「いいか。今から言う日本語を英訳しろ。『私は所有者の許可なくプールを使ったことを反省しています』」
(略)
雄二が書いていた英文をほぼパクったのだから、間違えようがないはずなんだけど。
「訳してみろ」
「『私は所有者の許可なく貧民層の人々を使ったことを反省しています』」
「貴様は奴隷商人か」
「あ、あれ!? どうしてそんな文章に!?」
短編集第一弾。
巻頭にFクラスの日常編で、秀吉、雄二、明久の登校風景が描かれていますが、後ろ二人は絶対に普通じゃない。
あと、秀頼が8時に登校しているのに、雄二は8時に投降していて、学校に間に合うのだろうか。投降したのちに折檻くらって、飯くって、となると遅刻コースも見えると思うんですが。
掲載は「バカとテストと召喚獣~予習編~」、「僕と暴徒とラブレター」、「俺と翔子と如月ハイランド」、「僕とプールと水着の楽園」、「僕とバイトと危険な週末」の5本。
それぞれの間には「バカテスト日本史/楽市楽座を行った人物の名前」、「文月新聞/明久が1位をとったランキング」、「坂本夫妻の(マル秘)恋愛テクニック講座」、「工藤と土屋の性活小噺」、「~特別コラム~ 鉄拳人生相談」が掲載ー。
各話について簡単に。
「バカとテストと召喚獣~予習編~」
明久がいかにして観察処分者となったのか。うん、これで観察処分で済むんだったら、結構温情があるんじゃないかなぁ。正直、作品全体振り返っても、明久は器物破損の実行犯とかで罰金刑とか言ってもおかしくないけど。鉄人の特別補修とか、肉体労働によって許されているんだろうから、まだ……
「僕と暴徒とラブレター」
明久がラブレターをもらったことが、Fクラスに広まり-まぁ、目撃した雄二が公言したんですが-明久がFクラス一同に追いかけられることになる話。うん、Fクラスのこういう時だけ一致団結できる行動力っていうのはすごいと思う。
「俺と翔子と如月ハイランド」
実績作りというか、「ここで告白するとカップルが~」みたいな伝説を自作自演しようとするスタッフに、翔子に連行された雄二が追いやられる話。おい、明久とかいったい何やっているんだ、というか。うん、まぁ、ここでちょっかい出してこそFクラスのような気もしますが。Fクラスメンバーは携帯壊しすぎだと思うんだ。
「僕とプールと水着の楽園」
罰則としてプール掃除を仰せつかった雄二と明久。掃除する代わりに、ちょっと遊んでもいいといわれたので、いつもの面々を招集したり、いつも通り仲間割れというか死線をくぐったり。秀吉が合宿の時特別扱いされた理由がこんなところに……
「僕とバイトと危険な週末」
ちょっとお金なくて、単発のバイトをすることに。接客の日雇いっていうのは結構チャレンジャーな気がしますがねー。まぁ、あのおやじさんだと、それもありなのだろうか。……恐ろしかった。あのレベルで娘の話題に反応しているとすごく生きにくいんじゃないかなぁ、とか思うんですけど、どーなんですかねー。
