秋あにめ感想まとめー。
今回は、 【魔弾の王と戦姫】と【ログ・ホライズン】と【Fate/Stay night UBW 1st】。
【魔弾の王と戦姫】「第九話 雷渦と煌炎」 ~「第十三話 広がる世界」まで
原作は、好きなんですよ、原作は。
アニメはあちこちなんか物足りない感じがして。
オルガとかオープニングにしか出てこなかったなぁ……
まぁ、その辺は原作準拠なので文句ないですけど。
これで無理やりオルガを出すとかになっていたら、庇いようがないですが。
この国大分ボロボロですよね……
大貴族は勝手だし。テナルディエとか大分好き勝手やってるのに、国王は病んだし。
よくもまぁ、これで国として成り立っていたなぁと思わないではない。
戦姫たちの国の王にしたって、何考えているのかよくわからないところありますけどね。
上層部が腐ったりしててもティグルとかみたいに地位が低くても、まっすぐな心を持っている人々がいるから、なんとかなってる感じなんだろうか。
展開がまいている感じで、どうにも残念というか、説明不足な感じが否めなかった。
戦争シーンでも、竜と戦うエレンたちのシーンとか、迫力が足りないのが。
ティグルの弓も凄く見えないし、鼓舞する場面でも凄さが欠ける。 
第一部完までやるのには、一クールでは足りなかったんじゃないのかなぁ。 

【ログ・ホライズン】「第10話 ギルドマスター」~「第14話 カナミ・ゴー・イースト」
……第2クールも始まっちゃったんですが、感想をば。 
10話は結構頑張ったんじゃないかと。
ウィリアムが、絶望のそこにあるメンバーに対し、叫び、彼らを動かした。
まさかあの演説に丸々一話かけるとは贅沢な、と思ったものです。
ただ、個人的にはもうちょっと絶望感が欲しかったというか、失意の中から、自分はダメなギルマスだと。
情けないことを、情けないとわかりながらも、精一杯、腹の底から振り絞って。
あんなに、どこか誇らしげに語っているようなイメージではなかったんですが。
うーん、そこはちょっと残念。
「嫌いな奴とは友達になれないが 戦友は嫌いなままじゃいられない」。 
シルバーソードの一人がそんなこと言ってましたが。
自分たちの道のりを証明するために、勝ちたいとレイドに臨む。
敗北を経て、失って、けれど得たものもあって、積み重ねてきたものの価値は損なわれなくて。
デミクァスの奥さんが大地人だって話は出てましたが。アニメでビジュアルついて、デミクァスとの会話シーンなんかもあって、中々いい人じゃないですか。キャラも立ってるし。
細かい所で言えばシロエのレイド用に出した新しい杖のエフェクトが個人的には好み。
ギルドメンバーのチャット画像が出てくるところも、演出としてはいい感じ。
シロエの名参謀っぷりがいいですねー。腹黒と言われるような綱渡りな作戦ですけど、それを渡り切ったシルバーソードも根性ですな……
アキバは円卓会議ができてからイベント大好きになりましたな……13話はコミックの「にゃん太班長」辺りにあったエピソードのアレンジ版ですかね。コミックままだとてとらとかいませんし。
アキバの魔法陣が消えた、っていう事に関してシロエとアイザックが話をしていて、この辺の会話はいいなぁーと思いました。
……西風の旅団は、モテモテすぎて大変そうですけど。逆にいつも通りで手馴れている感じ。 
ミナミの十席が不穏でならないよなぁ。カズ彦とKRの会話は茶会の絆がいいですねー。 
KRの視点で始まるので、あちこち原作とは違う感じになってますな。
カナミのエピソードですが、大分巻いているように思えます。
カナミがシロエの事を思い起こしたり、 KRと会話したりと、オリジナルの部分を多くしたり。
え、一話でカナミ編終わりですか……? まとめ過ぎじゃない?
年少組のエピソードを丁寧に作るためだと思いたいところですけれど……さてはて、どうなるやら。
 
【Fate/Stay night UBW 1st】「#09 二人の距離」~「#12 最後の選択」まで
ライダーが残念なくらいあっさりやられてから。
暗躍しているキャスターを討つべく、行動を起こすわけですが。
慎二がいい感じでクズいなぁ。
実に魔術師らしく外道を突っ走るキャスター。
いや、確かに外道ですが、嫌いじゃないですよ、あの手段を選ばない感じとか。
ギルが実に楽しそうに王様してるというか、あそこの愉悦コンビは常に楽しそうですけどね……
凛だって、魔術師ではあるんですよね。ただ、士郎が関わっている時楽しそうですが。
人間味があるというか。未熟であるが故とみるべきか。
画が細かくて、作りが丁寧。
最終話のデート風景は、凛が楽しそうで、士郎が振り回されている感じが中々出ていてよかったですねー。
2クール目が待ち遠しい。