……絶望から希望を見せていく
……希望だけを語るものは楽観主義者であり。
……絶望だけを語るものは悲観主義者だ。
……絶望の淵に、暗闇にあってなお。
……希望の篝火を灯す者だけが大衆をひきつける。
作中のある場面の地の分を引用。
本当は間に台詞が挟まっているんですが、抜粋という事で。
空たちが大衆に向かって宣言する場面なんですが、そのセリフは、是非実際読んでほしいですし。
ニートで引きこもりだが、ネット上では都市伝説とまで言われる天才的なゲーマー兄妹、空と白。
二人で「 」(くうはく)として活動している二人を、ある日、“神”を名乗る少年が異世界へと召喚する。
そこは、国境線すらもゲームで決まる世界だった。
魔法が存在する中、魔法の才もなく、16の種族が存在する中で序列最下位の追い込まれた種族である『人類種』。その王を決める大会が、『人類種』最後の領土で行われているところだった。
中々に痛快と言いますか。
空と白が単体だと、すごいダメ人間なのに、二人そろった途端に、これ以上ないほどの結束を見せるといいますか、本当に、二人で一人とでもいうべき状態を見せてくれるのが凄い。
2人のやり取りは結構好きです。
今回は、異世界で王になるための行動をしていく感じですねー。
まぁ、そのためにやったチェスゲームの最初の奮起させるための宣言はちょっと酷いけど。
そこからの逆転模様っていうのは中々。
最新五巻まで出ていますが、やっぱり面白いですね。