
「理想は理想だ。現実じゃない。だからどこか嘘くさい」
八幡との会話を最後に、奉仕部に来なくなった由比ヶ浜。
平塚先生は、継続の意思がないなら居ても仕方ない、と雪乃と八幡に「人員補充」の指示を出す。
まぁ、これは先生なりの思いやりというか、行動を起こせずにいる二人を動かすための言い訳ですが。
「今の君たちなら自らの力でどうにかすると思っていた」と零してましたし。
元気がなかったから、と遊びに誘ってくれるあたり戸塚がホント良い子。
あと八幡はシスコンの気が強すぎる、というか。
小町は結構強かですよねぇ。八幡の妹なのに。いや、だからこそ、なんでしょうか。
部室に来なくなった由比ヶ浜。
もし、今後来なくなったとしてもこれまでの時間がなくなるわけではない、とタイミングも合っていたから誕生日を祝うことに。
どうにもこの二人タイミング悪くて、由比ヶ浜の誤解を深めたり、雪乃の姉と遭遇したりしているわけですが。
陽乃さんは、どうにも胡散臭いなぁ。いや、面白そうな人ではありますが。
途中材木座が入ってギャグシーンがあったような気がしますが、見なかったことにしよう。
あの場面はどれほど必要だったんだろうか……
まぁ、準備をしっかりやって、言葉を尽くして、とりあえずは元通り。
助けた助けられた、なんてスタートは横に置いておいて、新しく始めよう、という終わりは青春してるなぁ、という感じが。
最後には、ボーナストラックとして、ドラマCDの再構成文章が掲載。
由比ヶ浜のバースデーパーティーの様子が描かれています。
……要所要所で、平塚先生が登場して「結婚したい」と出てくるのが、お約束になってきているのが辛い。