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タスク「で、でたぁぁぁ! アリッサのおっぱい斬りやぁぁ!」
アリッサ「このまま一緒に師匠を斬ってもいいっすか?」
GM「本来なら多人数に近接攻撃するには特別な《戦闘特技》がいりますが、特別に許可しましょう。ダメージどうぞ」
タスク「いや、GMホンマ勘弁してください(土下座)」

このあたりのやり取りで笑った。気心知れた中で、設定一緒に考えているからこそできる会話だよなー。
ちなみに、別バージョンで、

アリッサ GM、今すぐ師匠を全力で切っていいっすか?
GM(真剣な顔)許可しましょう。特別に追加ダメージ+一万していいですよ。
タスク いや、ホンマ待って。俺が悪かった。戦い終わったら土下座するから、ホンマ許してください。

ってのもあります。追加ダメージ一万って、何百回しねるんですか、それ。
ネタとはいえ盛ったもんだなぁ、みたいな感じが。

さておき本編について。
エイギアの工房都市、アシュラウトを舞台にしたリプレイですねー。
巻末には、アシュラウトを舞台にして遊ぶための"合成術"サプリが収録されています。
サプリ部分が100P近くあるので、3分の2くらいがリプレイ本文になりますね。

アシュラウトは、最近発見されて、入植者とかを募っている、これから発展していく街です。もともとの住人が30人前後で、最近は入植者とかも含めてようやく100人前後まできた、というところらしいです。町っていうには、まだ少ない感じですねー。
世界がもし百人の村だったらを地で行ける場所、というか。

最近まで蛮族の支配下にあったエイギア地方にて発見されたアシュラウト。魔導機械などを駆使して、なんとか侵攻を阻止し、ようやく発見された場所。
そしてこの場所には、合成術という独特の術が形成されていて、その術を用いれば、最終的には飛空船のコアすらも作れてしまう、という魔法の技術。
ま、当然コアを作るためには貴重なアイテムとか集めないといけないわけですけど。

冒険者として、街に赴き、最近開業したばかりの合成術師の手伝いをする、というシチュエーションでのリプレイ。
サプリ使ってプレイした場合は、別の新人合成術師の元に行くという感じですな。

ハイマンのお嬢様、ミザリィ。
その従僕のルーンフォーク、ディスティン。
冒険者でナイトメアのタスク。恥ずかしい二つ名がある、という経歴を振り、漆黒のスケベ野郎と呼ばれているという設定が生えてました。ロールプレイもそれにそっていて、ツッコミはいるとこまでワンセットになってましたねー。
で、そんなタスクを師匠に持つ人間のアリッサ。タスクへのツッコミ役。

素材アイテム集めて、街を発展させたり、新しい武器やらアイテムを作るっていう場所なので、スカウトとかレンジャーが多いと良いらしいですねー。
実際に4人中3人が、スカウトかレンジャーもってますからねー。

サプリ込のリプレイなので、ちょっと説明が多くなりがちというか、物語のオープニングを見せて終わり、な感じ。
その辺はちょっと物足りないかなーと思うけど、アシュラウト入門書としては上々だったんじゃないでしょうか。