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「籠目純。お前、何のために強くなって、何のために戦いたい?」


雑魚扱いされているメンバーの育成プランを考えた笹宮。
そして、またその計画に参加することになる少女が一人。
雑魚能力育成計画は、笹宮の一存での企画ですが、それ以前にも強くなるためのプランって言うのは組織として考えていたみたいですね。
単純に、弐つの能力を得られるのかどうかなんて実験もあったようで。

前回は、3センチ物体を動かすだけの能力でしたが、今度は小鳥を出すだけ。
とは言っても、特殊な実験の結果能力が変化したための結果で。
今回の能力については、うーん、これはありなのかなぁ、と首をかしげる感じ。
検証の結果わかったのは、割ろ有用なものだと思うんですが。

琴音が笹宮に懸想しているのがどうにも。
いや、ただ一人認めてくれた相手という事でそういう流れになるのはわからなんでもないですが。
なーんか、それっぽい要素と展開があればいいんだろ的な、作り物感じがあるんですよねぇ。
笹宮が一人で突っ込もうとしたときに連れていってくださいというとか、状況判断としてどうなんだろうと思ったり。
1巻は文章に難あれど割と楽しい勢いがあったんですが、今回はちょっとブレーキ掛かってしまった印象。