ico_grade6_3h
晃士郎:ブレイクエンドが背中を向けてから言う。朱香、お前の今の欲望(ねがい)はなんだ。答えられるか?
朱香:真実を、知りたい。
そういうと、朱香は大きく頷いて、一歩前に踏み出す。
「それから、答えを出したい」


第五話アローン・アゲインと第六話ゲット・ダウンを収録。
二巻で情報を得るタイミングが遅かったために後手に回ったPC一同。
プルガートリオが行動を起こして、さてはてどう転ぶのやらと思ったものですが。
……えーっとなんですか、第五話のB級パニック映画三種盛りみたいなカオスっぷり。
あらすじにもありますけど「襲い来る死者の軍団、巨大な機械の兵士、天を衝く巨獣」っていうのは!
ハンドアウトにも乗っていて、目を疑う暇もなかったというか。
しょっぱなから腹筋が痛い。

前回の事件後から、一週間がたち、状況に変化はなし。
美奈子と真、タクミが消息不明に。
殲滅作戦には成功したためUGN京都支部は無力化されたものの、トップがいなくなって『神曲』セル側も混乱の最中。
そして、拮抗していたUGNとFHの勢力が同時に力を失ったもので、京都は一時的に近隣のオーヴァードが蠢く魔都になりかけているわけですが。
なんともまぁ、問題が噴出しまくってどこから手を出したものやら、って感じですが。

弟のためにFHにいるミユキはタクミが行方不明になって、焦っているし。
母とロイスを結んだ友人である真が同時にいなくなった朱香も意気消沈してますし。
晃士郎なんて、反逆しようと思ったはずなのに、復讐相手いなくなったから、「戻ってきたときのために」セルを護羽目に陥ってますし。
九鬼がいつも通りなのが救いかなぁ。

そして、巨大ロボットことブルーナイトのちょろさがすさまじい。
いや彼は彼でかなりキャラ立ってましたけどね。五話のトレーラーもひどかったけど、クライマックスもB級風味でひどかった。ゾンビとロボと怪獣が襲ってくる場面とか。
いや、ネタ色強いですけど、決してそれだけじゃなくて、隠されていた真実とか、朱香とミユキの交流とか、かなり重要な場面もあるんですけど、あのB級トリオのインパクトが強すぎて……

六話はUGN側の重要人物。
ミユキの記憶にもある「十字傷の男」がついに登場。
あそこまでの強敵は中々いない、といいますか。
理念に燃えて、大義のために生きた。FHに居てもおかしくないような、個人主義。
厄介な手合いではありましたね。真が本当にPC1みたいな決意をしていて……NPCのくせに。
至高天にまつわる新しい情報なんかも出てきて、錯綜している感じがありますが。
美奈子がいったい何を考えて暗躍しているのか、が最後の謎なわけで。
ここまで作りこんでキャンペーンできると楽しいだろうなぁ、とおもうんですよね、ホント。