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「あんたのことは哀れに思うよ」
(略)
「目的のためには犠牲をいとわない。仲間の命すら平然と使い捨てにする――その犠牲の中にはあんた自身の命もカウントされてたわけか! 歪みすぎだろ、あんたは!」

連絡の途絶えた妹を心配して第四真祖は、島を出ようとしたわけです。
前回最後に、静寂破りの襲撃を受けて「逃げきれてないじゃん!」と11巻の逃亡の~というタイトルにツッコミ入れた覚えがあるんですが。
一応敵の攻撃をあえて受けてカウンターぶち込むことで、辛くもあの場所を離脱することには成功していたようです。
最も、脱出したときの勢いで海に沈んで、割と危ない所でしたけど。
ヴァトラーが、彼自身のためとはいえ手助けしてくれてよかったね……

今回は、神縄湖の牙城たちがいる儀式を行った側。
そして捜索に赴いた浅葱と戦車乗り、古城と雪菜の三視点がメインで進んでいくわけですが。
古城たちからすると、妹追いかけてきたら変な事件が起きてて、訳が分からないまま巻き込まれたって形になるんですよね。
裏側では、また新しい吸血鬼の古株が出てきたりヴァトラーが暗躍したりしているわけですが。

カインの巫女を崇める一派。聖殲派。
色々と気になる情報は出てきていましたが、古城たち視点で行くと、明らかになったことって本当無いんですよね。
暗躍している人たちが、行動を起こして第四真祖が揺さぶられる展開になっていくんでしょうか。
古城と雪菜が「夫婦か!」とツッコミを入れられるほど、安定した関係になっているのは……今さら、というか何というか。

ストライク・ザ・ブラッド (12) 咎神の騎士 (電撃文庫)
三雲岳斗
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2015-02-10