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「そう 物事には表の意味と裏の意味がある 寄り添う二人には常に別離の不安がある」
「「魔術師」は新しく創造をするがそれをペテンと嘲笑う群衆の視線は避けられん」
「真に新しいものはいつの時代も多かれ少なかれ嘲笑を受ける それは「創造」の運命だ」
「カードに配置するという事は つまりお前がその人物を そのカードの裏の意味まで背負うに足る人物だとみなしているということだ」

レグナが確かにエンジェルなんだよなぁ、と。
純粋無垢というかアレは純粋培養な感じがしますけど。作られたもの、という印象。
自分の知らなかった事を知ろうとしたり、悪意に触れたりして、迷っているエンジェルはいったいこれかどーしますかねー。
頭が硬いレグナに、カードに合わせて連想するとか結構難しい気がしますけどねー。
18話で、内心でこう叫んですましね。

「おそらくランテは「愚者」のふりをした「何か」だ」
「・・・ だから!! その何かが分からんのではないか!!」


さてはて。事の発端だった「殺意」の持ち主は結構おとなしくしているようですけど、どーだか。
案外殺意の行先エンジェルだったりするんじゃないかなー。
神託がどういう者なのか、よー分からんので適当吹いてるだけですけど。

夢の中での賢者とレグナの問答とかも結構気に入ってます。
カードの表の意味と裏の意味。
ランテは愚者なのかどうなのか。
個人的には気に入っているキャラクターなんで無関係であってほしいように思いますが。
レグナが感じた影とか、そもそも過去の出来事とか因縁的に、全く無関係ってわけにもいかないんだろうなぁ、とは思いますけど。

この国、結構歪な形しているように思うんですけど、それはやっぱり元老院の庇護下にいる「エンジェル」の視点だからですかねー。
側近たちにもいろいろと思惑はあるようですしねー。
絵も好きですけど、話も結構気に入っています。迂遠なところはあるかなーと思いますが。

過去の大人たちの話もちらほら出てくるようになって、キアンの本性はいったいどこにあったんだろう、とか考えますけどね。
あとは、キアンを神託士として抱えていた、前王はどうしたんでしょうかね。

カバー裏のネタが笑えた。さすがだダンテ・・・。
 5巻の予告の文言にありましたが、「そして神託士とはそもそも何なのか」。
その辺にも触れられていくんですかねー。
レグナのパパのターンになるとか。
1年が遠く、待ち遠しいですねー。