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「あなたは、大切なことを忘れてる!」
(略)
「では、お前は違うというのか!」
(略)
「僕は、大切なものを見つけたから!」


エピソード1、完結。
とりあえず、しばらく暗躍していた灰色名詠の敗者との決着がつきます。
それ以外で暗躍しているらしい、シャオたちの謎は持越しになりますが。
まぁ、クルーエルの抱えていた問題も同時に解決しているから、ひとまずは安心できますね。

アマリリス。クルーエルの中にいる真精。
彼女は彼女で色々と思うところがあるようですけれど。
ネイトを認めないといい、信じられるのかと問いかけ。
彼女なりに、クルーエルを大事にしようとしている感じはします。

それにしても、倒れたクルーエルのために、無茶をして、傍に居ようと行動できるクラスメイト達の団結力がすごいなぁ。
ミシュダルも、過去が明らかになると、なるほど失敗し、敗者を自称したくなるのもわかります。
けど、それでも。
巨大な力に対して、ちっぽけな自分のまま向かっていくネイトの姿を見ると、若さだとか懸命さだとか、そうしたものの大切さがわかりますなー。
迷っている暇はない。大切だから、行動しないといけないのだ、という無鉄砲さが心地よい。




シリーズ感想
黄昏色の詠使い イヴは夜明けに微笑んで
黄昏色の詠使いⅡ 奏でる少女の道行きは
黄昏色の詠使いⅢ アマデウスの詩、謳え敗者の王
黄昏色の詠使いⅣ 踊る世界、イヴの調律