸しの関係で王女にも気に入られているようですが、それでも今現在は立つ場所が違うから、と割り切りができているのは覚悟が定まっているから、かなぁ。
まぁ、覚悟と言っても結構自分本位で、上手い飯と珍しい本の為、っていうのがあるんですけどね。
クリスマスイブとクリスマスに頑張って、10話以上上げているので短期間で結構動いたかなー。
代表選出方式で、戦争を行うことになった、魔人族と獣人族。
アノールドやミュアも成長しているようですけど、ヒイロが桁違いだなぁ、とばかりに相手を一蹴。
あそこまであっさりやられるといっそ愉快ですな。
ただまぁ、もうちょっと戦いの描写は頑張ってほしいかなー、と思わないではない。ちょっと盛り上がりに欠けるというか、微妙に引っかかる所が。

・氷純/詰みかけ転生領主の改革(旧:詰みかけ転生領主の奮闘記)
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「ソラ様が禄でもない死に方をしようと、後世の人々に罵られようと、ウチが幾らでも人の役に立つ発明をして、この言葉で評価を覆す」
「――私の師はソラ様だ」


最終章、「第七話 隠れ潜む銀」から、「第二四話 新造船」まで。
全194部で連載中。
二頭同盟に色々と手を打たれて、ソラ達がちょっとピンチかなーというところから、一気に逆転していっている流れの途中。
最終章、ってこともありあますし、そろそろ完結の流れですかねー。
少なくとも、双頭人形をどうにかして、最後に後始末とエピローグっていうところだろうか。
ちょっとおふざけが過ぎるとこがあろうとも、打つ手に容赦がなかろうとも、ソラは仲間にちゃんと信頼されているのがいいですよね。
その立場にある責任とかをしっかり果たそうとしているところには共感が持てます。
とりあえず、そろそろ逆転に関する種明かしの回が来てほしいかなー。