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過ぎたことはやり直せないし、後から都合よく改編することだってできない。
少しでも自分の望む結果に近い未来を手に入れたいのならば、その一瞬一瞬に、最善をつくして生きていく以外の方法はない。

さて、前回最後襲撃を受けたミコトですが。
その襲撃に対する対応の情景と、そこに至るまでの物語。
正直言うなら、面白くは、なかったかなぁ。
文章書いている人が、好き勝手書いているような、印象。

ギブソンとミモザの結婚式、そしてそこに集まる歴代のキャラクターたち。
ゲーム本編では描かれていないけど、確かに繋がりがあるだろう人とか、色々いますしね。
こういうシリーズ間を超えた交流の風景っていうのは中々楽しく読みました。
1とか2なんてプレイしたのPS版でしかも結構昔なんで薄れている部分がありますねー。
プレイし直そうかなぁ。うろ覚えですが、ギャラリーとかがなくてEDの絵が視られないから、やり遂げた感じがないんですよねぇ。シリーズで最初に3から入った人なんで、どうにも、物足りない。
PSPの3・4では夜会話も見られるようになったんで満足ですが、1と2はDSだからボイスとかも削られてるらしいですし…
まぁ、ゲームの話は脇に置いておくとして。歴代のキャラがあちこちに出てくるのは面白いと思いますよ。

ただ、気になるのは、ハヤト以外の1主人公たちの扱いとか、その辺。
こういう展開が面白いだろ? みたいな風情で、ちょっと萎える。
難敵だったボスが復活するとかは王道で悪くないと思うんですが、こう、そこからの展開が。
世界の在り方すら変えてしまった【狂界戦争】に至る話である以上、避けて通れない要素なのかもしれないですけど、主人公たちからの脱落者っていうのはあまり出てほしくはなかったかなぁ。
主人公たちって、色々と敵を否定したり、常識を説く割に、同じ状況になると同じように振舞ったりするんだよね。薄っぺらい。
挫折から立ち上がるっていうのも、王道ですけど、それにしたってなぁ、という思いからどうしても逃げられない。
4までのゲームは問題なく面白かったのに、どうしてこう自分の首絞めるようなことしてるのかなぁ。

…この感情を呑み込んで、続きが出るなら、次の巻までは買います。それで判断する。