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「欲も・・・それを生み出す道具も状況も ただそこにあるだけです」
「そうです 貴方の信念に背かない選択を」

マルコを下した照朝。
しかし、行きつく間もなく敵は行動を起こしてきて。
ベルモンドファミリーの本当のボス。マルコの父親。レオ・ベルモンド。
マルコたちは、ボスを人質に取られたため、いいようにつかわれていたみたいですけど。
価値がなくなった途端切り捨てるあたり、グングニルって組織は相当悪辣というか。
まぁ、「悪の組織」としてはわかりやすいですけどね。

照朝は、織田グループの力を使って悪魔の鍵を解析しましたが、解析不能という結果に。
ただ、一つだけ結果がでたモノを調査するために、クラスメイトの手を借りようとしますが。
そこでさらにチンピラ相手にアクマゲームをする羽目に。
ゲームは、影踏み。
閉鎖空間内で、相手の影の頭を踏めば勝ち。
照朝が最初無謀なことをして、状況を悪化させてましたが。
ハウンドドッグを先に読んでいたらよかったんじゃないのかなぁ、と思わないではない。

無事にゲームに勝利したからいいものの、綱渡りではあったよなぁ。
で、ゲームに勝利したと思ったら、また悪魔の鍵の保有者が現れて、と。
アクマゲームに巻き込まれた時点で穏やかではいられないとは思いましたが、怒涛の展開だな……
その内彼の胃に穴あかないだろうか心配になってくる。
この作品で面白いところは、ゲームの内容が複雑じゃないってところですね。
相手の問いが本当か嘘か充てるものだったり、影踏みだったり。
悪魔が公正なゲームを成立させるからこそ、プレイヤー同士の勝負っていうのが際立つわけですし。