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「実はそうなんです。今まで黙っていましたけど」
ここぞとばかりにアイーシャは胸を張った。
「わたくしもおふたりと同じで、神様の力を持ってる人なんですよー!」
「なんという――バカげた話だ……」
「そういえば聞いたことがあります。悲劇がゆきすぎると喜劇になる……西洋ではこのような考え方があると……」


最終章突入……の前に。
魔王たちの過ごす日常が挿入されています。
大体どっかしらで公開していたやつの再録なので、目新しさは薄い。

護堂はそろそろ覚悟を決めて魔王様街道爆進してもいいんじゃないのかなぁ。
まぁ、最終的に破壊されてしまうとしても、あの常識人ぶりたい所がある分ドニとかよりは幾分かマシ……なんじゃないかなぁ。
それを取っ払った時、どうなるのかが怖くて仕方ないですが。

まぁ、描き下ろしで描かれていた、あの魔王さまたちの交流風景には笑った。
アイーシャ夫人は本当ろくなことしないな!
魔王様たちは大体ロクな思考や行動をしませんけど、あの人面倒な方向にしか物事転がさないポリシーでも掲げているんですか。
そして護堂の姐さんの方もなんか覚悟決めて内ゲバする気満々みたいですが。
どっかしらがコンビ組んで暴れたりするのかなぁ、とか思った時もありました。
本当に自分一人残ればいいやみたいな大戦に発展しそうですけど、これどう収拾つけるんだろう……