『闇より暗き、深淵より出でし……其は……』
『其は、科学の光が落とす影――!』
幽霊憑きの少年、夏目智春。
その幽霊である幼馴染の少女、水無神操緒。
智春には、有能で世界を飛び回る直貴という兄がいた。
兄は有能だがトラブルメイカーでもあり、智春は色々と巻き込まれてきていた。
高校に通うにあたって兄の住んでいた家を借りることにしたのだが、そこに、兄の知り合いが訪ねてきて。
新しいトラブルの種がやってきて。
兄の通っていた高校には、色々と変人が集まっていて。
生徒会が3つあるという時点でまぁ、すごい事だけど。
悪魔を名乗る巫女、同じように幽霊憑きの生徒会長、トランクの中に封じられていた謎の兵器。
破滅を約束された世界。二巡目の世界に生きる彼らの物語。
まだまだ序章、といった感じですね。
悪魔とか、アスラ・マキーナとかそういう世界を構成する要素に触れていって、智春が学校での立ち位置を決めるところまで。
既に完結しているシリーズで、最後まで読んでいるんですけどね。
悪魔の能力とか、今後の流れも割と好きです。