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「誰かを貶めないと仲良くしてられないようなのが本物なわけねぇだろ」
(略)
「……けど、そうやって偽物だってわかってて、それでも手を差し伸べたいっておもったなら、そいつは本物なんだろ、きっと」

夏休みに突入。
「休みは、休むだろ」という方針で、ぼっちライフを満喫しているあたり、八幡がぶれなくて、いっそ安心します。
小町の参考にするために過去の作文やらを引っ張り出してますが。
夏目漱石の「こころ」を読んで、あぁもマイナスベクトルの解釈ができようとは。
これはこれで一種の才能なんじゃないだろうか。
突き抜けすぎてて、評価はされない類だし、これを才能と呼んでいいのかは疑問が残りますが。

彼はぼっちライフを満喫しすぎじゃないですかね……
いや、今の自分を肯定してるから、主観的には問題ないんだろうけど。
彼なりに充実した時間を過ごしていたら、平塚先生の策略によって外に連れ出されて。

奉仕部の課外活動として、こき使われる羽目に。
千葉村で小学生がやるキャンプのボランティアスタッフ。
ただ、奉仕部の三人だけではなくて、内申加点してもらえると聞いたからとか、ただでキャンプに交じれるから、とかで葉山たちのグループも参加しています。
雪ノ下と三浦の犬猿の仲っぷりも相変わらずですね。思わず現実逃避している八幡は悪くないんじゃないかなぁ。

スタッフとして接しているなかで、孤立している少女を見つけて。
どうにか輪に加えられないものか、と思案していますが。
八幡の提示した方法が本当ななめ下過ぎて……一歩間違えたら大参事な気がしますが、よく葉山も乗ったものだな。
解決はしなくてもとりあえず解消はするだろう、という答え。

それを見て葉山は何か思うところがある様子。
いつもは戸部たちと同じように「ヒキタニくん」と間違えて読んでいるのに、「比企谷君」と読んだ場面。
あそこで、何かが変わったんだろうなぁ、という感じ。
八幡もそれを感じているようでしたが。
なんとかボランティアも終わり戻ってきたと思ったら、ここにきて、終わったと思っていた事故の話がまた出てきて。
意外なところでつながっているなぁ、おい……